クアトロの客席中央に置かれた新しい生ハムは、クアトロの父が丁寧に切り立てのものを提供している。
骨付きの生ハムの古い方は、厨房に渡されている。
残った骨の回りのハムを丁寧にそぎ取る。
この骨の近くの脂身の少ないハムは「生ハムときのこのタリアテッレ」に使われる。
骨の近くの生ハムはとても肉の味が濃い。
その生ハムの軽い塩味と肉の旨味をクリームソースに引き出し、きのことホウレン草で仕上げたのが、「生ハムときのこのタリアテッレ」である。
そのクリームソースが生めんの持つ気泡に入り込み、パスタの持つモチモチっとした食感と共にスープのコクのある深い味わいを楽しむ。
パスタを食べ終わると皿にはクリームソースが少し残るが、このスープも愛おしくスプーンでかき集めたくなるものだ。
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