第427回 ほくでんファミリーコンサート
2007.4.11(水)18:30開演, 札幌コンサートホール Kitara 大ホール, 入場無料(抽選), 座席RA-5-35
管弦楽 札幌交響楽団, 指揮 手塚幸紀, 司会 船越ゆかり
メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」ロ短調
W.A.モーツァルト 交響曲第41番 ハ長調Kv.551 "ジュピター"
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 "運命" Op.67
アンコール シューベルト 「ロザムンデ」間奏曲
・そんな訳で、現実逃避の顛末を。やるべき仕事を全て投げ出して、キタラへ逃亡。開演前は会場近くの蕎麦屋にて夕食セット(そば+いくら丼+そばコロッケ、1500円)をいただく。
・ひさびさのほくでんファミリーコンサート。そしてKitaraで札響。"ジュピター" と "運命"、という目もくらむようなベタベタ・プログラム。フィンガルも含め、何度も弾いたことのある曲なので、プロが弾くとどうなるのか興味津々でした。
・フィンガル:私のオケデビューの演奏会で弾いた思い出深い曲。演奏の様子を見てると、こんな忙しい曲なのに楽器歴1年ちょっとでよく舞台に乗ったもんだと思います。管楽器は違和感無く聴こえてくるのに対して、かなりがんばって弾いているのに弦楽器がサッパリ聴こえてこない。どうも座った席が音響的にかなり不味い席だったようです。舞台上手、コントラバス後方の位置。今後注意。いまいち盛り上がりに欠けたまま終了。
・ジュピター:一楽章 途中、1stの1プルトの二人だけが二列目以降と一瞬弓が真逆に。もし自分がその後ろで弾いていたら、どっちに合わせるべきかビクッ!としてしまいますが、プロにとってはどうということもないんでしょうね。やはり音量が物足りない。演奏後拍手が起こる。 二楽章 出だしの1stVnの音がきれいだった。ここからオケのエンジンがやっと温まってきた感じ。それとも単に耳が慣れてきただけ? 四楽章 出だしの2ndVn(←難しい)は何事もなかったようにサラッと弾いてしまう。さすが。終盤盛り上がる。
・運命:一楽章 冒頭は指揮者によって振り方が千差万別ですが、今回はほとんどタメ無しで、音を切ることなく次へ。あまりの突っ込みっぷりにびっくり。 二楽章 全体的に淡々とした音楽作りの印象でしたが、唯一この楽章のみ歌らしい歌が感じられた。 三楽章 やっぱりチェロはおいしい。 四楽章 今更ですが、この曲にコントラファゴットが入る事を始めて知った。いつも省略してやってたのか。。。調べてみると「ベートーヴェンは交響曲第5番で、史上初めて交響曲にピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンを導入した。」 やばい。これ知らなかった。超常識??
