音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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後期ツェルニー成熟の音楽性!?《30番op.849》《160の短い練習曲集op.821》 ~ 2月24日(日)のつぶやき

2013年02月25日 | 音楽(一般)

先日、家の楽譜棚からツェルニー《160の短い練習曲集(8小節の練習曲) op.821》という楽譜が偶然見付かりました。見てみたら凄い!真面目な練習に効果大!?日本で《ツェルニー30番》と呼ばれる曲集が《op.849》なので、両者は近い時期に書かれているかも!?どちらも研究の余地あり!?


ツェルニー《30番op.849》は、数人の生徒さんに薦め一緒に勉強しています。無理なく、精密な音楽性やテクニックを習得するのに最適な練習曲集と思います。しかし中には難しいものも!?《短い160練習曲集》を併用させたら、更に効果アップ!?と期待が高まります♪

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ツェルニー《30番op.849》や《160の短い練習曲集op.821》は、書物を含め千曲近い作品を残したというツェルニー先生にとっての「後期の作品」と言ってよいでしょうか!?熟練の作曲家の風貌が《練習曲集》に確かに刻まれているように感じられます。ツェルニー侮りがたし!です


ツェルニー《160の短い練習曲集》で興味をひかれたのは、冒頭に「一曲を最低8回は繰返し練習すべし、すると大きな練習曲となるから」という注釈があったこと。1曲8小節を繰返し回数をかけて丁寧に手中に修める練習は、実に効果の高い方法と思われました。色々やってみたいです!



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