音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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「ドビュッシーの<フランスの作曲家>としての自覚と独自性<全音階>」 ~ 6月22日(金)のつぶやき

2012年06月23日 | ドビュッシー Claude Debussy
19:11 from Keitai Web ドビュッシー作曲《Image1》2曲目《ラモー讃歌》は、ドビュッシー自身のフランス人作曲家としての強い自覚を表現した曲なのかもしれない!?と、思いました。偉大なる先人フランス人作曲家達の後に続き、自分も生きてゆこうとする宣誓と決意の静かな現れ・・・!?19:16 from Keitai Web 《ラモー讃歌》の中にはしかし、過去の伝統的な音楽(例えばサラバンドという舞曲のリズムや、教会旋法の使用など)だけではなく、しっかりと20世紀ドビュッシー自身の自己主張も加味されているよう。好んで使い始めた「全音階」が、しっかりと曲中に登場します。19:23 from Keitai Web それにしても!「全音階」というのは、本来は「不快」なものなのでは!?とも思われました。なぜなら全音階の中には、完全4度や5度などの自然倍音に関係する音程が無く、それどころか増4度・減5度(別名「三全音Tritonus」)という「悪魔的」な音程を有している・・・19:31 from Keitai Web ゆえに「全音階」を「美しい」と感じることは、悪魔に魂を売り渡している証拠!?(爆弾発言!?)19:42 from Keitai Web ・・・まさか・・・ドビュッシー自身その危険(全音階を使用すること)を知りつつ、全音階と調性を渡り歩いた!? 《Image2巻》にそれが顕著に現れ始める!?19:50 from Keitai Web 我々の周囲にある自然界は、不協和音だらけ。しかし作曲家が「全音階」を使用するということは、自然界にある悪魔的な要素を抽出している、ということになる!?20:08 from Keitai Web ドビュッシー《Image2巻》では「全音階」が出てくる割合が、それまでドビュッシーが作ってきた作品よりも、ずっと多くなってきているようです。1曲目《葉ずえを渡る鐘》なんて冒頭1頁まるまる全音階のみ!しかし次第に調性のある和音が現れるようになる・・・その美しさたるや!!by pianistGS on Twitter

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