音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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「ま(間)」の表現を発見・・・ショパン作曲《バラード4番op.52》

2017年03月14日 | ◆一言◆


ショパン《バラード4番》

ショパンは、実に細やかなペダルの記載をしています。

ペダルを放す指示とともに、左右の手両方とも休符の時、
すなわち、音が無くなる瞬間が生まれます。

これ、まさに「ま(間)」の表現。

「休符を表現することの大切さ」とは、
このような場合のことを言うのだと、私は考えています。

有名な例で、真っ先に思いつくのは
同じくショパンの《バラード3番op.47》

たくさん仕込まれた「ま(間)」の指示が・・・

近付くに近付けない、男女の微妙な心理と距離感を表現している!!

絶妙な音楽芸術の最高の例!?
と、思っています。






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