私の母校,新潟大学の同窓会誌「学士会報」よりご依頼をいただき,標題の原稿を執筆しました.SNSでの転載許可をいただきました.もしよろしければご覧ください.
1.はじめに
学外特別寄稿の原稿依頼を頂戴しました.何を書いたらよいか迷いましたが,執筆テーマ例のひとつに医学教育がありました.私にとって最も重要なテーマのひとつです.着任後の7年間でどのように取り組んできたかをまとめておくことに意義があると考え執筆させていただきます.
2.岐阜における脳神経内科事情と3つの教育方針
私は岐阜大学脳神経内科の2代目教授として着任しました.前任の犬塚貴先生は大変なご苦労をされて基礎を築かれ,そして現在も暖かく見守ってくださっています.岐阜県は,古くからの脳神経内科の歴史をもつ新潟県と異なり,人口当たりの神経内科専門医数が私の赴任時,全国で一番少ない県で,脳神経内科を取り巻く状況はかなり異なりました.私は教室の一番の目標を「人材を育成すること」に決めました.そして教室の大方針として以下の3つを掲げました.
①意識して人を育てる
②臨床・研究は,患者さんや世の中の役に立つことをつねに念頭に置く
③リーダーシップを学び,レジリエンスを高め,チームの一員として考えて活動する
以下,医学生と研修医・専攻医に分けて,取り組んだ教育についてまとめます.
3.4~5年生の臨床実習
3つの特色があります.①担当患者に関する「問い」を自らつくり,答えを導き出すトレーニングをすること,②倫理感・道徳観を養う機会を提供すること,③若手医師もレクチャーを担当することです.①は2週間の実習中に担当患者のクリニカルクエスチョン(CQ)を自ら2つ作り,それぞれに対する文献を検索して適切なものを探し,答えを導いて担当患者に当てはめ,それを発表してもらうというSackett教授による「EBMの5つのステップ」を経験させることです.学生は与えられた問題を解くことには慣れていますが,自分で問題を探し,結果を出すという経験はほとんどありません.このため学生は四苦八苦しますが,課題をクリアしたあとは充実感あふれる表情で「頑張って良かった」と口を揃えます.②は私の担当ですが,職業倫理,研究倫理,臨床倫理について講義し考えてもらいます.キーワードを挙げると,ヒポクラテスの誓い,扶氏医戒之略,Hallervorden–Spatz病とヘルシンキ宣言,臨床倫理の4原則の衝突,リバタリアン・パターナリズムになります.ヒポクラテスの誓いの話の際には,新潟大学から株分けさせていただいた「ヒポクラテスの木」の話もしています.③は後述しますが,若手医師に「教えることの大切さ」を理解してもらうために行っています.
4.5~6年生の選択実習
5~6年生は主治医チームの一員として行動します.本格的な抄読会をクリアすることが難関です.コロナ禍を機に抄読会は録画し,教室のフェースブックで公開しておりますが,視聴された先生方から「レベルが非常に高い」という感想をたくさんいただきます.私も驚くような発表が少なからずあります.若い人に能力より少し高いハードルを与えると,それを飛び越えて大きく成長しうるのだと実感します.
また学生らしい研究に挑戦することを推奨しています.私が顧問を務める弓道部の学生は,自分たちがなかなか克服できず苦労した「弓道のイップス」を先輩から後輩に引き継いで2篇の論文にまとめました(「臨床神経学」誌に掲載されました).また今年の6年生の1人は自身が臨床実習で担当した症例を,実習終了後の外来にも同席してフォローを続け,その内容を日本神経学会学術大会で発表しました.10名を超える5年生も学会に参加していましたが(写真),彼女が見事に発表する姿を見て,非常に刺激を受けたようでした.熱心に指導した専攻医も立派でした.
