ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】夕月庵 若山店 [和食@登別]

2008年09月22日 22時02分46秒 | 外食記録2008
▲閉店 いつの間にかひっそりと閉店 [2014.6.3記]
夕月庵 若山店(ゆうづきあん わかやまてん)[和食@登別][Yahoo!グルメ]
2008.8.23(土)11:35入店(初)
注文 天ぷらそば 800円

 
・以前、『夕月庵 高砂店』の記事にて、「夕月庵は工大そばと文化センターそばの二店しかないようだ」と書きましたが、まだこんなところにもありました。登別ポスフールとそのそばの踏み切りの間にあるお店。ちょくちょく通る道ですが店の存在に全く気づいていませんでした。
  
・店内はカウンターが約10席と座敷が2卓。メニューは工大店と比べるとやや高めの値段設定です。

・入った時間が早く準備中だったせいか、出てくるまでに20分ほどかかりました。
  
・一口食べた瞬間、脳裏に浮かぶのは「駅のホームの立ち食いそばの味」ですが、よく味わってみるとその裏には何とも言えない上品さが。庶民的でありながら、どこか上品さの漂うおそばです。外は肌寒かったのが、そばを食べて体はポカポカに。ごちそうさまでした。

 
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【食】食事処 あおば [いろいろ@登別]

2008年09月21日 22時02分30秒 | 外食記録2008
食事処 あおば [いろいろ@登別][Yahoo!グルメ]
2008.8.22(金)19:20入店(初)
注文 味噌カツ定食 980円

 
・登別のポスフールやサンワドー前から幌別へ抜ける道路沿い。登別室蘭I.C.へ続く高架道路の下をくぐって、1kmほど進んだあたりです。写真では暗くて分かりづらいですが住宅街に建つ一軒家です。
 
・店内はカウンター約10席に座敷が2卓。カウンターには酒瓶が並んでおり、居酒屋のような雰囲気もちょっとあります。
 
・メニューは定食、カレー、ラーメン、一品料理などなど。 

・また豚カツを注文してしまった。。。20分ほど、少々長く待たされ出てきた膳は小鉢が二つついて豪華な感じ。
 
・名古屋味噌のたっぷりかかった豚カツ。一口食べてビックリ。名古屋味噌といえば甘くてクドくて、食べるのにちょっと気合がいるイメージでしたが、こちらの味噌は一瞬デミグラスソースか? と思わせるようなマイルドな味わい。どうやら食べやすくなるよう独自のアレンジをしてあるようです。これはかなり美味しい。
  
・ご飯、味噌汁、たくわん。

・コンブ、ニンジン、糸コンニャクの煮物。渋い家庭料理。コンブの味がしっかりとして、見た目以上に美味しかったです。

・ミニ揚げ出し豆腐。上品な味。
・いずれの皿も、見た目は何の変哲も無いのですが、食べてみるとひと味違います。いわゆる『味がいい』というやつでしょうか。腕利きの調理人が作ったプロの料理という雰囲気。どこにでもいそうな、陽気なおばちゃんが料理を作っているようでしたが、どうも只者ではないようです。よく知らずにふらっと立ち寄った店ですが、この味であれば、おそらく昼飯時にはごった返すような人気の店ではないでしょうか。

 
 
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今週の細々したこと 2008.9.14(日)~9.20(土)

2008年09月20日 23時23分53秒 | 日記2005-10
皆様こんばんは。ズボンのベルトを途中で一回ねじり裏表逆で金具を穴に通していることに半日気づかなかったぴかりんです。う~ん、斬新。

●9/14(日)
・札幌西区民センター 12時間軟禁
 札幌西区民センターにて、朝9時に札幌西区オケ本番のため集合。本番は夕方に終わり、夜は同会場で札幌市民オケの練習が夜9時まで。食事やなんかで一時的に外に出るにしても、12時間はさすがにぐったりです。

