アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

雨の庭園美術館…♪

2022-05-14 09:11:27 | Weblog
昨日は午後から東京都庭園美術館に行ってきました、『アール・デコの貴重書』という企画展が開催されているんです。
生憎の雨天でしたけど、水気をたっぷり含んだ木々の葉やシダ類は瑞々しく豊かな気を感じました。

          

『アール・デコの貴重書』という表題から、アール・デコの装飾が施された装丁の豪華本を想定していたのですが、私の見当違い
1925年のパリ万国博覧会当時の建築および内装・インテリアの様式やデザインなどに関わる専門の雑誌類や、装飾美術や産業美術の百科事典、パリ万博に出展した日本の協会の報告書、どのような装飾がなされていたのかを写し取ったイラストの数々、etc.etc. …、建築や装飾等に携わる人にとっては垂涎の資料でしょうね。
ところどころにかつての朝香宮家の所有だったお品の展示も。

          
兎の小箱、ボンボニエールでしょうか。
           
          
組紐の飾りが日本的な銀の小箱が二つ、これらもボンボニエールかしら。

ソファセットや調度品が往時を彷彿とさせるように配置されていたり、ティータイムのセッティングがされていたりと空間を楽しむことも出来ました。
順路に従って行きつ戻りつ最後にはミュージアム・ショップにも立ち寄って2時間余り、しっとりと水気を纏ったお庭に目をやると、

          

ヒョウも雨に濡れていました。
凛々しい姿ですが、ラインがアール・デコっぽいかな
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水曜日のアンシャンテ ― 森の女王もエスメラルダも…♪

2022-05-13 09:20:33 | Weblog
ではソロ・ヴァリエーションの練習しましょう、ヒメさんは先々週・先週とマンツーマンでじっくりやったから、久しぶりのコエミさんからいこう、どうぞ

修正したいのは、
視線が下向きでかなり近い所に視線を落とすことが多いから、ず~っと伏し目のまま動いているように見えてしまうこと
視線を床に向けないこと、なるべく遠くに視線を送る
歩いて移動するときも視線は落とさない
繋ぎのパや助走のパのときに視線を意味なく下げない
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ルルヴェをするときに顔をア・ラ・スゴンドのアームスの方に向けてるけど、首を倒す方向が違う
頭の天辺が後ろを向く方向に倒してるけど、それでは客席からはアゴしか見えないから、首を立てたまま顔をア・ラ・スゴンドに向けること
視線が肩より後ろのラインを通らないように気を付けること
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドの脚を下すのと同時に視線も落ちるから気を付けること
この の2つが修正出来れば、コエミさんの踊りには広がりが出るようになるわよ
首の傾け方や顔を向ける方向、視線の高さなどを確認しながらパーツごとに練習。
ではもう一度どうぞ

おぉ、ほぉらねぇ、良くなったじゃない、レヴェル・アップした感じよ
「… …」
それではヒメさんどうぞ

いいねぇ、“見せる”って感覚が分かってきたのかな
初っ端のエシャッペからのパートにキレが出てきたし安定もしてる
「ね、良くなってるでしょ、劇場用の踊りになってると思わない
「凄いですねぇ、前回見た時とは違うものになってるみたいです
コエミさんヒメさんも、修正を丁寧にしたり場合によってはパの難易度を上げたりしながら踊りこんでいけばいい作品に仕上がるわよ、まだ4か月あるからね
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水曜日のアンシャンテ ― 久しぶりに3人揃った…♪