・ロザムンデ:アンコール予想はことごとくハズレ。
・座った席のせいなのか、天候のせいか、弾き方のせいか、指揮のせいか、気のせいかよくわかりませんが、全体的にオケの響きが内にこもって、暗く湿った印象。また、リピートをほとんど省略していたせいか、あっさりと終わった感じ。金管の音の出るタイミングが、普段自分が弾いているときの感覚よりほんの髪の毛三本分くらい早いような。「金管遅れて聴こえる」とは練習中よく指摘されますが、それを見越したプロのテクニックなんでしょうね。とっても基本的なことですが、今更始めて気がつきました。音響的にはイマイチな位置でしたが、視覚的には正面からオケを見るよりも、今回のように奏者の斜め後方からオケを見るほうが、全体をよく見渡せてパート間の連携(またはズレ)などがよく見える気がしました。他にはチェロの左手の動きに注目。先日の旭川での演奏以来、残響を意識して聴くようになった。
・指揮者の年齢が、プログラム写真40代、振っている姿50代、実際は60代でびっくり。
・客数約1800名[目測]:9割の入り。
2007.4.11(水)18:30開演, 札幌コンサートホール Kitara 大ホール, 入場無料(抽選), 座席RA-5-35
管弦楽 札幌交響楽団, 指揮 手塚幸紀, 司会 船越ゆかり
メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」ロ短調
W.A.モーツァルト 交響曲第41番 ハ長調Kv.551 "ジュピター"
ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 "運命" Op.67
アンコール シューベルト 「ロザムンデ」間奏曲
・そんな訳で、現実逃避の顛末を。やるべき仕事を全て投げ出して、キタラへ逃亡。開演前は会場近くの蕎麦屋にて夕食セット(そば+いくら丼+そばコロッケ、1500円)をいただく。
・ひさびさのほくでんファミリーコンサート。そしてKitaraで札響。"ジュピター" と "運命"、という目もくらむようなベタベタ・プログラム。フィンガルも含め、何度も弾いたことのある曲なので、プロが弾くとどうなるのか興味津々でした。
・フィンガル:私のオケデビューの演奏会で弾いた思い出深い曲。演奏の様子を見てると、こんな忙しい曲なのに楽器歴1年ちょっとでよく舞台に乗ったもんだと思います。管楽器は違和感無く聴こえてくるのに対して、かなりがんばって弾いているのに弦楽器がサッパリ聴こえてこない。どうも座った席が音響的にかなり不味い席だったようです。舞台上手、コントラバス後方の位置。今後注意。いまいち盛り上がりに欠けたまま終了。
・ジュピター:一楽章 途中、1stの1プルトの二人だけが二列目以降と一瞬弓が真逆に。もし自分がその後ろで弾いていたら、どっちに合わせるべきかビクッ!としてしまいますが、プロにとってはどうということもないんでしょうね。やはり音量が物足りない。演奏後拍手が起こる。 二楽章 出だしの1stVnの音がきれいだった。ここからオケのエンジンがやっと温まってきた感じ。それとも単に耳が慣れてきただけ? 四楽章 出だしの2ndVn(←難しい)は何事もなかったようにサラッと弾いてしまう。さすが。終盤盛り上がる。
・運命:一楽章 冒頭は指揮者によって振り方が千差万別ですが、今回はほとんどタメ無しで、音を切ることなく次へ。あまりの突っ込みっぷりにびっくり。 二楽章 全体的に淡々とした音楽作りの印象でしたが、唯一この楽章のみ歌らしい歌が感じられた。 三楽章 やっぱりチェロはおいしい。 四楽章 今更ですが、この曲にコントラファゴットが入る事を始めて知った。いつも省略してやってたのか。。。調べてみると「ベートーヴェンは交響曲第5番で、史上初めて交響曲にピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンを導入した。」 やばい。これ知らなかった。超常識??
・ロザムンデ:アンコール予想はことごとくハズレ。
・座った席のせいなのか、天候のせいか、弾き方のせいか、指揮のせいか、気のせいかよくわかりませんが、全体的にオケの響きが内にこもって、暗く湿った印象。また、リピートをほとんど省略していたせいか、あっさりと終わった感じ。金管の音の出るタイミングが、普段自分が弾いているときの感覚よりほんの髪の毛三本分くらい早いような。「金管遅れて聴こえる」とは練習中よく指摘されますが、それを見越したプロのテクニックなんでしょうね。とっても基本的なことですが、今更始めて気がつきました。音響的にはイマイチな位置でしたが、視覚的には正面からオケを見るよりも、今回のように奏者の斜め後方からオケを見るほうが、全体をよく見渡せてパート間の連携(またはズレ)などがよく見える気がしました。他にはチェロの左手の動きに注目。先日の旭川での演奏以来、残響を意識して聴くようになった。
・指揮者の年齢が、プログラム写真40代、振っている姿50代、実際は60代でびっくり。
・客数約1800名[目測]:9割の入り。
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