今年も水戸の木内酒造から新酒「菊盛2010」が届いた。
山田錦100%を使い、45%精米した大吟醸を袋吊りにして絞った贅沢すぎる日本酒である。熱処理殺菌もしない出来たての日本酒で、ビンの中には、うっすらとオリが泳いで霧がかかっている。
その酒を注いだグラスを耳に当てるとプチプチとはじける音がする。香りを嗅ぐとパッションフルーツのような豊かな香りが鼻を突く。そして味わいはとても爽やかな酸を持ち、高アルコールの甘みとが相まってとても飲み心地のよいお酒だ。この淡い発泡性の日本酒はクアトロの料理に実に良く合う。
この木内酒造は、幕末の尊皇攘夷の中心的人物、藤田東湖ゆかりの酒蔵である。当時の尊皇の義士たちを助けていた木内酒造は酒の名前に菊盛とつけることとなる。
幕末の英雄たちは、国の明日を語り合いながら、菊盛を飲んでいたのだろうか。
お正月には、大河ドラマでも見ながら「菊盛2010」を味わおうと思うクアトロの父だ。同志にもこの「菊盛2010」をおわけします。クアトロの父にお申し付けくだされ。
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