・『くすみ書房』初入店
 前々から気になっていた、札幌西区民センターそばの本屋『くすみ書房』に初潜入。『売れない文庫本フェア』なる一角があり、岩波文庫全巻やヴィトゲンシュタインやシュタイナーの著作など、今までほとんど目にしたことのない文庫本がゴロゴロ。興味津々でいろいろ手に取ってみましたが、『売れない』だけあって、やはり買うことはありませんでした。しかし、今時はネットで何でも買えますが、実際手に取って読んでみるというのはネットとは違った趣があります。

●9/15(祝月)
・ゆったり祝日
 日曜夜に必死に帰る必要も無く、前日は実家に一泊。のんびりした休日。

●9/16(火)
・健康診断で久々の注射
 職場の健康診断。これまでは尿検査、身長、体重、視力、聴力、レントゲンなど簡単な検査のみでしたが、今回は35歳になったので血液検査と心電図検査が加わりました。注射はおそらく小学生時のインフルエンザ予防接種以来約30年ぶり(歯の治療除く)。実はかなり怖かったのですが、実際にやってみるとびっくりするほど痛くなく、写真を撮る余裕まで。上手な人に当たったのでしょうか。ともかく、体の異常が見つかりませんように。

●9/17(水)
・論文その後
 今度は、査読(?)の代金請求のメールが。学校の予算だと手続きがいろいろ面倒くさい。

・デジタル一眼レフカメラ“キヤノン EOS 5D Mark II”発表
 かねてより注目していたデジカメの新機種が発表になりました。本体のみで約30万、レンズを付けると40万…… しかし、元をとれる自信はあります。内臓ストロボが無い点のみが引っかかる。さて、どうするか。
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-09/pr-eos5dmk2.html

●9/18(木)
・夏休み一日目 近場でのんびり
 三日間の夏休みを期限ギリギリの今になって滑り込みで取りました。土日や祝日と絡んで計六連休のウハウハです。一日目はまず豪快に寝坊。夢の11時起き。昼から登別の温泉に行ったり、近場で写真を撮ったりとのんびりした一日でした。

●9/19(金)
・夏休み二日目 家の片付け
 なるべく外へ出ないようにして、家の中の放置案件の整理。作業の途中、ふと思い立って『炎の第九』のDVDを初めてかけてみた。演奏会の度にそのCDやらDVDやらをだいたい毎回購入していますが、ほとんど見聞きする機会がありません。映像を見ると、最近写真を撮っているせいで「ちょっと露出オーバー気味……」などと音楽以外の部分にも目がいってしまいます。見ていると、管楽器のそばの席だったせいで、自画像がちょくちょく写ります。「自分がイメージしてたよりも動いていないもんだなぁ」、と感じますが、周囲の奏者と比べるともう、「こいつ、第五バイオリンパートを弾いているのでは!?」という動き。とっても聴き応えのある素晴らしい演奏ですが、どうしても職業柄(?)、音程やリズムなどの演奏のミスに耳がいってしまいます。DVDという冷たい記録の形で眺めると、あちらこちらに気になる個所が。弾いている時にはもう夢中で気づかないものですが、DVDで気になる個所が10とすると、演奏時に気づいているのは2~3割程度でしょうか。『客観的に聴く』ことの難しさ。こうして、家事はロクに片付かないままに一日は終わってしまうのでした。

●9/20(土)
・夏休み三日目 爆走500キロ! 日帰り撮影旅行~美瑛編
 あこがれの美瑛の青い池を目指し、早起きして行ってきました。目的地には簡単に到着し、少々拍子抜け。噂どおりの青みでした。写真は近日公開予定。午前中に目的を達してしまい、残りは気ままに車を走らせ、いい景色を見つける度にちょっと道草。日暮れ近くなり撮影は最後の追い込みというところでカメラに異変が。シャッターがどうやっても切れない! あら? 故障!? と、液晶画面を見ると「メモリーがいっぱいになりました」 予想外のアクシデントです。まさか一日で700枚以上撮ることになるとは思いませんでした。もう一台のデジカメのメモリを差し替えて対応できましたが、やはり予備が必要ですね。本日の走行距離は500キロ強。しかし信号が少なかったので、運転は楽でした。