2022-05-12 09:30:46 | Weblog
3人顔を揃えるのは1か月ぶりでしょうかね。
足慣らしのストレッチと上体の筋力アップのためのエクササイズをやったあとバーレッスン。
順番の説明をしたり、みんなの動きを見ながらアドヴァイスしたりしていて気がつきました。
ヒメさん、トルソーのコントロールが良くなってきてる、以前は肋骨がぱかぁんと開いてわずかに後ろに反り気味だったのに、肋骨が自然な位置に収まって背中も真っ直ぐ
「上体のエクササイズ、お家でもやってるの?」
「続けてます
そう、その成果が出てきてるねぇ
センター・レッスンはバットマン・タンジュのアンシェヌマンからで、その終盤、
…パ・ドゥ・ブーレ・ピケ→4番プリエ・アン・ファス→ピルエット・アン・ドゥオール→ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ・アン・ファス→パ・ドゥ・ブーレ・ピケ→4番プリエ・アン・ファス→ピルエット・アン・ドゥオール→クロワゼ5番⇒…………
あらぁ~ん、ヒメさんコエミさんもなぁんでドゥー・トゥール回んないかね
「… …」
「1回目はク・ドゥ・ピエ-プリエに下りるから加減してアン・トゥールでもいいけど、2回目はドウー・トゥール回ればいいじゃん。出来るよ、ふたりとも
バットマン・タンジュのあとはエシャッペのシンプルなアンシェエヌマンを練習。
そして、ソロ・ヴァリエーションの練習へ。
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文庫本18巻まで読破…♪

2022-05-10 10:08:25 | Weblog
『本所おけら長屋』シリーズ、文庫既刊の18巻までようやく到達、読み終わりました
<十二>の第4話:おまもりの最後でおめでただということが分かったお糸ちゃん文七さん夫婦、<十四>の第4話:おみくじの最後で元気な男の子が誕生します
赤ちゃんの誕生までにはいろんなこと、お糸ちゃんががっくり気落ちするようなこともありました。
長屋仲間の辰次さんも久蔵さんもお糸ちゃんを思ってのことで悪気なんか全っっっ然ないんですけど、それがちょいと笑えない成り行きに化けちゃったりね。
でも最後には大どんでん返しでめでたしめでたし
島田鉄斎さんの旧主黒石藩主高宗さまが左の眉毛を剃られるという愉快な出来事があったり、鉄斎さんが自身の過去を打ち明けたり、凶悪殺人犯の魔の手がお満さんにも伸びてそれを万造さんが無事に助け…あ、実際に防いだのは鉄斎さんか…なんてお話も。
このときの万造さんは
いよっ、千両役者っ…おけら屋っ…
って声を掛けたいくらいカッコいい……、セリフだけは…。
「おう、お満、もしものときは、おれと一緒に三途の川を渡ってもらうぜ。覚悟は出来てるな」
ね、ね、ね、カッコいいでしょ
そのあと頭から下手人めがけて突っ込みあっけなく躱されて、柱にぶつかって気絶するって成り行きだけどね
そしてまた鉄斎さん絡みでお染さんにも穏やかじゃいられない出来事が起こったりで、な~んにも起きない極めて限りなく果てしなく穏やか~~~な日はおけら長屋にはないのかねって感じです
八百屋の金太さんの横に控える白犬を初めて見たときの万造さんと松吉さんが、
「……、どうして、犬が金太のところにいるんでぇ」
「犬を家来にするのは桃太郎じゃなかったか。あいつは金太郎だぞ」
なぁんて洒落が効いてるよね。
ちょいちょいこんな風に洒落る場面があったり、落語なんかではとうにお馴染みの語り口なんかもところどころに出てくるんだけど、分かっていても面白いんだよねぇ
さて…。
大川に掛かる両国橋の上に並んで立っている鉄斎さんとお染さんを柳のかげから眺めている万造さんと松吉さんが
「ああして並んでると絵になるじゃねえか」
「いいねえ。大人の男と女ってえのはよ」
って言ってます
どの巻もどのお話も後味のいい結末ですから、読み返していくうちに気分はおけら長屋の住人に近づけるかも
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辻井信行さんのピアノ…♪

