東京にも台風がやってきたようです・・・明日はクラシック音楽道場で、ベートーヴェン「不滅の恋人」をあばこう!?としているのですが、この台風はまるでベートーヴェンが怒っているよう!?しかし明日は晴れるらしく・・・天の人は恋人問題を公表することを許してくれるのでしょうか!?
ベートーヴェンの不滅の恋人の問題・・・これはスキャンダラスな内容でもありますが、しかしこれを考えることは単なる下世話ではなく!ベートーヴェンの幾つもの作品の解釈をより深めるヒントが得られる研究だと思い、手応え!を覚えつつ、私は取り組んでいます。
考えてみれば、他ならぬ作曲者自身が、自分の死後に「恋文」と「遺書」(株券=大事な財産と一緒にしまってあった)が人に見られる(公表される)ことを意識していたはず。見られたくないなら消却していたはず! 二つの文章は、ベートーヴェンの音楽と深い関係があるはずです。
そう!私はベートーヴェン《ピアノソナタ31番op110》を、不滅の恋人へのレクイエムのように解釈しています。今初めて「レクイエム」という言葉!を思い付きました。この曲が作られた9ヶ月ほど前、ある女性Jが亡くなっている事実があるのです・・・ベートーヴェンにとって最も大事な女性!?
・・・嵐の中、今夜最後の呟きをします・・・皆様は「ベートーヴェンに子供(娘)がいたかもしれない」という話を聞いたことがありますか!? もちろん生涯独身ゆえに結婚はしていない・・・だから子供に会うことは出来ない・・・彼のその心境を想像・・・してみていただけますでしょうか!?
ベートーヴェンに子供がいた!?しかし会うこともままならず、父親と名乗ることも出来ない!その過酷な状況で彼の心の行先は甥のカールに向けられた!? そのカールを自殺未遂にまで追いやったベートーヴェンの異常なまでの愛情の原因が上記にあるのでは!?と私は考えています