・道新夕刊 ~斉藤先生追悼
 「これにあんた出てないの?」と母より差し出された夕刊。そこには故斉藤先生に関する記事が紙面の半ページほどにわたって大きく出ていました。札幌市民オケの練習風景の写真も載っていて、探してみると写っていた。「このオジサン知らないなぁ? 誰だろう?」と思ったら自分だったというオチ。

・本日の実家のつまみ
 手前からサンマとショウガとニンニクの煮付け、ダイコンのシソ漬け、タケノコとフキの煮物、ホタテ焼き、ふかしたカボチャ。「店の料理より母親の手料理の方がうまそうだ」 そんなブログの感想を時々いただきます。はい、美味しいですよ~♪ よって今回はちょっと大きめの写真で。先日某飲み会にて、「家に帰るとおかずがパッと五皿くらい出てくるのは普通だよね」的発現をしたら、女性陣より非常にイヤな顔をされてしまいました。

・今週は晴天続き
 そろそろ台風が北海道にも?
~~~~~~~
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【写】昭和新山鉄橋遺構公園(壮瞥)

2008年09月19日 22時10分29秒 | 撮影記録2008
●昭和新山鉄橋遺構公園(壮瞥) 撮影日 2008.7.26(土) [Yahoo!地図]

・伊達市街から壮瞥市街へ抜ける道の途中目についた『昭和新山鉄橋遺構公園』の看板。前からこんなのあったっけ? 初めて気づいた。少し通り過ぎた後に引き返し、ちょっと寄ってみることに。

・駐車場は8台分。

・案内板。ぐるっと回って、別な道から国道に戻ってこれるらしい。
 
・森への入口。道にはきちんと柵がついています。いきなり上り坂。
 
・森の木々。
 
・ひたすら登る。私は久しぶりの客のようで、左右の杭の間にはられたクモの巣に三回ほどひっかかりました。
 
・道を塞ぐ倒木。と言ってもくぐるのは簡単。
 
・10分もしないうちに道が下りに変わり、先に広場が見えてきます。
 
・もと来た道を振り返る。
 
・広場の真ん中にはコンクリート塊が地面からにょっきりはえています。それほど巨大な物ではなく、幅3m、高さ2mほどでしょうか。
 
・公園の説明板。写真では小さくて字が見えませんが、どうしてこんな山の中に橋げたがあるかというと、その昔、この場所は線路が通る平地だったのが、有珠山噴火に伴う地殻変動のせいでこんな山の中腹になってしまったそうです。そして、その山というのが昭和新山なのです。なるほどー。
 
 
・橋げたのアップ。
 
・帰りは目もくらむような高さの階段を下りなくてはいけません。上を見上げて写真を撮ったりなんかしていると、転がり落ちそうでちょっと怖い。途中、脇の草むらがガサガサッ! と鳴り、ビビりました。おそらくネズミかカエルのような小動物がいたと思われますが、しばらく息を殺して探してみるも発見できず。

・無事国道まで降りてきて、散策終了。
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【食】食事処 寿楽 [和食@美唄]

2008年09月18日 22時18分53秒 | 外食記録2008
食事処 寿楽(しょくじどころ じゅらく)[和食@美唄][HomePage][食べログ.com]
2008.8.21(木)18:40入店(初)
注文 美唄産辛味大根 おろしそば 600円

  
・美唄の繁華街のド真ん中にドドーン! と建つ和風造りの巨大な店舗。JR美唄駅より国道12号線を挟んだ反対側です。
 
・店内は広く、カウンターやイス席の他に座敷部屋もたくさんあり、階上には宴会場などもありそうで、一体何席あるのか見当もつきません。軽く100人以上は収容できるのではないかと思います。

・メニューはそばに始まり、寿司、定食、丼物、一品料理、さらには中華料理、パスタ、ステーキ、洋風デザートまでというすさまじい品揃え。『美唄産』がパッと目に入り、シンプルなおろしそばを注文。

