いきなり寒くなって、堪りません。まだ食べ
物の味が今ひとつ分からない。そう言えばス
ノッブなM氏は新蕎麦を食べに行ったのだろう
か。
ゲロゲロ少年Yは、京都へ「土方巽」に関する
特別講義があるとかで行くと言っていた。そ
の前に「いづう」の鯖寿司を食べたいなどと
も。鯖寿司はどうしても一度食べてみたいら
しい。何だかんだ言っても、「いづう」のは
十回以上は食べているので(自分で買ったこ
とは一度もない)、早速彼の鯖寿司幻想を潰
しにかかった。正確に言えば、あまりに大き
な期待をしないように言い聞かせたのだ。彼
の場合何に対しても期待過多で、その度に大
きな落胆を繰り返している。一期一会の体験
を素直に受け止めれば良いのに、勝手にスト
ーリーを作ってしまうのは本人も自覚してい
るところなのだが、変えられないのが、これ
またYのもって生まれた性格。まあこちらとし
ては、いろいろ話題を提供してくれてあり難
いが。
ところでその鯖寿司だが、それなりに旨いと
は思うが(因みに昆布は食べない、それと常
に熟性具合は微妙に違うので味も違う)、あ
の値段を出してまで食べたいとは思わない。
しかし、貰う分には問題はない。