2022-05-09 08:58:37 | Weblog
エスコート役の男性とともに下手袖から登場したピアニスト辻井信行さん。
ピアノの前の椅子に腰を下ろすとそっと鍵盤を確かめてから躊躇なく演奏を始めました。
ドビュッシー作曲の『こどもの領分』から、第1曲<グラドゥス・アド・パルナッスム博士>、第2曲<象の子守歌>、第3曲<人形へのセレナード>、第6曲<ゴリウォーグのケークウォーク>を。
テレビのスピーカーを通してではあるんですけど、本当に曇りのない音なんですよね。
昨日21:00~NHK Eテレで辻井信行さんの特集が放送され、これまでの大まかな足跡と演奏、サントリーホールでのコンサートを収録ノーカットで。
次に演奏されたのは演奏会用組曲『くるみ割り人形』でした。
序曲、 金平糖の踊り、 タランテラ、 間奏曲、 トレパーク、 中国の踊り、 アンダンテ・マエストーソ の7曲。
一人のピアニストが1台のピアノで演奏しているその音の世界は、オーケストラに匹敵するほどの豊かさ、華やかさに満ちています
チャイコフスキー作曲の原曲はバレエ音楽ですからもちろん踊れる音楽ですが、こちらは聞いて楽しむための音楽ですね、踊れそうにありません。
ただ、 中国の踊りにはちょっと気持ちを揺さぶられたなぁ。
原曲はピッコロによる速いテンポでノリのいい演奏が特徴で、踊りの方も超絶技巧とまではいかないにしてもダンサーの身体能力の発揮しどころといった振り付けですが、この演奏会用組曲の中国の踊りは少しゆっくり目のテンポで柔らかな感じです…、いいなぁ、振り付けしてみたぁいって思っちゃいました
それから辻井さんが大震災後の東北の地との関わりを大切にしてこられたことやご自身が作曲された『それでも、生きてゆく』が紹介されたり。
最後に今年2月24日のサントリーホールでのコンサートではショパンのピアノ・ソナタ3番を演奏されました。
先にも言いましたけど、演奏を始めるときに躊躇いとか溜めとかがないんですよね、深呼吸したり指を温めるような仕草をしたりその他諸々、ピアニストそれぞれのルーティーンになっているであろうような、間(=ま)を作るということがない、腰を下ろして鍵盤をちょっと確認して、そのままスン…と演奏に入っていく。
そして、演奏を終えてからも辻井さんはさっさと腰を上げる。
鍵盤から離した指や手が束の間空間を漂ったりポーズになったりすることもないし、音の余韻を追っているような表情を見せることもない、最後の音を送り出して指を離したらすぐ立つって感じです。
始める前に躊躇なく終われば一切の未練なし、ってことなのかしら。
で、そのショパンのソナタですけど、なんてキレイな音なんだろうって思いました。
磨き抜かれたダイヤモンドのように濁りがない、それでいて他者を排するような冷たさがない、繊細でありながら剛毅、静謐でありながら躍動的。
そして事件が起こりました、演奏中にスタインウェイのピアノの弦が切れて弾けた
テレビを通して聴いている分には分からなかったけど、鳴らない音をどう解釈して演奏されたんだろう、動じることなく演奏を続ける辻井さん
ただもう言えることは一つだけ、素晴らしかった
アンコール曲はドビュッシーの亜麻色の髪の乙女、ショパンのエチュード25の12、最後がシューマンのトロイメライでした。
トロイメライを演奏する前に
弦が切れてビックリさせてごめんなさい
という辻井さんの一言があり、演奏を終わって腰を上げエスコート役の腕に掴まる前に鍵盤の蓋を閉じるというお茶目な振る舞いも
あ~、辻井さんの<ラプソディ・イン・ブルー>聴きたいなぁぁぁ…
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ちょこっと下見…♪