・そばは真っ白な細麺。
 
・こちらの大根おろし、わさび並みの強烈な辛さでした。さすがは美唄産(?)。ハーハー言って、涙をこらえつつ完食。何故かそば湯が出てきませんでしたが、忘れられていたのか、こちらの店ではそれが普通なのかは不明です。たとえ出てきていたとしても、辛くてツユを飲み干すことはできなかったでしょうけれど。

   
   
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【本】はじめての一眼レフ

2008年09月17日 22時00分45秒 | 読書記録2008
はじめての一眼レフ, 大西みつぐ, 講談社現代新書 1364, 1997年
・一眼レフカメラの入門書。カメラの機械的な取扱いだけではなく、著者の写真に対する考えを綴った読み物的要素の強い内容です。今ではカメラと言えばすっかりデジカメですが、この頃はまだ出初めで、全編フィルムカメラについての説明です。デジカメについては巻末の一節で軽く触れられるのみ。
・「なんどか原稿をストップさせ、カメラを持って町に飛び出し、行方不明になってしまおうかとも考えたが、講談社の堀沢加奈さんの熱い激励によりなんとかそれは回避できた。」p.7
・「このように、「被写体の動きを写真の上でどのように表したいのか」というようなことを考えることが、写真表現の面白さを体験するはじめの一歩だといえるだろう。」p.42
・「数値が大きくなるほど絞りは閉じられていく。これは2の等比数列の関係にあり、絞りを一つ絞る(「一段絞る」などという)と光量は二分の一に落ちる。」p.45
・「いずれにせよ、ファインダーの真ん中だけしか見ていないというのはもったいない。カメラは隅々も写してくれるはずだ。」p.61
・「一眼レフの内蔵露出計は反射光を測っていると書いた。さらに詳しくいえば、測った被写体が18パーセントの反射率になるよう演算して値を出してしまう。この18パーセントとは、完全に反射する被写体(100パーセント)と黒い被写体(3パーセント)の近似値ということで、中庸な濃度として再現される反射率である。つまり内蔵の露出計は白いワンピースを「白いもの」としてみなすのではなく、「明るいもの」として計算を行なうわけだ。」p.76
・「人間の目がふつうに見える角度をもとにしたものが「標準レンズ」といわれるもので、だいたい46度前後。おおまかに区別すると、それより広い角度のものが「広角レンズ」。また狭い角度のものが「望遠レンズ」と呼ばれている。」p.85
・「パースペクティブを強調できる広角レンズには「歪み」が、また望遠レンズには、ダイナミックに遠近感を圧縮させるが「被写界深度の浅さ」がつきまとう。しかしこれらをうまくコントロールしていくことで、個性的な表現への糸口は見えてくるものだ。」p.89
・「広角レンズを使い、近景から遠景までピントが合うように写すことを「パンフォーカス撮影」という。」p.93
・「アマチュアカメラマンのみなさんの作品検討会に出席させていただくと、必ず「構図」のことを聞かれる。それほど構図とは重要なものなのだろうか。はたして、「よい構図=よい写真」なのだろうか。」p.110
・「しかし、写真と絵画は違う。構図というある形式をなぞってさえいればよい写真が生まれるというものではない。光線状態、レンズ、露出など、いままで語ってきたいくつかの写真の要素が微妙に絡み合い、その質をも決定していくし、さらに撮影者の内的イメージや、撮影現場での身体感覚も加わるという多層的な構造を持つ表現方法であるはずだ。構図もある程度は重要だが、それだけに規定されるものではないだろう。むしろ構図に縛られてしまうこと自体が、よい写真への足かせになってしまうこともあるように思える。」p.111
