実は正直申しまして、
クラシックの音楽を日頃からする上で、
「感情をこめる」という言葉を使うのを避けていた時期がありました。
以前の記事(およそちょうど一年前)に、そんな内容を書いたこともあります。
http://blog.goo.ne.jp/pianist-gensegawa/e/fb850c27ce1fb46469b26de5256fee15
しかし、
実は最近になって、実地のレッスンが . . . 本文を読む
江東区青海(モノレール「ゆりかもめ」に乗って「台場」の先)
にありますテレコムセンターにて、
9月24日(水)のお昼12:05より
「アトリウムコンサート ~音が翼をもつとき~ 秋麗の候 ヨハネスの庭 No.7」
に出演させていただくこととなりました。
http://www.tokyo-teleport.co.jp/event/index.html
このアトリウムコンサートは、今回を数えまし . . . 本文を読む
2008年の今年は、
クラシック音楽業界においては、
20世紀を代表する大指揮者の一人
ヘルベルト・フォン・カラヤンの生誕100年を記念する年
として、彼の名前がよく取りざたされています。
今日は、
そんなカラヤンに関連するコンサートへ行ってきました。
コンサートというよりも、
レクチャー・講義を主体としたものでした。
レクチャーを担当するウィーン・フィル楽団長のお話
(このレクチャー・ . . . 本文を読む
ふと、ひらめいたのですが、
(オリンピック400mリレーのドキュメントを見ながら?)
ブラームス、最後期の作品、
《クラリネット・ソナタ 変ホ長調Es-Dur op.120-2》の
第II楽章が、
どんな音楽なのかな、というのが、見えた・聴こえた
気がしたのでした。
「変ホ長調」の3楽章構成のこのソナタにおいて、
唯一の「短調moll」の楽章が、この
「第II楽章 変ホ短調es-moll . . . 本文を読む
先日、長野県松本市の名物、
サイトウキネン・オーケストラを聴きに行ってきました。
このオーケストラ=フェスティバルの魅力はやはり素晴らしいもの、
小澤征爾さん率いるメンバーの団結力は、
他ではなかなか見ることのできない
一種独特の巨大な魅力を放っているのだと思います。
今年のサイトウキネン・オーケストラでは
シンフォニー・コンサートの最後に
グスタフ・マーラー作《交響曲 第1番 “巨人”》が . . . 本文を読む
先日、
音楽情報の小冊子『ピアノの本』200号に
インタビューを掲載していただきました。
この『ピアノの本』は、
草思社クリエイティブさんの手がける音楽情報冊子で、
日本全国のさまざまな音楽店舗に置かれております。
また、今回で創刊「200号」を数え、
なんと33年!!という長い年月を通して
刊行され続けているものとのことです。
この場をお借りして、
『ピアノの本』200号刊行のお祝 . . . 本文を読む
今思い返してみれば、
おそらくは自分のドイツ留学の後半期あたりから、
ショパンやラヴェルの作品をくまなく勉強してみたり、
ベートーヴェンの《ピアノソナタ》の全曲演奏会の頃から、
巨匠の作品達を通じて、
あるひとつの世界観に出会い、それが
自分の中で、現実味ある想像力をもって
大きな位置を占め始めていきました・・・。
簡単に言ってしまえば、
それは「来世を思う」という、きっと誰しも心の内にある . . . 本文を読む