音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆昨日は節分 ~ 「鬼」は・・・! ?

2010年02月04日 | ◆一言◆
昨日は節分でした。

実家の父に手渡されるまま、
庭の外に向かって声を出して豆を投げてみました。


「福は~~うち~~!!」「鬼は~~そと~~・・・」


・・・そこで、なんだかちょっと違和感を感じてしまったのです・・・



人生、良いことと悪いことは、同じ分量だけあるといいます。

お釈迦様の「中道」という説法が思い出されます。

すると、無下に「鬼」を外に追い出してしまってよいものかどうか・・・



鬼にも、色々いると思います。
あるいは、人々から忌み嫌われるがゆえに、
より一層、鬼は「鬼」として
恐ろしいものとなってゆくこもしれません・・・

そう考えると、なんだか、鬼も可哀想・・・

鬼とは、昔の日本に流れついた
日本人とは風貌の違う外国人であった可能性も!?



そういえば、
私が子供の頃にTVで見た「日本昔話」のひとつが思い出されますのは、
日本の某地方では
「福は~うち~~」
「鬼も~うち~~」

と言うこともあるのだそうです。


鬼を受け入れるだけの
懐の深さがあってもよいのかしら・・・


いや、もしかすると自分は本当の鬼の恐さをちゃんと理解していないから
こんな悠長なことを言っていられるのかしら・・・

鬼を追い出さず迎え入れて、
その鬼に取って食われてしまっては元も子もない・・・

あるいは鬼を受け入れながら、
もしも鬼が暴れ出したら
これを成敗できるだけの力を持っておけば、
「福は~うち~~!」
「鬼も~うち~~!!」

と、
声を大にして言うことが出来るようになるのだろうか・・・

それでは、それだけの器の大きな人間になることを
目標にでもしてみようかしら!?








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