昨日の復路でも青山学院大学が優勝、総合優勝を飾って今年の箱根駅伝は終わった。
今年も棄権したチームはなくみんな無事にゴールテープを切った
毎年観ていて思うことは同じなんだけどさ…。
まずはどのチームも事故や故障がないようにと、棄権することなく完走しますようにと祈る。
復路の中継地点で繰り上げスタートになると胸が痛む。
どんなスポーツでもそれぞれに難しさも厳しさもあるわけだけど、駅伝ほど苛酷なスポーツはないと思う。
とくに箱根駅伝の苛酷さは特別なんじゃないかな。
個人競技のマラソンならば、自分が走れないと判断してリタイアすればそこで終わり。
痛みも苦悩も失意も自分ひとりで抱えていけばいい。
でも箱根駅伝となると…。
仮に自分が2年生で、自分の不調ゆえにリタイアせざるを得なくなったとしよう。
残りの選手が以後の区間を走ることは許されても、記録は残らない。
失意のうちに4年生を送り出すことになる。
そうなったときの自責の念はどれほど深く重いことだろう。
2年生ならまだいい。
あと2回、挽回のチャンスはある。
3年生なら1回。
でも4年生だったら…。
彼に挽回のチャンスが与えられることはもうないのだ。
実業団で競技者となり良好な成績を残せたとしても、そのときの痛みは払拭出来ないかもしれない。
本当に苛酷だな、と思うよ。
また、懸命に走って来ても繰り上げスタートを適用されてしまえば、たすきを渡すべき相手はそこにいない。
それは彼の能力が劣っているからでは決してない。
それでも選手は自分を責めるだろう。
次の1年間をその痛みを抱えながら走り続けることになるのだろう…。
終始笑顔でたすきを繋ぎ続けるチームの後ろに、繋げなかったたすきが何本もある。
どのたすきも重いよね。
今年も棄権したチームはなくみんな無事にゴールテープを切った

毎年観ていて思うことは同じなんだけどさ…。
まずはどのチームも事故や故障がないようにと、棄権することなく完走しますようにと祈る。
復路の中継地点で繰り上げスタートになると胸が痛む。
どんなスポーツでもそれぞれに難しさも厳しさもあるわけだけど、駅伝ほど苛酷なスポーツはないと思う。
とくに箱根駅伝の苛酷さは特別なんじゃないかな。
個人競技のマラソンならば、自分が走れないと判断してリタイアすればそこで終わり。
痛みも苦悩も失意も自分ひとりで抱えていけばいい。
でも箱根駅伝となると…。
仮に自分が2年生で、自分の不調ゆえにリタイアせざるを得なくなったとしよう。
残りの選手が以後の区間を走ることは許されても、記録は残らない。
失意のうちに4年生を送り出すことになる。
そうなったときの自責の念はどれほど深く重いことだろう。
2年生ならまだいい。
あと2回、挽回のチャンスはある。
3年生なら1回。
でも4年生だったら…。
彼に挽回のチャンスが与えられることはもうないのだ。
実業団で競技者となり良好な成績を残せたとしても、そのときの痛みは払拭出来ないかもしれない。
本当に苛酷だな、と思うよ。
また、懸命に走って来ても繰り上げスタートを適用されてしまえば、たすきを渡すべき相手はそこにいない。
それは彼の能力が劣っているからでは決してない。
それでも選手は自分を責めるだろう。
次の1年間をその痛みを抱えながら走り続けることになるのだろう…。
終始笑顔でたすきを繋ぎ続けるチームの後ろに、繋げなかったたすきが何本もある。
どのたすきも重いよね。