2022-05-08 11:10:13 | Weblog
衣装のおおまかなイメージがいくつか浮かんでいます、ボディは共通ですが、
ワンショルダーのチュニック風にジョーゼットを纏う
パレオ風のスカートタイプにする
ミニスカート風にする
とまぁこんなところです。
大判の一枚布をどう扱うかよねえぇって考えます。
①段差を付けた二つ折りで身体に巻きつける
②輪ゴムなどを使ってお花のような結び目を作る
③バッスルスタイルのドレスのように後ろに大~きなヴォリュームが出来るように蝶々結びにする
とこんなところかな。
んじゃどんな布地がいいかしらねぇ。
1⃣ジョーゼットは柔らかいしちょっと透け感も
2⃣光沢も透け感もないニットジャージーは扱い易そうだけどちょっと重いかな
3⃣柄物のチュールは…色と柄…値段によるなぁ
ちょうど現在製作途中のサマーニット用のボタンを買う予定があったので、普段利用している手芸店で布地の下見もしてみることにしました。
アタマの中にある振り付けのイメージではドラマ性ストーリー性はないので柄物は ね。
ボディの色を●●か◆◆にしたいから布地も●●か◆◆がいいかな。
どんな風に巻きつけるかどう扱うかを併せて考えてみるとチュールも かもねぇ。
まぁ、もうちょっと大きな生地売り場のある手芸店でも見てみない事には決められないなぁ。
こうやって衣装のことをあれこれ考えるのも楽しいんです
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アタマの中の絵が動く…♪

2022-05-07 09:39:57 | Weblog
アンサンブル作品の衣装のイメージが纏まりかけています。
ボディはどんな感じがいいか、スカートはどんなラインがいいか、デコレーションはあるほうがいいか、色は●●か◆◆か。
そんなことを考えていたら、ソレを着た3人が舞台に立っている絵がアタマに浮かびました。
わぉ、かなりサマになってるねぇ
アタマのなかで曲をなぞったりしていると、今度は立ち位置を変えた3人の絵が浮かびました。
ほぉぉぉぉ~ん…
ちょっとした振りを思いついたりこれまでに試してみたパを動いてみたりすると、やはりアタマの中の3人が動く。
なかなか好い感じだねぇ、大人がきちんと踊っている絵だねぇ
振り付けの仕方・進め方って人それぞれだし、曲の長短や作品の大小によっても変わったりします。
ある程度まで構成と振り付けを考えておく場合もあれば、生徒の様子を見ながらフレーズごとに進めていく場合もあるし、するするするっと次から次に振り付けが浮かぶ場合もあれば内心で“これじゃぁコジツケじゃないか”と突っ込みを入れながら苦慮する場合もある。
ただアタマの中に浮かんだ絵が動くようになると、それも動いている絵を客観的に眺めているような気分になれたとき、それが、
いける
のシグナルであることがしばしばです、私の場合は
昨日イメージした衣装を纏って私のアタマの中で動く絵を見せてくれている水曜日クラスの3人は、おままごとチックでもなくバレエごっこでもなく、ちゃんと踊っています
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水曜日のアンシャンテ ― 衣装のことも…♪

2022-05-06 11:30:49 | Weblog
先週今週とヒメさんとマンツーマン・レッスンをすることが出来て、ソロ・バリエーションの細かい修正や手直しなどに時間をかけることが出来ました
フレーズ毎にまとまりのある構成ですから、次は各フレーズの見せ場あるいは強調したいパなどを抽出して、“踊る”に“演じる”が加味されるようになるといいなって思ってます……が、そこは演出する私の責任だけどね
水曜日クラスのメンバー3人それぞれのソロ・バリエーションは随分とカタチになってきてますから、次は3人で踊るアンサンブル作品の振り付けです。
実際にはまだ取り掛かっていないのに…先に衣装のイメージが出来ちゃいました
ソロの衣装は3人とも役柄に応じたクラシック・チュチュなので、アンサンブルはチュチュじゃないほうがいいなと考えていて…。
ロマンティック・チュチュやオペラ・チュチュってイメージではない。
キャミソールドレスのようなジョーゼットのチュニックも悪くはないんだけど。
シンフォニック・バレエだからシンプルなスタイルがいいんんだよね…と考えたとき私のアタマにまず浮かぶのが黒の総タイツ(ユニタード)
一応、念のため、一昨日のレッスンのときにヒメさんの反応を窺ってみたの。
「あのさぁ、アンサンブルの衣装なんだけどさぁ、黒の総タイツなんてどうかな」
「そぉたいつぅぅぅ…
……イヤなんだな…
私のアタマのなかの総タイツは即却下。
レッスンが終わって帰途につき途中寄り道したりもしたけど、ずっと衣装のことを考えていたらイメージがはっきりしてきて、帰宅後コーヒー片手に目を泳がせていたら考えが纏まってきた。
発表会とはいえ水曜日クラスの3人は大人なの、大人が踊るシンフォニック・バレエなの、衣装はそれにふさわしい物でなくちゃ
みゃはははは…、お楽しみにぃ…
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水曜日のアンシャンテ ― サマになりつつある…♪

