今回の朝の連続テレビ小説「まれ」は、ここ最近というかこの十年くらいの中で一番面白くない。これはドラマの質がどうのという問題ではなく(元々それは求めていない)、個人的な好みが大きく関係するのだが、そんな個人的な嗜好とは関係なく、脚本自体が良くないという事実もあることはある(ドラマとしてはこれが一番重要)。
一番思うのは主人公の鬱陶しさ。これはキャラクターの設定(脚本)と演出の両方の責任だろう。そのおかげで、パーツは整ってるが顔の幅が広い主演女優が益々嫌になってしまった。「花子とアン」の妹役で出たときに顔の幅は気になっていたのだが、それが更に助長された。ここは、嗜好の問題。そして脚本の一番の問題は、主人公が全く成長しないところだ。基本お気楽な話で良いのだが、主人公がずっと高校生の頃と変わらないというのは(全体が少女漫画のよう)一番鬱陶しくなるところだ。そして周りにベテラン俳優も多いが、これだけ生きないのも珍しい。これも脚本と演出両方の責任。時計がわりに見る人間からすると、今回のようなドラマは困りものであるが、それもあと少しの辛抱である。