・「私の個人的な考えで恐縮だが、ある持続した時間の流れと空間の変化に、写真を撮ろうという人がどういった生かし、身体的に反応していったのかというプロセス全体をシャッターチャンスとよんでみてもよいのではないだろうか。だからシャッターチャンスは無限なのだ。」p.120
・「シャッター・チャンスは、事物や現象をとおして対象するはずの真実を、カメラを向けて模索する過程に発見される瞬間の把握にほかならないと考える。(重森弘庵『写真芸術論』)」p.120
・「ベタ焼きを繰り返し眺めながら、撮影現場での自分の「動き」を振り返る。続けてシャッターが押されているだろうか。また「露出」や「ピント」のチェックなど技術的な側面はどうかなどという細かいところを子細に検証していく。少し胃の痛くなるような作業だが、ここで自問自答をしていくことが、次の作業である引き伸ばしなどに色濃く反映されるし、さらには再び撮影する際に大きなヒントとなるのである。」p.122
・「写真は撮影現場ですべてが終わるのではない。こうした後からの大事な作業があることを忘れてはならない。それらが面倒ではなく、楽しいと思いはじめたら、すでにあなたはワンステップ階段を上がっていることになろう。」p.123
・「技術も経験も資金もたっぷりあり(それに体力も必要だ)、いつでも好きなときに動けるというなら、ある程度は「絵葉書のような写真」を手に入れることもできようが、ふつうは予定や仕事をうまくやりくりして、わざわざ撮影に行くのだろうから、そろそろ「絵葉書」そっくりの写真を追い求めるのはあきらめてみたらどうだろうか。風景写真は絵葉書写真がすべてだと思わないでほしいのだ。「風景」はもっと目の前に豊かに広がっているし、いつでも私たちに生き生きとした感動を与えてくれるはずだ。それを自由に選択しカメラに収めてみよう。そこにはわたしの風景、あなたの風景が必ずある。」p.154
・「「観光」とは文字通り「光を観る」ということだ。旅先の豊かな光を意識的に写真に記録することで、私たちもまた「寅さん」のように素敵な旅をたくさんトランクにストックできるかもしれない。」p.159
・「本来日本人は、たとえば桜色のような中間色を好んでいたはずだ。どうもこれは温帯圏の光線量によるらしい。」p.162
・「以上のように、新写真システムAPSは、どちらかといえば、撮影そのものを楽しむ人たちというよりは、まず、記念写真を中心に「同時プリント」の写真を楽しむ人たちにアピールするところからはじまっている。またデジタル情報を意識することで、次世代に「写真」のメディアとしての可能性をつなげようという意図が、そこにうかがえる。」p.187
・「「マビカ」という、フラッとで双眼鏡のような形をした「電子スチルカメラ」が登場したのは1981年だった。このカメラは2インチのフロッピーディスクが記録媒体だった。ただしこれは、信号の変化を周波数の変化に変換していくFM変調によるアナログ記録方式だった。」p.188
・「21世紀には、こうしたデジタル機器などのよりいっそうの「進化」を横目で見ながら、従来の写真術は伝統芸のように暗室の中で黙々と制作され続け、その表現としての奥深さを語るという構図ができるのではないだろうか。デジタルの「0と1の組合せ」もよいが、1プラス1が決して2にはならないのが表現の世界であることを、頭の片隅に入れておきたいものだ。」p.196
・「時間と金をかけて遠くにいかなくとも写真は撮れる! 「近所」もまた写真撮影の現場として面白いし、刺激に満ちた空間なのだ。」p.197
・「不思議なもので、カメラを持っていれば、なにかを「見よう」という意志が積極的に働く。実際はなにかを探して「撮ろう」とするわけだが、まず、自分の肉眼に頼らざるを得ない。特別に面白いものや珍しいものがなくとも、「よく見る」ことで、「意識的に見る」ことで「見えてくるモノや世界」がきっとある。そのことを素朴に面白いと感じることができるなら、そこから「表現」というはてしない旅もはじまるのである。」p.200
