今し方また夢に亡き父が現れました…場所は実家の音楽室、男性の生徒さんとレッスン中、(ちなみに今朝これから本当にいらっしゃる予定の方(笑))突然、父が部屋に入って来て…我々はビックリ…(亡くなっていることが分かっているから)まさか、自分一人にしか見えてないのだろうか!?確認のためにも声を出して、「オパさん、来ちゃいましたね」と言ってみたら、生徒さんも「ですね」と答えてくれる…確かに二人に見えていると . . . 本文を読む
父曰く、
あの偉大な女流ピアニスト、マルタ・アルゲリッチのとある話。
ピアノの鍵盤を拭こうとした時、彼女に止められたそうです。
「鍵盤を拭かないで!滑りやすくなってしまうから!」
と言ったのだそう…
なのでわざわざ、ピアノ周辺の埃を今一度鍵盤上に撒くようにして、元に戻したとか…
後にも先にも、こんなピアニストは聞いたことがない、
とのお話でした(笑)
ϗ . . . 本文を読む
父の警句…
「酒を飲んでピアノの練習をしないように…」
「あの名手ジョルジュ・シフラは、息子を亡くしたショックから酒浸りになり、もう戻れなくなってしまった…酒を飲まずには舞台に上がれないようになってしまうのは恐ろしい…」とのこと…
だそうです…
酒と舞台人…時々きく話ですね…
♪ . . . 本文を読む
【ピアノ調律師の仕事っぷり】
誰もいない、空のホールで
ピアノの下にもぐりこみ
ピアノの下に寝転び
力の入りにくい体勢で
なかなか大変そう・・・
ご苦労様です。
ピアノ調律師の仕事というのは、
単に音合わせをするのみの仕事でなく、
時にはこのように体をはって!?の
重労働でもあることを、これらの写真が物語って . . . 本文を読む
某少年は幼少をヨーロッパで過ごしました。
10代前半の頃、
パリのシャンゼリゼ劇場にて、
あるコンサートに出かけ(←連れて行かれ!?)
そこのロビーにて、ある夫人に会いました。
父から紹介されたのは、この方は、あの大ピアニスト、
ルビンシュタインの奥様でいらっしゃるとのこと・・・!!
少年とて、もちろんルビンシュタインの名を知らないわけはありません。
そして少年は、勇気を振り絞って、夫人に . . . 本文を読む
1980年代、
ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル氏のミラノ・コンセルヴァトゥーリオでのコンサートの話。
リヒテル氏が会場へ到着したのは開演時間10分過ぎ。(←すでに遅刻、笑)
そして氏はなんと楽屋で、コンタクトレンズを落としてしまったと・・・
その日の担当調律師である父は、先生と一緒に楽屋の床に這いつくばり、
コンタクトレンズを探し回る・・・なかなか見付からない・・・
探し続け . . . 本文を読む
オペラ座の経営・・・
「金食い虫」とも呼ばれる「オペラ」・・・
考えてみれば、想像を絶する大変な経営なのではないでしょうか!?
ヨーロッパには昔から
各都市や町に、無数のオペラハウスが存在しています。
そんなオペラハウスは、いつも経営が順調であるはずもなく・・・!?
父曰く、
時にオペラ座が大きな赤字、経営難に陥ったときには
ある常套手段があるというのだそうです・・・
そんな時 . . . 本文を読む