図.2024年日本神経学会学術大会に参加した医学生らとともに
5.リベラルアーツ教育
私は若い皆さんに,医学以外のことにも関心を持ってほしいと思います.このため臨床実習の課題として読書をしてもらっています.現在は岩田誠先生著「医(メディシン)って何だろう?(中外医学社)」の感想文を書いてもらっています.彼らが今まで考えたことがないことがたくさん書かれており,大きな刺激を受けるようです.
また2~3ヶ月の1回の頻度ですが,「リベラルアーツ研究会」を開催しています.これは課題図書を読み,意見交換をして,最後に私がミニレクチャーをします.これまで28回開催し,「夜と霧(フランクル)」「人生ノート(三木清)」「南洲翁遺訓(西郷隆盛)」「わたしの信仰(メルケル)」などを読んできました.ピサを食べながらコンパのように楽しくやっていますが,議論の内容はハイレベルで,学生から学ぶことがあります.過去の内容は「日経メディカルcadetto」で連載を開始しましたので,宜しければご一読ください.
6.研修医・専攻医の教育
4つの特色があります.1つ目は毎日,私も参加する朝カンファレンスを行うことです.小さい教室であるため指導医層が少なく,若い学年から多くのことを経験でき力を伸ばせる環境になっています.しかし若いので当然おかしなこともしますので,こまめにチェックし,また報・連・相してもらえる仕組みが必要で,毎日の朝カンファレンスは大切です.この時間は私にとっても重要で,神経診察の連続講義を行ったり,関心を持った論文を紹介したり,先輩としての自分の考えを語ったりしています.
2つ目は研修医・専攻医による「教授?回診」です.当初は私が全例診察をしてそれを見てもらっていましたが,最近は6年生を含む担当医に受け持ち患者さんの回診をしてもらい,みんなでそれを見守ります.かなり緊張すると思いますが,しっかり準備して臨むようです.ただし不適切・不十分であれば途中から私が診察を変わり,どうすればうまく診察できるか見てもらいます.また廊下に出てからフィードバックもします.私の診察が見たいという者もおりますので,難しい症例などは朝カンファレンスのあとに主治医とともに診察をします.
3つ目は研修医・専攻医に医学生の教育を真剣に行ってもらうことです.これは指導することが,自身のレベルを向上することに直結するためです.人に教えるためには,自分がしっかり勉強して,他人に伝えられるレベルにまで言語化する必要があります.2週ごとに入れ替わる医学生のCQをともに考えて答えを出すことで,専攻医も急速に力をつけていきます.学生の実習の感想文も全員で共有します.
最後の特色は症例報告の執筆に全力で取り込んでもらうことです.大方針②の「臨床・研究は,患者さんや世の中の役に立つことをつねに念頭に置く」は,それだけでは具体性がなく,単なるスローガンになりかねません.このため自分のなかで,中間的な数値目標(いわゆるKPI)のひとつを症例報告の数としました.症例報告を書けないと,将来,指導医となったときに困ります.また症例報告を自ら書けるようになり,自分の経験を世の中に向けて発信することの大切さを理解すると,多くの先生はその次のステージ,つまり症例集積研究や原著論文などに自然に挑戦するようになります.先日発表された「臨床神経学」誌の過去5年間の論文掲載数で,当科は4番めに多い投稿数の施設になりました.小さなチームでもやればできると嬉しく思いました.
7.バーンアウトとリーダーシップの教育
大方針③の「リーダーシップを学び,レジリエンスを高め,チームの一員として考えて活動する」は少しあとになって追加しました.バーンアウトする仲間を複数経験したためです.私は日本神経学会の有志とともにバーンアウトに関する複数の研究を行い発表してきましたが,それでもバーンアウトを完全に防ぐことはできず愕然としました.これまでの経験で学んだことは,労働負荷を減らすだけが解決策でなく,各自が自分の仕事を有意義に感じることができるようにすること,そしてたとえ低い負荷でもバーンアウトしうる特性を抱えた医師がいることを理解し,サポートの仕方を考えることです.つまりリーダーがバーンアウトについて学ぶことが求められます.しばしば「どんな対策を行ってますか?」と質問されますが,ときどきバーンアウトとリーダーシップのレクチャーすることと,2ヶ月に1回程度,メンバーと個別に面談を行うことと回答しています.個別面談はメンバーの考えや希望を聞けるだけでなく,私が気付かないことや耳が痛いことも聞かせてもらうことができます.リーダーはどうしても自己を正当化して,ときに方向性を誤るため,仲間や後輩にいろいろな意見を遠慮なく言ってもらえる風通しの良い雰囲気を作ることは大切です.