・「このスナップショットという言葉は、もともと「急に射落とす」という意味の狩猟用語であったが、しだいにすばやく撮影することを指すようになっていった。(中略)しかし本来、スナップショットとは、方法というよりも、ひとつの身体的な行為だ。いかに自由な尺度で、世界の断片や日常を意識的にすくいとれるかという試みであると思っている。」p.201
・「私たちの日常はとりとめもなく、しかし確実に過ぎていく、シャッターを押しながら過去をとどめ、同時に未来に向かおうとする意志をそこに認める。そうした一連の「想い」を自覚的にとらえようとすることが写真の魅力のひとつでもあるだろう。」p.203
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▲閉店【食】らーめん処 直樹 [ラーメン@登別]

2008年09月16日 22時10分43秒 | 外食記録2008
▲閉店 [2018.1.30記]
らーめん処 直樹(らーめんどころ なおき)[ラーメン@登別][室蘭タウン]
2008.8.21(木)12:45入店(初)
注文 小ラーメンとミニ鳥皮丼 800円

 
・JR登別駅方面から、小さな電気屋の前の二股を支線に入り、登別小学校~中札内に抜ける道沿い。国道から100mほど進んだ、目立たぬ場所にひっそりとあります。
 
・店内はカウンター約10席に、イス2卓、座敷2卓。

・壁に貼られたメニューを見ると、あまり見かけない、というか見るのは初めてかもしれない『鳥皮丼』が目をひきます。物の試しに鳥皮丼とラーメンのセットを注文。この他、『マーボーラーメン』、『ラーメン屋さんのあんかけうどん』や『カレーうどん』などユニークなメニューがちらほら。
  
・小ラーメンといいながら、通常の8割分のボリュームはありそうです。具はチャーシュー、もやし、長ネギ、メンマ、ノリ、などなど。
 
・スープは油成分が多く、昔ながらの味。麺は西山製麺製。

・ミニ鳥皮丼。ご飯は茶碗に一杯ほどの量。ほどほどの甘さのタレがかかり、鳥皮ならではのクニュクニュ楽しい食感です。ミニサイズで丁度いい感じで、もしこれのフルサイズを食べるとなると……よっぽどの鳥皮好き以外は手を出さない方が無難かもしれません。鳥皮が無性に食べたくなった時にはオススメです(そんな時は来るのだろうか?)。ラーメンと合わせて食べて、お腹一杯。

・オマケのキュウリの漬物。
・車通りの多い国道36号線のそばにありながら、目立たぬ場所にあるおかげで、店の存在に気づく人はほとんどいないのではないでしょうか。せめて国道沿いに看板でもあれば、とちょっと惜しい気がします。

 
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【食】小がね 新生店 [和食@登別]

2008年09月15日 22時12分37秒 | 外食記録2008
小がね 新生店(こがね しんせいてん)[和食@登別][室蘭タウン]
2008.8.19(火)入店(五回目くらい)
注文 かつ丼 900円

 
・登別ポスフールより500mほど室蘭側、『炭火焼ブルスタ・オラムー』の向かいにあるお店。駐車場は店の前の他、店の脇から入った裏側に5台ほど停められます。数ある小がねの支店の中で、一番多く来ている店です。
 
・店内はカウンター7席、イス4卓、座敷3卓とそこそこの広さ。かかっているテレビはオリンピック中継。

・小がね名物のかつ丼を注文。カロリー表を見ると、かつ丼は1295カロリーで堂々の一位。飢えている時にはもってこいです。

・室蘭では『やきとり』のくせに『豚串』が出てくるのと同様に、小がねチェーンでは『かつ丼』を頼むと、余所では『かつ皿』等と呼ばれる、ご飯とかつが別皿のものが出てきます。
・出てきた瞬間、以前よりどこかショボくなったような気が。以前は豚かつも赤黒の漆塗りの食器だった気がするのですが、そのせいでしょうか。
   
・ご飯、味噌汁、たくあん、サラダ。
 
