音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

「音楽における文法、古代ヨーロッパの自由七科に通ずる!?」「ロンド形式」

2015年11月08日 | ◆一言◆

音楽の文法(文章?フレーズ?)は大きく分けて二種類。疑問文か、そうでないか。これを音楽用語では「半終止」「全終止」と言えるようです。半終止には「疑問」や「文章の途中」のような意味合いがありそうで、全終止には「肯定」と「否定」のどちらかが。これ考えると、作曲家の心が、見える!?


「文法」というのは、古代ヨーロッパにおける自由七科の文系のひとつにある学科。音楽は、理系に属する。その音楽からみて、音楽における文系の要素として「文法」を当てはめて考え始めているところです。音楽のフレーズが、まるで文章を言っているかのように聞こえるたら・・・上手!?


音楽において、古代自由七科の文系の三つが当てはまる気がしてきました。「文法」に値する事象として「フレーズの終止」の問題が。「修辞学」に値する事象として「個々の音の意味」が。「弁証法」は「曲の形式」として。・・・古代は今日につながっているかも!?とワクワクしている今日この頃です。


ロンド形式は「ABACABA(Coda)」と書き表すことができるのですが、問題あり、どのような「かたまり」と解するか!?だと思います。「AB、AC、AB、A」とまとめてしまうと、Aが4回もで退屈・・・?「ABA、C、ABA」だと、三部形式的にもなり、形式のまとまりが高度になります


ラヴェル作曲《古風なメヌエット》を勉強しながらその形式がロンドとなっていることに気付き、あらためて「ロンド形式」について考えたのでした。「C」の部分はフランス語では「Couple」とも言うそうな!?「ABACABA」まさに中間部!? pic.twitter.com/lfaLJ8Z06q


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 10月24日(土)のつぶやき | トップ | クラシック音楽「調性」道場... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。