2022-05-05 09:04:15 | Weblog
先週に引き続き今週もヒメさんとのマンンツーマン・レッスンで、まずは今のヒメさんに必要なストレッチやエクササイズ、そのあとバー・レッスンは一緒にやりました
センター・レッスンの途中からはソロ・ヴァリエーションのパーツの練習。
2番目のパートのパーツ、ピケ-アラベスク→ク・ドゥ・ピエ-シュル・ル・ポワント→5番ポワントの練習を。
アラベスクの脚の高さは低くても構わないから膝がイン転しないように、
足先からク・ドゥ・ピエに引き付けること
そしてね、アラベスクからク・ドゥ・ピエを通過して5番ポワントまでの流れの中でもこの3つのポジシオンをきちんと粒立てること。
アラベスクの脚をホールド出来ずにク・ドゥ・ピエにずり落おとしたら今度は軸脚のポワントがもたないからク・ドゥ・ピエの足を突っ込んで5番になりましたぁ…、なぁんて間違ってもそんな動きはしないでね
「… …」
コツはね、
①いち早くアラベスクの頂点に到達すること、途中のプロセスを見せる必要はない
②ク・ドゥ・ピエに引き付けるときには軸を上に引き上げる

繰り返し繰り返しやってカタチになってきたところでアームスのポジシオンを修正。
①ピケ-アラベスクからク・ドゥ・ピエに引き付けるまではアン・オー
②5番ポワントと同時にタンバリンを持つ手がア・ラ・スゴンドのアロンジェ
はい、やってみましょう

お、おりょぉぉぉ…
ち、ちょっとタンバリン貸してみな。

ね…っ
何か違ぁう…どこが違うんだろう…
慣れとタンバリンの扱い方
ちゃんと出来るようになるから大丈夫よン
3番目のパート、周回のアンシェヌマンも上体の使い方を修正して、アン・ドゥダーン-アラベスク・プリエのときのアームスをアン・オーに変更。
カウント1 で5番ポワント上体を反らす→半回転しながらステップ→カウント3 で右脚アティチュード・ア・テールのドゥミ・プリエ、タンバリンで左肩を打つ→…………
このカウント3のところで、
上体を右に傾けて、左肩を通して視線を上に送る
次の半回転でドゥミ・プリエが守れていれば、ピケの脚を大きく踏み出せるから距離がとれるし、ピケ-アン・ドゥダーンのあとのプリエもしっかり抑えられれば続くアン・ドゥダーン-アラベスク・プリエの1歩も大きく踏み出せて、周回全体を通して距離を稼げるようになるよ
ではちょっとゆっくり目にカウントでやってみましょう

おぉ、うん、良くなったねぇ
身体の使い方やタイミングをきっちり覚え込んでしまうまではゆっくり動く練習を沢山しましょう。
クライマックスのパートではタンバリンの持ち方を修正。
タンバリンは床と並行に
そしてバロネも1回ずつ脚を上げた頂点で動きを粒立てること。
少し大げさにいうなら
バロネ×3回もトンベ→アティチュード・ルルヴェも一つ一つをストップモーションで見せる
ってイメージだね。
ちょっと休憩して…。
では、ヴァリエーションをアタマからどうぞ

