ノーベル賞の山中教授曰く「30代の研究者は、実験方法については一生懸命やってきて上手になっていると思うが、それ以外の様々な点についてはまだまだ未熟な人間です」と・・・30代のクラシック音楽家として、肝に命じたい言葉と思いました・・・
クラシック音楽において、一生懸命に勉強・研究を重ね、自信も出てきたなぞと最近つぶやいたばかりに、山中教授の言葉は、タイムリーに私の心にチクリと刺さりました・・・まだまだ自分が未熟であることを、肝に命じねばと思います。
音楽における、確かな事実(和声、協和音・不協和音についてなど)が解ったなら、これにしっかり「自信」を持つ。それを実現できるよう「謙虚」にのぞむ。これで「自信と謙虚」の共存が可能に!?
佐村河内氏の騒動以前、多くの人々は彼の苦境を信じ、そこから出来たとされる素晴らしい音楽に心を震わせた・・・「音楽それ自体」の魅力に、背景の「人間性」が加わり、巨大な感動が生まれた!・・・しかし人間性に関しては嘘だと分かってしまった・・・佐村河内は天才的詐欺師?
天才的詐欺師!?(笑)・・・これは歓迎されないものでしょう。戦争の天才と同じような・・・ 戦争は、やめよう。知恵をもって回避しよう!金・資本主義を優先させ人命を軽んずるようなことは、やめよう!!
音楽には確かな答えがある。私はこの一部を知ることが出来たから、これに関する自信はきっと揺るぎません!しかし面白いのは、知ったからといって出来るわけではない・・・謙虚にこれに向き合い続ける必要があるのでしょう。音楽の確かな答え!興味ある方はどなたでも歓迎!お問合わせ下さい。
音楽における明確な部分、それは物理と数学に関連するところです。理解力を持てば、この疑いない音楽の確かな真実を目の当たりにすることが出来るようです。物理・数学というと硬い感じがする・・・しかし音楽の面白いところは、心がこの真実に反応し感動するところ!これ音楽の醍醐味!
「自信と謙虚」について迷いをつぶやいた数日前ですが、公表し、それについて皆さんと相談し、これに関しては一歩考えが進むことが出来たような気がします。ツイッター万歳!?
楽譜の詳細に目を配る。音符だけでなく、小さな点の有無や、線の長さの開始や終りに細心の注意を払う。そのように楽譜を見てきた我が師匠シルデ先生は、80歳代にして裸眼でした!細かい楽譜を見ながら、視力が鍛えられた喜ばしい例かも!? 楽譜を読んで視力を鍛えよう!?
フランス人の美意識(イタリア人も?)は、古代ギリシアに通ずる数千年に及ぶとてつもなく長い歴史を根拠としているのかもしれない・・・ すると、ここに強い力(自信?)が生ずるのも、何だか納得できるような気がする・・・