ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

Mのハンバーガー

2017年07月11日 | 食べ物


20年ぶりくらいでMドナルドのハンバーガーを食べた。最後に食べたMドナルドのハンバーガーはよく覚えていている。それはバリ島の空港で食べたものだったから。現地の料理に飽きてついつい手を出したのだが、スパイスが現地風でちょっとエスニックなハンバーガーであった。そしてそれ以来となる今回のMドナルドのハンバーガーは、T君がいらないと言って置いていったものだ。そんなことでもない限り食べない久しぶりのMドナルドのハンバーガーは、バリを遡ること更に十何年前の記憶を呼び覚まさなければならなかった。

パテの味が当時とは違っているのが食べてすぐ分かった。昔のものは兎に角パサパサで、安い牛肉特有の臭みもあった。それが今回食べたものは解消されていたのだった。パテそのものも一応変えているんだ、と感心までは行かないが思った。一言でいえば癖がない。それは反面、牛肉らしさがないという意味でもある。分かりやすく言うと、当時のものは不味いと言える個性があったが、今回のものは不味くはないが旨くもない無個性のものだった。T君が買ったのがテリヤキソースのものだったので、その甘い味しかしなかった。

ここでもう一つのMのハンバーガーと比較して、どっちが美味しいかということになるが、どっちも美味しくはないというのが正直なところ。

コメント