ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

穴の開いたスプーンの謎

2009年12月26日 | 個人的な話

Photo お客様に海外のおみやげにスプーンをいただいた。スプーンの中央に小さな穴が開いている。ワイナリー巡りをしていて見つけたものだと云う。ワインに関連のあるものだろうからとクアトロの父にプレゼントしてくれた。
さて、この穴あきスプーンは何に使うものだろうか。
消去法から行くと視力検査には使えないだろう。もちろんスープは飲めない。いや、スープも素早い動作では飲めるかもしれない。手を早く動かす運動のためのスプーンか、食べ過ぎないためのダイエットのものかもしれない。
Photo_2 スプーンの穴は微妙に中心からずれている。右利きの人が使えばものをすくえて汁気は穴から出るような工夫なのだろうか。
スプーンの穴をのぞき込むクアトロの父は何を見ているのだろうか。
スプーンの使い道とクアトロの父がスプーンの穴からのぞいているものの答えはクアトロで確認しよう。

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菊盛2010到着

2009年12月25日 | ワインの話

Photo 今年も水戸の木内酒造から新酒「菊盛2010」が届いた。
山田錦100%を使い、45%精米した大吟醸を袋吊りにして絞った贅沢すぎる日本酒である。熱処理殺菌もしない出来たての日本酒で、ビンの中には、うっすらとオリが泳いで霧がかかっている。
その酒を注いだグラスを耳に当てるとプチプチとはじける音がする。香りを嗅ぐとパッションフルーツのような豊かな香りが鼻を突く。そして味わいはとても爽やかな酸を持ち、高アルコールの甘みとが相まってとても飲み心地のよいお酒だ。この淡い発泡性の日本酒はクアトロの料理に実に良く合う。
この木内酒造は、幕末の尊皇攘夷の中心的人物、藤田東湖ゆかりの酒蔵である。当時の尊皇の義士たちを助けていた木内酒造は酒の名前に菊盛とつけることとなる。
幕末の英雄たちは、国の明日を語り合いながら、菊盛を飲んでいたのだろうか。
お正月には、大河ドラマでも見ながら「菊盛2010」を味わおうと思うクアトロの父だ。同志にもこの「菊盛2010」をおわけします。クアトロの父にお申し付けくだされ。

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クアトロの3人のゴースト

2009年12月24日 | クアトロ・スタジオーネの話

002 クリスマス・メニューをクアトロに予約した恋人たちは、クアトロの3人のゴーストに出会うことになる。
恋人たちのひとときを素晴らしい思い出にしようとクアトロの三人は知恵を絞った。知恵を絞りすぎてゴーストとなった3人である。
一人目のゴーストは、過去に生きる男、クアトロの父だ。
クアトロの父は、クリスマスの乾杯にロゼのプロセッコを使ったり、自家製の山桃のロワイヤルというカクテルを出したり、クランベリーのノンアルコール・カクテルを出したりと工夫する。そして、クアトロでは定番となっているイタリア・サンダニエーレの生ハムの切り立てを出す。
二人目のゴーストは、現在を冷酷に見極めている男、クアトロのシェフだ。
クアトロのシェフの繰り出すクリスマス・メニューは例年以上に厳選された食材と盛りつけの技を見せている。本マグロとタスマニア・サーモンのマリネやウニのムースと天然ホタテのグリルと天然ヒラメのインボルティーニであったり、パルミジャーノの焼きリゾットにフォワグラのステーキや前沢牛の赤ワイン煮など多彩な厳選した食材を組み合わせて提供する。
三人目のゴーストは、未来を明るくするおばさん、クアトロのママだ。
クアトロのママは、デザートの担当である。今年はラ・フランスの赤ワイン煮にアイスクリームを添えたものを用意した。
クアトロの3人のゴーストはクリスマスの恋人たちを満足させるのだろうか。

※本日のディナーはご予約のみの営業になります。

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パルミエイト到着

2009年12月23日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo エイトマン エイトマン
ファイト ファイト ファイト
エイト エイト エイト エイト エイト

光る海 光る大空 光る大地
行こう 無限の 地平線
走れエイトマン 弾よりも早く
叫べ 胸を張れ 鋼鉄の胸を
ファイト ファイト エイト エイト

豊四季の一角にエイドマンの歌が流れる。
どこからともなく現れたエイトマンは、クアトロにやってきたパルミエイト(注1)を護衛している。
パルミの中心部分はまだ少し水分を持っているのかしっとりとして香りもよくその美味しさは特別である。クアトロではこの部分をパルミの宝石と呼んでいる。
このパルミの宝石はクアトロのおせち2010に使われることになったのだが、お客様の視線は少し食べさせてよと訴えているようだ。クアトロの父もちょっと味見しようかなと狙っている。
はたして、エイトマン(注2)はそれらの熱視線からパルミエイトを守れるのか。

(注1)クアトロでパルミジャーノのパスタに使われるパルミジャーノのかたまりに開店以来順番に名前をつけている。今回が8代目なのでパルミエイトと呼ぶことになった。
(注2)クアトロの父は8と聞くとエイトマンを思い出す古い人間だ。

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さようならパルミ7

2009年12月22日 | クアトロ・スタジオーネの話

S_2 セブン セブン セブン セブン
(セブン セブン セブン)
(セブン セブン セブン)
はるかなパルマがふるさとだ
パルミペンネ パルミリゾット
パルミセブン セブン セブン
進め!豊四季のはてまでも
クアトロ愛で「スパーク!」

Photo はるかイタリアのパルマから、地球のはて豊四季にやってきたパルミ7だ。(就任当時写真上)
パルミ7は身を粉にして、パルミ・ペンネとパルミ・リゾットに姿を変え、クアトロ・スタジオーネのお客様に感動を与えるのが任務である。

パルミ7は、地球のはて豊四季での任務を終え引退することが今日発表された。年内で活動を終え、新年からはパルミ8の登場となる。(引退直前写真下)
さて注目のパルミの宝石の行方なのだが、信頼のおける情報筋によると、一般には公開されずに、おせちに入れられるようである。

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