2010年、
クラシック業界にとってのビッグイベント、合わせて、
作曲家本人の「生誕200年」という記念すべき年に重なって開催された
「ショパン国際ピアノコンクール in ワルシャワ(ポーランド)」が終了しました。
数多くの世界に活躍するピアニスト達を
半世紀以上に渡って送り出してきた
歴史深く存在感の大きなこのショパンコンクール、
今年2010年の優勝者は、
マルタ・アルゲリッチ以来の女流ピ . . . 本文を読む
. Ferruccio Busoni (4,1,1866 - 7,27,1924)
ピアノ演奏において、
(ピアノに限らずも)
「豊かな響き」ある音が出せたら、
いいものですよね、皆のあこがれ。
それに関する、
眼からうろこの興味深い文章をひとつ、
ご紹介したく思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「或る時、私は . . . 本文を読む
クラシック音楽における和声・ハーモニーに関する専門用語で、「ナポリの6」と呼ばれる、ある魅力的な和音があります。数字を省略して「ナポリ」と呼ばれることもありましょう。それにしても、イマイチ分かりづらいのは、なぜ「6」という数字が付くのか!?ということ・・・この疑問を持っている人は、きっと多勢いるのではないでしょうか!?(自分を含めて)そこで、ちょっとじっくり考えてみて、まずは簡略にまとめてみるよう . . . 本文を読む
今年2010年、
ショパン生誕200年の記念すべき年に行われる
ポーランド・ワルシャワにおけるショパン国際コンクールが
今、実況中継されており、それを聴いています。
"http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/online/broadcasting"
世の中、色々な音楽が溢れており、コンサートの数も沢山。
されど、
5年に一回のクラシック音楽ピアノ業界に . . . 本文を読む
ショパン作曲
《ファンタジー(幻想)・ポロネーズ 変イ長調 作品61》は、
「ピアノの詩人」とも呼ばれる作曲家ショパンにとっての
生涯最後の、大きなピアノ独奏作品となりました。
(ちなみに
最後の作品は、op.65の《チェロ・ソナタ》
op.61からの間は、全て独奏曲ですが、
op.62は《2つのノクターン》、
op.63は《マズルカ集》、
op.64は《ワルツ集》、あの有名な《小犬のワルツ . . . 本文を読む
ノーベル賞の話題で
今年も世間は盛り上がっているようです。
そんなある番組を見ながら、ふと気付いたことがありました。
Alfred Nobel(1833.10.21.-1896.12.10.)
ノーベル氏の生没年、
我々クラシック音楽に携わる者にとっては非常に重要度の高い
とある大作曲家のそれと、とっても近いことに気付いたのです。
それは、ブラームス。
Johannes Brah . . . 本文を読む
パソコン内の写真を整理していたら、
ちょっと、
とんでもなく・面白い(!?)写真が出てきてしまったので、
公開してみようかと思います。
(←クリックで拡大)
分かりにくいかもしれませんが、
これは、コンサートの本番、演奏が終わって、
観客席からの拍手を受けている時の
舞台上から撮影してしまったものなのです。
コーラスとオーケストラでの本番、
曲目は、L.バーンスタイン作曲の《カデ . . . 本文を読む
◆クラシック音楽道場◆
~ 音楽家・ピアニスト 瀬川玄 主催 ~
今回10月13日のクラシック音楽道場では、
最近の私の勉強・研究成果があった「ピアノの鍵盤上での歌い方」について
実演を交え、皆様のご意見・ご感想、そしてリクエストを含めて
会を進めてみたいと思っております。
また、
今日世界の裏側でリアルタイムに行われている
クラシック音楽業界における一大イベント
「ショパン国際ピアノコ . . . 本文を読む