音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆一期一会を実感 ~ ピアノ弾き達が弾くベートーヴェン《エロイカ》

2010年08月12日 | ベートーヴェン Beethoven
明日(金曜日)は、
お台場テレコムセンターにて、時間は昼12時開演、
ベートーヴェン作曲《交響曲 第3番 作品55 "エロイカ"》を、
三台のピアノで演奏するという面白い本番があります。
http://www.tokyo-teleport.co.jp/event/index.html


本番を明日に控え、実感が出てきたのは、
ピアノ弾きである自分が、
この音楽=《交響曲》という、
本来はオーケストラによって奏でられる曲を
演奏できる機会に恵まれた幸せ、です。


リスト編曲のピアノ独奏用
ベートーヴェン《交響曲》を演奏することも可能ですが、
今回のように、
三人のピアノ弾きが並び、指揮者を中心に、
自分がオーケストラの一員になったような気分で
ひとつの演奏会を迎えられるという機会は、
きっと、まだしばらく続く自分の人生において、


二度と無い機会


かもしれない、と、ふと思ったのです。


「一期一会」


そして、
全ての本番・全ての生の演奏会・コンサートも、
本来そうであることに
改めて気付かされる気がしたのです・・・



フルートの巨匠・オーレル・ニコレ氏が私の目の前で(正確には、
某講習会にて聴講していた時、氏が本番前の生徒に向かって言ったのを、
彼の背中越しに聞いていたという状況です)口ずさんだ、



「今、ここ」


という言葉が思い出されます。



明日のベートーヴェン《交響曲 第3番 "エロイカ"》
怖い本番でもあるけど!!でもやっぱり
楽しみです。











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