音楽の文法(文章?フレーズ?)は大きく分けて二種類。疑問文か、そうでないか。これを音楽用語では「半終止」「全終止」と言えるようです。半終止には「疑問」や「文章の途中」のような意味合いがありそうで、全終止には「肯定」と「否定」のどちらかが。これ考えると、作曲家の心が、見える!?
「文法」というのは、古代ヨーロッパにおける自由七科の文系のひとつにある学科。音楽は、理系に属する。その音楽からみて、音楽における文系の要素として「文法」を当てはめて考え始めているところです。音楽のフレーズが、まるで文章を言っているかのように聞こえるたら・・・上手!?
音楽において、古代自由七科の文系の三つが当てはまる気がしてきました。「文法」に値する事象として「フレーズの終止」の問題が。「修辞学」に値する事象として「個々の音の意味」が。「弁証法」は「曲の形式」として。・・・古代は今日につながっているかも!?とワクワクしている今日この頃です。
ロンド形式は「ABACABA(Coda)」と書き表すことができるのですが、問題あり、どのような「かたまり」と解するか!?だと思います。「AB、AC、AB、A」とまとめてしまうと、Aが4回もで退屈・・・?「ABA、C、ABA」だと、三部形式的にもなり、形式のまとまりが高度になります
ラヴェル作曲《古風なメヌエット》を勉強しながらその形式がロンドとなっていることに気付き、あらためて「ロンド形式」について考えたのでした。「C」の部分はフランス語では「Couple」とも言うそうな!?「ABACABA」まさに中間部!? pic.twitter.com/lfaLJ8Z06q