Akira Fushimi, Keinosuke Nagai and Koichi Mizutani
Measurement of violin plate vibration by acoustical holography using boundary element method
Acoustical Science and Technology Vol.23(2002), No.5 pp.258-266
[PDF][Web Site]
・ヴァイオリンの表・裏板の振動の様子を測定し、視覚化する。
・コンデンサマイクで測定した音圧(sound pressure, 従来法)とPCHHS(提案法)で測定したparticle velocity[写真]で視覚化した結果を比較する。
・楽器を鳴らすのは弓で弾くのではなく、Vibratorで特定の周波数の振動を与える方法で行う。
・概要「We apply the pressure-based conformal holography with a hologram and a source surface coupling (PCHHS) as BEM-based acoustical holography in order to measure the vibration eigenmodes of the actual arching violin plates. We reconstruct and visualize the distributions of the sound pressure and the particle velocity on the surface of the violin plate from the measured hologram data in the sound field.」
・問題点「the application to the general curved vibrating surface such as a musical instrument is quite difficult.」
・たまには気分を変えて、全く異分野の論文を。たまたま見つけたヴァイオリンに関する論文。
・与える周波数(eigenmodes)によって、板の振動の仕方がかなり変わってくるのはわかるのだけど、それと楽器から出る音(印象)とどういった関係があるのかについての言及はナシ。複雑な形状の振動体として格好のモデルではありますが、その辺の言及が無い限りは楽器を使う必然性が薄くなってしまう。
・eigenmodesの概念がイマイチよくわからない(→参考文献[1])。
・使用の楽器が中国製の安物かイタリア製の高級品かの記述ナシ。両者の比較なんていうのも興味あるところです。
[1]C.M.Hutchins,"The acoustics of violin plates," Sci.Am.,245,126-135(1981).
Measurement of violin plate vibration by acoustical holography using boundary element method
Acoustical Science and Technology Vol.23(2002), No.5 pp.258-266
[PDF][Web Site]
・ヴァイオリンの表・裏板の振動の様子を測定し、視覚化する。
・コンデンサマイクで測定した音圧(sound pressure, 従来法)とPCHHS(提案法)で測定したparticle velocity[写真]で視覚化した結果を比較する。
・楽器を鳴らすのは弓で弾くのではなく、Vibratorで特定の周波数の振動を与える方法で行う。
・概要「We apply the pressure-based conformal holography with a hologram and a source surface coupling (PCHHS) as BEM-based acoustical holography in order to measure the vibration eigenmodes of the actual arching violin plates. We reconstruct and visualize the distributions of the sound pressure and the particle velocity on the surface of the violin plate from the measured hologram data in the sound field.」
・問題点「the application to the general curved vibrating surface such as a musical instrument is quite difficult.」
・たまには気分を変えて、全く異分野の論文を。たまたま見つけたヴァイオリンに関する論文。
・与える周波数(eigenmodes)によって、板の振動の仕方がかなり変わってくるのはわかるのだけど、それと楽器から出る音(印象)とどういった関係があるのかについての言及はナシ。複雑な形状の振動体として格好のモデルではありますが、その辺の言及が無い限りは楽器を使う必然性が薄くなってしまう。
・eigenmodesの概念がイマイチよくわからない(→参考文献[1])。
・使用の楽器が中国製の安物かイタリア製の高級品かの記述ナシ。両者の比較なんていうのも興味あるところです。
[1]C.M.Hutchins,"The acoustics of violin plates," Sci.Am.,245,126-135(1981).
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