・見た目は変わったような気がしましたが、食べてみるといつもの味でした。厚み約1.5cmのボリュームのある豚肉にツユがたっぷり。そういえば、こちらの店ではいつもかつ丼ばかりで、そばを食べた記憶がありません。

  
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【写】オコタンペ湖(千歳)

2008年09月15日 08時03分42秒 | 撮影記録2008
●オコタンペ湖(千歳) 撮影日 2008.7.19(土) [Yahoo!地図]

・もう数え切れないほど通っている道ですが、そのそばにこのような湖があることを知ったのは最近の事です。支笏湖から札幌へ抜ける道沿い、湖畔から5kmほど坂を登り、下りに切り替わる急カーブに看板が出ています。

・国道からの分岐点から約2km。何がぶち当たったのか看板の破損が気になる。
 
・山道をちょっと進むと、眼下に湖面が。しかし、遠い…… 更に道路を少し先まで行ってみましたが、車で湖畔には近づけないようです。

・当日は今にも雨が降り出しそうな曇り空だったのですが、運良く湖付近だけ晴れ間が。
 
・オコタンペ湖展望台。湖面ははるか下。見えるのは湖の一部のみなのが残念。葉の落ちた時期ならもうちょっとよく見えそうですが、ここまでの道は冬期間は通行止めです。
 
・案内板。この付近一帯は特別に自然保護されている地帯のようです。
 
・展望台からの眺め。調べによると、こちらの湖はオンネトー、東雲湖とならぶ北海道三大秘湖の一つだとか。

・望遠レンズで撮ってみると、湖面が何とも言えない青色。単なる光の反射ではなく、水そのものに青い絵の具を入れたような感じです。
 
・更に拡大。
  
・ふと気がつくと雲が覆い被さってきました。単に展望台から覗きに行くだけなら5分で終わってしまう場所です。やはり、もっと間近で見てみたい。
  
・展望台そばの駐車スペースには車が5~6台停まっていました。どうも釣り客のようで、写真の看板の脇の道から湖畔に降りているようです。さすがに革靴では入る気になれない道。

・国道までの帰り道。
  
・雲が降りてきて山にかかり、幻想的な風景。
 
・途中で見つけた倒木。見ようによっては手足のある宇宙人(イカ型?)のように見えます。 

・そのそばで見つけた、やたらとピカピカ光る小さな昆虫。ゾウムシの一種。
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【食】室蘭ラーメン なかよし 入江店 [ラーメン@室蘭]

2008年09月14日 22時03分48秒 | 外食記録2008
室蘭ラーメン なかよし 入江店(いりえてん)[ラーメン@室蘭][HomePage][食べログ.com]
2008.8.18(月)18:40入店(二回目)
注文 しょうゆラーメン 650円

  
・旧室蘭駅舎の国道36号線を挟んで向こう側、フェリーターミナル方向にあるビルの2階に入っているお店。
 
・店内はカウンターのみ13席。以前、入ろうと思ったら満席であきらめたことが何度かあり、いつも混んでいる店だと思っていましたが、この日は何故か空いていて客は私だけ。昼よりも夜のほうが空いているようです。

・『なかよし』での定番のしょうゆラーメンを注文。
  
・具は小さめのチャーシュー3枚、メンマ、長ネギのみとシンプル。飾り気なしのほっとする味です。

・ふと目に付いて気になった、カウンターに置かれた薬味に初チャレンジ。唐辛子とゴマの入った味噌状の物です。とても辛そうなので恐る恐る試してみる。付属の小さなスプーン、耳かき一杯分だけでかなりの辛味があり、劇的に味が変わりました。もし二杯も入れようものなら恐ろしいことになりそう。味の変化を楽しむのになかなか良い薬味です。

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