音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆メンデルスゾーンの「辻音楽師」!?

2017年02月15日 | ◆一言◆

メンデルスゾーン《無言歌35番 op.67-5》
初見の感想・・・

寂しい・・・もの悲しく、
痛切なメンデルスゾーン節も健在(←!?)ながらも・・・

この雰囲気は、他に心当たりがあり、
調べてみると・・・

シューベルトの名作歌曲集《冬の旅》の
最後の曲《Der Leiermann辻音楽師》

・・・メンデルスゾーンは、間違いなくこの曲を知っていたであろう、

それを自身の無言歌にも採り入れたであろう、

ファーストインプレッションではありますが、
そう感じられて仕方がありません・・・

両者の共通性、具体的には、
冒頭の前奏を見れば一目瞭然、
どちらも「空虚五度」の左手伴奏から音楽が始まっていることです。
まさに、虚(うつ)ろな・・・音楽性です・・・

この曲集《無言歌6集 op.67》は、
生前のメンデルスゾーンが出版した最後のものだそう・・・

問題は最後(最期)を意識していたかどうか!?

・・・もっと研究せねば・・・です





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