また若手の先生には,入局後の早い段階で,米国神経学会総会への参加を推奨し,旅費もサポートしています.これは世界の研究レベルや英語力を磨く必要性を理解してもらうだけではなく,医師のウェル・ビーイングやリーダーシップに対する先進的な取り組みを知ってもらうために行っています.若い頃からこのようなことに関心をもつ医師が増えてくると,組織の未来は従来と違ったものになるのではないかと思います.また上述したように自分の仕事を有意義なものと感じることができるように,各自が勉強したいと臨むことを極力応援して,自身が持てるスペシャリストとしての領域を作れるよう後押ししています.
8.終わりに
これまで試行錯誤してきた医学教育についてまとめてみました.うまく回り始めた部分がある一方,「治らない患者さんの診療はもうやりたくない」と言って,脳神経内科医の道をやめた医師もおります.その出来事は赴任後,私が一番つらかったことで,自分は彼に何を教えてきたのかと非常に落胆しました.教育はやはり難しいものだと思います.しかし有り難いことに,チームの目標のために自分ができることを自ら考えて行動する仲間もたくさん出てきました.彼らひとりひとりの能力をさらに高め,私自身も彼らともに成長していくこと,そして将来的には新潟大学のような老舗にも負けないチームを作り,人間としても立派な脳神経内科医を岐阜の地に増やすことを目指したいと思います.これからもご指導,ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます.
★当科では専攻医,および大学院生(自己免疫性脳炎,神経変性疾患)を募集中です.お尋ねや見学はこちらよりご連絡ください.
1.はじめに
学外特別寄稿の原稿依頼を頂戴しました.何を書いたらよいか迷いましたが,執筆テーマ例のひとつに医学教育がありました.私にとって最も重要なテーマのひとつです.着任後の7年間でどのように取り組んできたかをまとめておくことに意義があると考え執筆させていただきます.
2.岐阜における脳神経内科事情と3つの教育方針
私は岐阜大学脳神経内科の2代目教授として着任しました.前任の犬塚貴先生は大変なご苦労をされて基礎を築かれ,そして現在も暖かく見守ってくださっています.岐阜県は,古くからの脳神経内科の歴史をもつ新潟県と異なり,人口当たりの神経内科専門医数が私の赴任時,全国で一番少ない県で,脳神経内科を取り巻く状況はかなり異なりました.私は教室の一番の目標を「人材を育成すること」に決めました.そして教室の大方針として以下の3つを掲げました.
①意識して人を育てる
②臨床・研究は,患者さんや世の中の役に立つことをつねに念頭に置く
③リーダーシップを学び,レジリエンスを高め,チームの一員として考えて活動する
以下,医学生と研修医・専攻医に分けて,取り組んだ教育についてまとめます.
3.4~5年生の臨床実習
3つの特色があります.①担当患者に関する「問い」を自らつくり,答えを導き出すトレーニングをすること,②倫理感・道徳観を養う機会を提供すること,③若手医師もレクチャーを担当することです.①は2週間の実習中に担当患者のクリニカルクエスチョン(CQ)を自ら2つ作り,それぞれに対する文献を検索して適切なものを探し,答えを導いて担当患者に当てはめ,それを発表してもらうというSackett教授による「EBMの5つのステップ」を経験させることです.学生は与えられた問題を解くことには慣れていますが,自分で問題を探し,結果を出すという経験はほとんどありません.このため学生は四苦八苦しますが,課題をクリアしたあとは充実感あふれる表情で「頑張って良かった」と口を揃えます.②は私の担当ですが,職業倫理,研究倫理,臨床倫理について講義し考えてもらいます.キーワードを挙げると,ヒポクラテスの誓い,扶氏医戒之略,Hallervorden–Spatz病とヘルシンキ宣言,臨床倫理の4原則の衝突,リバタリアン・パターナリズムになります.ヒポクラテスの誓いの話の際には,新潟大学から株分けさせていただいた「ヒポクラテスの木」の話もしています.③は後述しますが,若手医師に「教えることの大切さ」を理解してもらうために行っています.
