音の意味を分かりながら音楽する、奏者がそういう状態にある時、演奏は充実し、聴者を納得させることもできる、すなわち演奏が成功する!? では「音の意味」とは? 「数なり」と思って、ただいま研究中です。
その音楽におけるその音が何の数に当たるか、すなわち、第何音であるか、それが判るためには、調性が判らないといけない。あるいは、その音が第何音であるかが感じ取れたら、調性が判るということにもなる。「第何音か」「調性は何か」は「卵と鶏どちらが先?」に似ている?
感覚は、当たることもあれば、間違うこともある。しかし考える知性においても、正しいことがあれば、間違うこともある・・・ 間違いたくはないけど、どちらも間違える危険は完全には払拭できないでしょう。感覚も使って、知性も使って、道を進んでゆくべしということでしょうか
J.S.バッハの数多の音楽は、本当に、本当に、本当に!!!「至高」の域に達しているであろうと、鍵盤のための《パルティータ》を弾きながら、今、強く思い、感動しています♪
鍵盤のための《パルティータ》は、J.S.バッハの後期の作だそう。円熟の極み!?にあるこの作品ばかりに接するのではなく、それ以前のものにも目を向けないと、なんだか危ない・・・!?と思い、演奏を止めました・・・やらねばならないのは・・・《イギリス組曲》
ショパンは・・・こんなにも「第VI音」を多用し、そして痛切に叫ぶことがあるのか!?と、《木枯らしのエチュード》を数年ぶりに弾いてみて、思いました・・・
ショパンの《第VI音》・・・です