音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆「ハーモニー」は「科学」

2010年04月27日 | ◆一言◆
「ハーモニー」は「科学」である、

と、ふと思いました。



西洋音楽において発展してきたハーモニー、
(↑これは西洋音楽に限定する必要なく、
あらゆる普遍的な「ハーモニー」として捉えることが出来ます)

西洋音楽においてハーモニーには、基本となる三種類
「トニカ」
「ドミナント」
「サブドミナント」
と定義付けられたものがあります。

これらのハーモニー(和声)は、
誰がどう捉え解釈しようとも意見の一致するもののはずなのです。

ハ長調C-Durにおいては、
「ドミソ」は「トニカ」
「ファラド」は「サブドミナント」
「ソシレ」は「ドミナント」
であることは、
誰に聞いても同じこと、誰にとっても同じこと、ゆえに
「普遍的な事象である」と言うことが出来るのだと思うのです。


まぁ・・・偉大なクラシック音楽達は、
そんな単純には出来ていないかもしれません。

この基本に則り、
多種多用な個性が現され、
磨ぎ澄まされたそれらの個性は
すばらしい魅力を放っています。

(・・・「単純」であるからこその強大な「魅力」
という例も少なからずあるとは思いますが・・・
例:J.S.バッハやモーツァルト)


このような音楽の基本となる「ハーモニーの摂理」、
これは「天体の摂理」に匹敵する
まぎれもない「科学」なのではないか、
と思ったのです。


面白いのは、
このハーモニーという科学に、
我々人間の感情は呼応し、感動を催すにいたるのです・・・


「科学」にも裏付けされて、
我々人間が宇宙の一部であることを
音楽は今一度、再確認させてくれるようでもあります・・・




我々は、孤独ではないのです・・・


我々は、
一人の人間とて、
宇宙の一部・・・


それを、
素敵なハーモニーを有する音楽達は
再確認させてくれるのかもしれません・・・


これぞ大いなる
神の・天の慰め・・・!?














コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆芸術の力「究極のイデアを喚... | トップ | ◆ニーチェ曰くの「芸術の偉大... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。