4.5~6年生の選択実習
5~6年生は主治医チームの一員として行動します.本格的な抄読会をクリアすることが難関です.コロナ禍を機に抄読会は録画し,教室のフェースブックで公開しておりますが,視聴された先生方から「レベルが非常に高い」という感想をたくさんいただきます.私も驚くような発表が少なからずあります.若い人に能力より少し高いハードルを与えると,それを飛び越えて大きく成長しうるのだと実感します.
また学生らしい研究に挑戦することを推奨しています.私が顧問を務める弓道部の学生は,自分たちがなかなか克服できず苦労した「弓道のイップス」を先輩から後輩に引き継いで2篇の論文にまとめました(「臨床神経学」誌に掲載されました).また今年の6年生の1人は自身が臨床実習で担当した症例を,実習終了後の外来にも同席してフォローを続け,その内容を日本神経学会学術大会で発表しました.10名を超える5年生も学会に参加していましたが(写真),彼女が見事に発表する姿を見て,非常に刺激を受けたようでした.熱心に指導した専攻医も立派でした.
図.2024年日本神経学会学術大会に参加した医学生らとともに
5.リベラルアーツ教育
私は若い皆さんに,医学以外のことにも関心を持ってほしいと思います.このため臨床実習の課題として読書をしてもらっています.現在は岩田誠先生著「医(メディシン)って何だろう?(中外医学社)」の感想文を書いてもらっています.彼らが今まで考えたことがないことがたくさん書かれており,大きな刺激を受けるようです.
また2~3ヶ月の1回の頻度ですが,「リベラルアーツ研究会」を開催しています.これは課題図書を読み,意見交換をして,最後に私がミニレクチャーをします.これまで28回開催し,「夜と霧(フランクル)」「人生ノート(三木清)」「南洲翁遺訓(西郷隆盛)」「わたしの信仰(メルケル)」などを読んできました.ピサを食べながらコンパのように楽しくやっていますが,議論の内容はハイレベルで,学生から学ぶことがあります.過去の内容は「日経メディカルcadetto」で連載を開始しましたので,宜しければご一読ください.
6.研修医・専攻医の教育
4つの特色があります.1つ目は毎日,私も参加する朝カンファレンスを行うことです.小さい教室であるため指導医層が少なく,若い学年から多くのことを経験でき力を伸ばせる環境になっています.しかし若いので当然おかしなこともしますので,こまめにチェックし,また報・連・相してもらえる仕組みが必要で,毎日の朝カンファレンスは大切です.この時間は私にとっても重要で,神経診察の連続講義を行ったり,関心を持った論文を紹介したり,先輩としての自分の考えを語ったりしています.
2つ目は研修医・専攻医による「教授?回診」です.当初は私が全例診察をしてそれを見てもらっていましたが,最近は6年生を含む担当医に受け持ち患者さんの回診をしてもらい,みんなでそれを見守ります.かなり緊張すると思いますが,しっかり準備して臨むようです.ただし不適切・不十分であれば途中から私が診察を変わり,どうすればうまく診察できるか見てもらいます.また廊下に出てからフィードバックもします.私の診察が見たいという者もおりますので,難しい症例などは朝カンファレンスのあとに主治医とともに診察をします.