うん、良いですよぉ、動きが大きくポジシオンがキレイになってきた。
“動き”から“踊り”に変化しつつある、楽しみだねぇぇぇ
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オンライン・レッスン ― トモコさんの時間…♪

2022-05-03 12:13:34 | Weblog
今しがたトモコさんとのオンライン・レッスンが終了いたしました。
普段は毎週火曜日の18時~なのですが、今日はゴールデンウィークの休日ということもあって11時~スタートにしました。
仕事を終えて帰宅してからのレッスンはストレス解消とリラックスタイム、今日のように明るいお昼のレッスンは身体に芯を通すようなイメージですかね
やることはいつもと同じです。
ゆっくり腹式呼吸をして、ハムストリングや股関節・腰回り・お尻部分のストレッチ→体幹の筋力を維持するための腹筋強化を3種類→体幹と背筋強化のエクササイズを2種類→脚と体幹強化のためのエクササイズ→最後に思いっきっり伸びをしてレッスン終了~
ヨッ…ホッ…ハッ…とギンギンガンガンビシビシやるエクササイズではなく、呼吸を大事にして自分の体重を錘にする感じでゆっくりじっくりやってます。
腰痛もヘルニアも座骨神経痛も発症せず四十肩も五十肩も知らず猫背にもスマホ首にもならないままのトモコさん、さすがです
以前に聞いたことがあるんですけど…筋肉というのは何もしなければ年齢とともに老化(退化)が進むけど、年齢を重ねるそのどこかのタイミングできちんとしたトレーニングを開始して継続すると老化が停まる、そしてさらにトレーニングを継続していれば筋肉は若返り始める…んですって。
トモコさんを見ていると、それは真実だろうなって思います


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読み進めて13巻読了…♪

2022-05-01 09:25:44 | Weblog
ようやっと『本所おけら長屋 <十三>』まで読み終わりました
<十三>の最終話ゆうぐれはなんとも嬉しく気持ちのいい結末でした。
本所の災いなんぞと綽名されている松吉&万造コンビ。
万造さんが捨て子だったことは作品の初期から判明していますが、松吉さんの生い立ちや親兄弟のことについてはこれまで語られませんでした。
今回それが語られています。
出自、生い立ち、親兄弟との関わり、現在の松吉さんが置かれた立場とそれについての心境。
ずっと抱えていた心の痛みや怒り、同時に大切にしている思い出、これからのこと。
その一方でおけら長屋の面々御用達の居酒屋三祐の看板娘お栄ちゃんにも戸惑いが。
松万の二人にも言い負かされることなく気が利いて働き者で気っ風のいい彼女。
以前に彼女の性根に惚れ込んだ鼈甲問屋の若旦那から嫁にと望まれたことがあって、そのときは大店のおかみにはなれぬと断ったのですが、若旦那の父親も彼女の人柄を認めていて、息子の嫁になってくれ、もう一度考えてくれと再び頭を下げに来ます
松吉さんもお栄ちゃんもそれぞれに心が揺れます。
「夕陽っていうのは、どうして赤いか知ってるかい。お天道様が今日あった辛えことや悲しいことを燃やしてくれてんだってよ。だから明日になりゃ、そんなことは忘れて頑張れるってことらしいや」
戸惑い揺れ動いている二人を見守りつつも、悟られぬように知恵を出し合い策を講じる長屋の面々。
その中心になって知恵を巡らすのはもちろん万造さん、それを援護するのがお染さん。
みんなの後方支援により松吉さんは心置きなく目の前のことに対処でき、お栄ちゃんの想定外の言動がさらに功を奏し、最後は
あぁ~、よかったねぇぇ、嬉しいねぇぇ
の結末を迎えます
<十四>か<十五>の長屋の部屋割り図で松吉さんの枠に一人加わるかな
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