BSNHKでは昨日の夜も、アジア海道....の二回目を放送していたがそれは見なかった。結局現地の人との触れ合いというものに重点が置かれ、最後に今回の旅は良い人たちとの出会いに恵まれた、などと言って締めるのは目に見えていたからだ。特にタレントを使うドキュメンタリーは、コーディネーターがお膳立てして、ほぼ予定通りの展開となり(結局シナリオがあるようなもの)綺麗に終る。嘘とは言わないが、やはり嘘っぽい。面白みもなく知的刺激もほとんどないので、結局見る気が起きないのだ。
同じくBSの当ブログ準レギュラーパリで逢いましょうはマレ地区(パリ4区)だった。マレ地区と言われて真っ先に思い出すのはポンピドー.センター。関西空港を設計した建築家レンゾ.ピアノの代表作だ(こういう場合間違いないかネットで確認するのが習慣となってしまった)。ポンピドーセンターの名前は知らなくても、あのパイプのような階段が(エスカレーターだったか?)むきだしの建物は見覚えがある人は多いのではないだろうか。一度行っただけだが、その時は兎に角カンディンスキーの作品がいっぱい展示してあり(特集だったのか)堪能したのを覚えている。あの現代美術館はパリに行ったら絶対訪ねたい場所だ。そうそう、ピカビア(当時は名前しか知らなかった)のポスターを買ったのもポンピドーだった。そのポスターは今、T君のcafe Tacに飾られている。