アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

お江戸のカラーコーディネーター?…♪

2022-05-22 09:10:40 | Weblog
カバー裏の紹介文によると、主人公は貧乏長屋で父親と二人暮らしのお彩(おあや)、彼女は天性の鋭い色彩感覚をもっていて云々、…江戸のカラーコーディネーターとして活躍…。
ほぉぉぉぉ~ん。
なぁんというか、これまでこういう切り口の時代物って知らなかったな。
ちょっとだけ、ちょっとだけ、立ち読み…
あれ、上方訛りの京から下ってきた男が…、この人物が狂言回しって役どころかな…。
まぁよかろう、読んでみよ

          

『色にいでにけり<江戸彩り見立て帖>』 坂井希久子著 文春文庫
主人公お彩は、火事によって失明したもと摺師の娘。
ひょんなことから右近という京男と知り合い、その手引きで幾つかの色彩が絡む難問を解決していきます。
日本の色、その色の名称や蘊蓄などがところどころに出てきて、ついついかつて見た日本の色事典を頭の中で思い出したりしながら読み進めました。
一話完結の短編が5本、いずれもまぁ、そこそこに目出度し目出度しの結末です。
シリーズ化するといいかもってちょっと思ってます…
コメント
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