毎度・・・クラシック音楽道場では、当日に演奏する曲目を事前に公表していないのが、新しい人が来にくい要因の一つになっているとも思われ、反省されます・・・明日は、
明日は、バッハ《パルティータ1番》、ベートーヴェン《ハンマークラヴィア》より一部、ショパン《ソナタ2番》より一部を演奏いたします。ギリギリまで演奏する曲を考えるのは止めにして、もっと事前にプログラムを発表できるよう、がんばりたく思います♪(明日以降!?苦笑)
ちなみに来月、4月8日のクラシック音楽「調性」道場では、シューベルト最後のソナタ《D.960》より一部を弾くことをここに宣言いたします。思いきって!(ドキドキ)・・・他の曲は考え中・・・明日次第!?です。
あ~ぁ!言っちゃった。こうでもして自分に負荷をかけないと・・・と思ったのです。
ベートーヴェンが「ppp」と楽譜に書いている時、これを「神秘的な静けさ」と解釈することがよさそう、と今、言葉がまとまりました。「p」が「3つ」。「神秘的」という言葉は、西洋文化の持つ「3」という数字の意味にピタリ当てはまります。
ベートーヴェン《ハンマークラヴィア》I楽章の最後のffの直前が「ppp」。《ワルトシュタイン》あの有名なオクターブ・グリッサンドの直前も「ppp」。《熱情》のI楽章の最後が「ppp」。etc...色々あります。(↑どれも大曲ばかり!?)
・・・そう考えていたら、案外、最後のピアノソナタ《op.111》には「ppp」という指示は無いようです・・・ ふぅん・・・無いんだ・・・こんなにも神秘的な音楽なのに。もはや、神秘そのもの!?だから「ppp」と書く必要は無いとか!?
そしてベートーヴェンは!結構意外なことに「fff」という指示は(今の私の知りうる限りでは)一つも使うことは無かったようなのです。あのベートーヴェン!が書いたのは「ff」まで・・・それぞれの作曲家の書くダイナミクス幅は興味深いものです。
そしてショパンは!「fff」まで書いています。人生に数度。10回前後でしょうか。ゆえに、ベートーヴェンよりも幅が拡がっている・・・ 少しずつ進む西洋音楽の発展の様子の一部が、作曲家の書くダイナミクス幅からも見えてくるのかもしれません。