3つ目は研修医・専攻医に医学生の教育を真剣に行ってもらうことです.これは指導することが,自身のレベルを向上することに直結するためです.人に教えるためには,自分がしっかり勉強して,他人に伝えられるレベルにまで言語化する必要があります.2週ごとに入れ替わる医学生のCQをともに考えて答えを出すことで,専攻医も急速に力をつけていきます.学生の実習の感想文も全員で共有します.
最後の特色は症例報告の執筆に全力で取り込んでもらうことです.大方針②の「臨床・研究は,患者さんや世の中の役に立つことをつねに念頭に置く」は,それだけでは具体性がなく,単なるスローガンになりかねません.このため自分のなかで,中間的な数値目標(いわゆるKPI)のひとつを症例報告の数としました.症例報告を書けないと,将来,指導医となったときに困ります.また症例報告を自ら書けるようになり,自分の経験を世の中に向けて発信することの大切さを理解すると,多くの先生はその次のステージ,つまり症例集積研究や原著論文などに自然に挑戦するようになります.先日発表された「臨床神経学」誌の過去5年間の論文掲載数で,当科は4番めに多い投稿数の施設になりました.小さなチームでもやればできると嬉しく思いました.
7.バーンアウトとリーダーシップの教育
大方針③の「リーダーシップを学び,レジリエンスを高め,チームの一員として考えて活動する」は少しあとになって追加しました.バーンアウトする仲間を複数経験したためです.私は日本神経学会の有志とともにバーンアウトに関する複数の研究を行い発表してきましたが,それでもバーンアウトを完全に防ぐことはできず愕然としました.これまでの経験で学んだことは,労働負荷を減らすだけが解決策でなく,各自が自分の仕事を有意義に感じることができるようにすること,そしてたとえ低い負荷でもバーンアウトしうる特性を抱えた医師がいることを理解し,サポートの仕方を考えることです.つまりリーダーがバーンアウトについて学ぶことが求められます.しばしば「どんな対策を行ってますか?」と質問されますが,ときどきバーンアウトとリーダーシップのレクチャーすることと,2ヶ月に1回程度,メンバーと個別に面談を行うことと回答しています.個別面談はメンバーの考えや希望を聞けるだけでなく,私が気付かないことや耳が痛いことも聞かせてもらうことができます.リーダーはどうしても自己を正当化して,ときに方向性を誤るため,仲間や後輩にいろいろな意見を遠慮なく言ってもらえる風通しの良い雰囲気を作ることは大切です.
また若手の先生には,入局後の早い段階で,米国神経学会総会への参加を推奨し,旅費もサポートしています.これは世界の研究レベルや英語力を磨く必要性を理解してもらうだけではなく,医師のウェル・ビーイングやリーダーシップに対する先進的な取り組みを知ってもらうために行っています.若い頃からこのようなことに関心をもつ医師が増えてくると,組織の未来は従来と違ったものになるのではないかと思います.また上述したように自分の仕事を有意義なものと感じることができるように,各自が勉強したいと臨むことを極力応援して,自身が持てるスペシャリストとしての領域を作れるよう後押ししています.
8.終わりに
これまで試行錯誤してきた医学教育についてまとめてみました.うまく回り始めた部分がある一方,「治らない患者さんの診療はもうやりたくない」と言って,脳神経内科医の道をやめた医師もおります.その出来事は赴任後,私が一番つらかったことで,自分は彼に何を教えてきたのかと非常に落胆しました.教育はやはり難しいものだと思います.しかし有り難いことに,チームの目標のために自分ができることを自ら考えて行動する仲間もたくさん出てきました.彼らひとりひとりの能力をさらに高め,私自身も彼らともに成長していくこと,そして将来的には新潟大学のような老舗にも負けないチームを作り,人間としても立派な脳神経内科医を岐阜の地に増やすことを目指したいと思います.これからもご指導,ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます.
★当科では専攻医,および大学院生(自己免疫性脳炎,神経変性疾患)を募集中です.お尋ねや見学はこちらよりご連絡ください.