ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】室蘭工業大学管弦楽団 第8回定期演奏会

2006年12月03日 17時09分34秒 | 演奏記録
室蘭工業大学管弦楽団 第8回定期演奏会
2006.12.2(土)14:30開演, 室蘭市民会館(わにホール), 入場無料
指揮 くま[1,3,4,enc], カルロス[2,5,6,7,8], パート 1st Violin

1.フランツ.V.スッペ 詩人と農夫
2.R.ヴォーン・ウィリアム グリーンスリーブス
3.G.ヴェルディ アイーダ 凱旋行進曲 
4.F.ランバート FIFA・アンセム
5.H.ジマー バックドラフト
6.L.アンダーソン ワルツィング・キャット
7.L.アンダーソン そりすべり
8.L.バーンスタイン ウエスト・サイド・ストーリー
アンコール オッフェンバック 「天国と地獄」よりフレンチカンカン

・本番の約1ヶ月前に楽譜が全部出揃い、3週間前に宣伝用チラシができ、そしてポスターができたのが1週間前という、とんでもない突貫工事。毎度のことではあるけれど、もうちょっとどうにかならないもんですかねぇ。すごい集中力だとは思うけど、時間のある学生身分だから可能なのであって、オジサン的にはついていくのが大変です。
・それにしても団員数が増えました。合奏時に練習部屋(合唱団の部屋)はギュウギュウ詰めで、椅子も足りなくなる始末。本番の編成は、Vln1-9, Vln2-8, Vla-5, Vc-5, Bass-3, Fl-2, Ob-1, Cl-3, Fg-2, Hrn-4, Tp-5, Trb-2, Tub-1, Per&Piano-6  計 56(うちOB-3,お手伝い-2)。10年ほど前に10名ほどの人数でやっていた初期メンバーが聞いたらビックリする数です。幽霊団員を除いた実働団員が50名を超えるオケというのは、札幌を除く道内地方都市の中では思い当たりません(千歳が微妙なところ・・・)。もしかして最大?
・当日になって、聴くために来ていたOB(チェロ)が「楽器があれば弾ける」と言うので、急遽楽器を知人より借りる。心よく楽器を貸してくださったチェリスト様に感謝♪
・開演し、指揮者さっそうと登場。指揮台に上がる時に指揮棒を取り落とす。不吉な予感。
・詩人と農夫:せ~~んろ~はつ~づく~よ~♪のマックによるチェロSolo。演奏会のとっぱじめが最大の見せ場でした。練習時から何度も何度も同じ個所でミスっていて心配だったのですが、本番も見事やってくれました。Solo1拍欠落。昨年の悲劇が脳裏をよぎる。しかし、今回はその危機を、皆でうまいことつじつま合わせて乗り越えました。Soloの後は、終わりを目指してひたすら競争!走る!走る!最後はつまずいて転げながらゴール!
・グリーンスリーブス:お手伝いで来てもらったKさんのオーボエを久々に聴きました。Soloでは一瞬本気モードに。Kさん独特のキレイな音色。
・アイーダ:「この曲どうっすかね?」と曲選考の時点で聞かれ、フルスコアをパラパラと見て、「これくらいなら弾けるんじゃない?」と無責任に回答。後日、パート譜を受け取って、ヒィィー!!なんじゃこら!? 本番約一ヶ月前に絶望的な気持ちでしたが、なんとかなるもんですね。工大オケの歴史に残る名演だったと思います。
・FIFA:テレビのサッカー関係の番組でよくかかるあの曲です。こんなの一体どこから探してくるのやら。
・バックドラフト:同名映画のテーマ曲。「この曲、2~3年前にもやったよね?」とそばにいた上級生に聞くと、「何言ってるんですか?5年以上前の話ですよ!?」と笑われてしまいました。月日の経つのは早いものです。
・猫:カルロス、吠える。
・そり:ムチの出番に打楽器隊の三名がパフォーマンス。いまいち不発。もっと目立たないと。
・ウエストサイド:場面転換が多く合わせるのが結構大変な曲ですが、混乱無くうまくいきました。途中、現代曲まがいのスゴイ音程があった(→低弦)。汗で指パッチンがうまく鳴らず。
・フレンチカンカン:指揮者二名のアンコールをかけたジャンケン勝負の寸劇をはさんで演奏開始。指揮者、走る。終わりのトレモロ部分で、念願(?)の縦弾き(from のだめカンタービレ)をバイオリンの皆でやりました。うまく決まったと思うのですが、客席から見てどうだったのか気になるところです。おそらく来年同じことをやってもサムいだけなので、いい時期に出来てよかった。
・全体的にみて、音程やリズムの部分はマダマダ(×10)ですが、人数が増えただけあって音の厚みが増しました。また、若さからくる勢いはこの団体の持つ大きな武器ですね。演奏自体は聴き苦しい点が多いですが、約1時間半の時間を割いて聴きに来る価値は十分ある『たのしい』演奏会だったと思います。
来年の目標:夏休み前(7月)までに全曲目決定&楽譜配布。 準備にあと3ヶ月!いや、2ヶ月でもいいから欲しかった。。。
・候補に挙がっていながら、楽譜が用意できず没になった『sing-sing-sing』。やってみたかった。
・プログラム&ポスターデザイン:お客さんのアンケートを見ると、「デザインがよい」という意見と「わかりずらい」という意見の賛否両論でした。私としては素晴らしいと思うのですけどね。いつもながらM君のデザインセンスには感心します。改めて見直すと、演奏会の日付や会場についての記述が抜けている。。。ま、ご愛嬌。ということで。
・客数約130名[独自集計]:目測では150~200くらいはいたように思います。大学オケの演奏会なのに、学生さんの姿はほとんど見あたらず、地域の方が中心で年齢層は高め。ほとんど宣伝してない割にはよく入ったといえるけど、もったいない。皆、学校の友達を呼んだりしないのですねぇ。 OB・OGの姿もちらほら。社会に出ると、男の子はひきしまった精悍な顔つき、女の子はキレイになって戻ってきますね。頼もしい限りです。
コメント
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