
今年の梅雨は梅雨なし梅雨と言ってもいいくらい。空梅雨と言えるのかどうか。いずれにしろ、梅雨前線がはっきりしないので真夏と梅雨っぽい日が交互にというよりは、真夏に梅雨っぽいのが混ざるといった感じである。そんな真夏の世の珍事。


これ、上から見るとオニヤンマなのだが実はコオニヤンマ。目が離れてるとか横から見ると模様が違うとか頭が小さいとか見分けるポイントがあるのだが、そんなことより問題はこれがいた場所。家の庭にいたのだ。止まってるのは、池の水の浄化をする灯篭型のクリーナー。それにしても何故ここに。
そもそもこの辺りでコオニヤンマ(オニヤンマは多い)は見かけないし、元々この地方ではすくないのではないだろうか。しかもコオニヤンマは流水で育つ。それが民家の庭の池。よく見るとこの個体翅の一部が欠けている。鳥にでも追われ迷い込んだのか。普通はこの程度の欠損でも飛べるはず、と思っていたが、残念ながら今朝見ると池の水に浮いていた。見た目以上にダメージがあったのかもしれない。