音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆ベートーウ゛ェン最後の三つのソナタに名前を

2009年12月05日 | ベートーヴェン Beethoven
ベートーウ゛ェン、全32曲の《ピアノソナタ》を書いた、その 最後の三つ《第30番 op.109》《第31番 op.110》《第32番 op.111》 それぞれに 題名を思い付きました。 《op.109》 夢 《op.110》 先立つ者 《op.111》 後追う者 ♪ (追記) ベートーウ゛ェンの曲に名前を考えることは、不遜なこととは一概に言えないはずです。 それは、「月光」 . . . 本文を読む
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◆苦しみ悶え、光の世界へと、そして

2009年12月05日 | バッハ J.S.Bach
J.S.バッハ作曲《シャコンヌ》 苦しみ、悶え、 光の世界へ到達し、 そして現世へと戻ってくる・・・ そんな「三部構成」の音楽のように思えました ♪ . . . 本文を読む
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◆片腕に傷負った獅子~レオン・フライシャー

2009年12月05日 | ◆一言◆
レオン・フライシャーという音楽家。 片腕に傷負った獅子・・・ 本物、と思いました。 ♪ . . . 本文を読む
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◆亡き人の輪廻転生を信じて!~ ブラームス《ホルン三重奏》

2009年12月04日 | ブラームス Johannes Brahms
ブラームス作曲 《ホルン三重奏曲 Es-Dur op.40》の第一楽章コーダに、 ブラームスの大切な亡き人の 輪廻転生を信じ、願う思いが音楽になっていると感じました・・・!! この想像には証拠があり、 それは同時期に書かれたブラームスの大作《ドイツ・レクイエム op.39》に はっきりと「輪廻転生」のアイディアが記されていることを確認することが出来るところです。 以前から、 この《ホルン三 . . . 本文を読む
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◆ベートーヴェンの「不滅の恋人」を探るのは、浅はかなスキャンダル探しではない

2009年12月03日 | ベートーヴェン Beethoven
ベートーヴェンの死後、 秘密裏に大事にしまっていた引き出しの中からは、今日 「不滅の恋人への手紙」と称される 熱烈な恋文が残されていました。 これはまぎれもない事実。 ゆえに、 ベートーヴェンが終生、この手紙を大事に 手元に置いていたということに疑いの余地はありません。 (追記しますと、今日「ハイリゲンシュタットの遺言」と呼ばれる書もそこにあったそうです) この恋人が誰であるか!? . . . 本文を読む
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◆モーツアルト ~ されどその運命を静かに受け入れよう・・・

2009年12月03日 | ◆一言◆
モーツァルト作曲 《ピアノソナタ ハ長調 K.330》の第2楽章。 ヘ短調f-mollの不穏な中間部のメロディーは、 もう一度、楽章の最後に顔を出します。 静かな、明るいヘ長調F-Durとなって・・・ それは、我々皆の持つ運命を 静かに、明るく受け入れた「悟り」の境地のようにも ふと、感じられました ♪ . . . 本文を読む
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◆モーツァルトの中間部に顔を覗かせる「影」

2009年12月01日 | ◆一言◆
モーツァルトの音楽、 シンプルを基調とした、この上なく美しいハーモニーの世界。 ほとんどが長調の曲。 されど・・・ 音楽の中間部に 必ずと言ってよいほど現れる短調の響きは まぎれもない「死」の影・・・ モーツァルト自身が手紙に書いています。 「いつも夜ベッドに入るときは、次の朝には目が覚めないかもしれないと思うんだ。 それで次の朝、無事に目が覚めると神に感謝するのです」 と・・・ . . . 本文を読む
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◆ベートーヴェンの後期作品は「神」との対話

2009年12月01日 | ベートーヴェン Beethoven
ふと、今更ながらに思うのですが、 ベートーヴェンの後期と呼ばれる作品群は、どれも 「神との対話」でという概念に根ざしていると 言ってよいのではないかしら。 残念ながら、まだ全ての後期作品に目を通したこと・聴いたことがあるわけではないのですが、 少なくとも、 最後の5つのピアノソナタ《op.101》《op.106》《op.109》《op.110》《op.111》には、 そうした解釈・雰囲気は感 . . . 本文を読む
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◆手塚治虫を通して「神」を見出す

2009年12月01日 | ◆一言◆
音楽に限らず、 マンガ家・手塚治虫の作品を通してだって、 そこに「神」や「天」を見出すことは出来ましょう。 『火の鳥』などは、 常識の枠・我々の通常の感覚を大きく越えた、 数千年先の未来、数億年の過去を 作品として表現してしまっています・・・ だからきっと、 あまりの規模の大きさに 読後感として大きな疲労を感じもするのですが・・・ 手塚治虫は、こうした功績・人間の器の圧倒的な大きさにおいて . . . 本文を読む
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◆「音楽」の中に「神」を見出す

2009年12月01日 | ◆一言◆
クラシック音楽の芸術作品に触れていますと、 少なからず、 「音楽」を通して「神」を見出すことがあるのではないでしょうか? 私がこれを強く意識しだしたのは、 やはり思い返せば、 ドイツにてベートーウ゛ェン《ピアノ・ソナタ》全32曲の連続演奏会をしながらの時でした。 最近では、ピアノのジャンルを越えてオーケストラの作品、 更にいうならば、あの名曲《第九》にて、 はっきりと、 ベートーウ゛ェン自 . . . 本文を読む
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