音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆バッハの音楽の魅力の秘密は

2010年09月26日 | バッハ J.S.Bach
「クラシック音楽の父」 とも称されるJ.S.バッハ。 この人の音楽が、なぜこのような呼ばれ方をするのか、 その理由には、 バッハの音楽における「バランスの良い=自然な・無理のないハーモニーの進行」 を挙げることが出来るのではないか、と、ふと思いました。 バッハ以前、そして以後においても、 「ハーモニー」というものは使われています・存在しています。 では、 数多くの音楽があって、 「大バッハ . . . 本文を読む
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◆シューマン《謝肉祭》の終曲前《Pause》の日本語訳の問題 ~ 「休憩」「休息」ではなく「幕間」

2010年09月18日 | シューマンRobert Schumann
R.シューマン作曲のピアノ曲《謝肉祭 op.9》 終曲《フィリシテ人に対抗するダヴィッド同盟員の行進》のひとつ前は、 原題で《Pause》という曲名が作曲者により付けられています。 《謝肉祭》全体を聴くと、 この音楽のパッセージは以前耳にしていたと思い出されるはずで、 それは《謝肉祭》の冒頭《Preambule(前口上)》の後半部分に ほぼ全く同じ音が使われていて、そこでは 次の曲《Pier . . . 本文を読む
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◆ベートーヴェンを一文にまとめ ~ 先人の教え・伝統・未来を志向・自己鍛錬

2010年09月14日 | ベートーヴェン Beethoven
ーーーーーーーーーーーーーー その生涯をたどってみると、実は 彼ほど先人の教えや伝統に学び、 歴史的な激動の時代に常に未来を志向しながら、 自己を鍛練し成長させ続けた芸術家はいない。 ーーーーーーーーーーーーーー 青木やよひ著『ベートーヴェンの生涯』「はじめに」より抜粋 ♪ . . . 本文を読む
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◆美術館 ~ 「本物・現物」に触れる醍醐味 ~ ゴッホの黄色

2010年09月07日 | ◆一言◆
久しぶりに、 美術館を訪ね歩きました。 世田谷美術館 予め訪ねる予定ではなく、偶然ふらりと立ち寄り、 思い立って中へ入って行ったのですが・・・ いやはや、面白かったです! 百年くらい前の絵描きの人々が描いた 「本物」の「生(なま)」の「現物」が 自分の目の前にあるということ・・・ この「ライヴ感」こそが、 人が自分の足で、ある美術館を訪ね、 自分の目で美術作品を見る醍醐味なので . . . 本文を読む
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◆シューマンの音楽における「オイゼビウス」の見付け方

2010年09月04日 | シューマンRobert Schumann
作曲家シューマンの二面性を表す二人の人物、 これが、 「フロレスタン」と「オイゼビウス」 彼等二人は、 シューマンの音楽に触れる時、 頻繁に顔を出すキーパーソンのようでもあり、 シューマンの音楽を理解し・感じ・愉しむに当たっての 大事なコツのように思えます。 そんな「オイゼビウス」の見付け方を思ったのですが、 シューマンの音楽において、 ●音やテンポが「静か」で、 ●アルページオが基盤 と . . . 本文を読む
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◆シューマン《ロマンス op.94》に見る年齢を重ねたオイゼビウス

2010年09月04日 | シューマンRobert Schumann
先日の記事では、 シューマン作曲の後期作品 《ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 作品105》に 作曲者と共に年齢を重ねた「フロレスタンの姿」が垣間見れたよう、 ご紹介いたしました。 フロレスタンとオイゼビウスという二人は、 シューマン自身が執筆活動するに当たって創った 自身の異なる面をそれぞれ反映させた架空の人物です。 単純に言ってしまえば、 情熱的・熱血漢のフロレスタン 内向的・瞑想 . . . 本文を読む
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