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(↑写真はwikipediaよりお借りしました)
夫もわたしも子供の頃から、
コナン・ドイルの
「シャーロックホームズシリーズ」のファン。
夫もわたしも
子供向けの当時新しく発刊された
ホームズシリーズの本を買ってもらってました。
結婚して同じ本を持ってたことに気づいたのですよ。
さらに夫は、
シャーロック・ホームズといえば、
ジェレミー・ブレッド主演の
『シャーロック・ホームズの冒険』が大好きで、
わたしの弟がそれを知り、
自分も好きで買っていたDVDを
夫にプレゼントしてくれたこともあります。
とにかく、わたしたち世代にとって
シャーロック・ホームズは、
子供の頃には本で、大人になってからはドラマで、
とても身近に感じた探偵の一人ではないでしょうか。
この度、コロナで家にこもってたとき、
何気なく見始めたのが
映画『SHERLOCK(シャーロック)忌まわしき花嫁』でした。
こちらの映画は、
1800年代のリアルホームズと、
今のホームズが行ったり来たりするので、
ちょいと分かりにくい構成になってて、
一度では理解できませんでした。
この映画の元となった
ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』を見てから
この映画を見るべきでしたね。
そうすると、分かりやすかったかもです。
ベネディクト・ティモシー・カールトン・カンバーバッチが
演ずるホームズは、
現代を舞台にした若いホームズで、
ITを使いまくる
変人中の変人。
これを見たら、
もう福山くん演ずる『ガリレオ』なんて変人と全く呼べない。
レベチ過ぎです。
彼自身の言葉で言えば、
偏屈な「高機能社会不適合者」。
人に対して超KYで、
無礼千万。
見た目もとても病的。
でも、「ザ・天才」です。
そんな感じが、
表情からしゃべり方から体の動きから
ほとばしってる(笑)。
カンバーバッチは、
本来彼の持つ上品さ(なんとイングランド王リチャード3世の血縁とか)と
シャープさも相まって、
その感じを本当にうまく演じていて、
彼=ホームズといった感じ。
こんな変人がそばにいたら、
失礼極まりないし、
かなりイライラするだろうなと思うけれど、
外野から見ていると、
何だか愛すべき可愛い人物に見えちゃうから不思議。
一見ロボットのように無機質な
孤高の人に見えて、
実はちょびっと情もあり、失敗もし、
普通の人以上に普通の人にも見えることもある。
いやあ、
こんなホームズもアリだなと思わせてしまう
「勢いとパンチ」があります。
そして相棒のワトソン博士。
同じくイギリスの俳優、
マーチン・フリーマンが演じていますが、
ホームズと正反対の誠実で実直な人格。
アフガニスタン戦争で
心と体に傷を受けてイギリスに帰ってきた設定で、
ホームズと出会うことで、それが癒されていきます。
ホームズはホームズで、
自分をそのまま理解し受け止めるワトソンの
大きな懐に受け止められ、
初めて「友」と呼べる人と出会え、
同じく人生が変わっていくのですね。
この二人の関係がすごく興味深いです。
そして、
とにかく、ホームズの宿敵のモリアーティが怖い。
怖すぎる。
童顔で、
とても可愛い顔のアンドリュー・スコットが演じていますが、
その童顔が超怖い。
賢すぎる殺人鬼。
ネジがかなりの本数吹っ飛んでる感じで、
彼を見ていると、ホームズがまともに見えてしまう。
やばいです、彼。
さらには、シャーロックの実兄のマイクロフト・ホームズ。
マーク・デイティスが演じています。
イギリス政府の中枢にいて、
国を動かす力も持ってる彼、
シャーロックとはあまり仲が良くありません。
小さい時からシャーロックを馬鹿呼ばわりする、
頭脳の明晰さにおいては弟を凌駕する力を持つ彼ですが、
一方で彼を助けたり、
弟の力を認め、
それを国家のために使おうとする部分もあったります。
結局は、シャーロック、
モリアーティ、マイクロフト三つ巴の
賢さを競うレースに
見ているものが振り回されてる感じかな(笑)。
(本当は四つ巴??笑)
シーズン1からシーズン4まであり、
2010年から2017年まで続きました。
かなり評価の高いドラマです。
ワンシーズン3話くらいで短いですが、
1話の長さが90分と映画並み。
1話1話に見応えがあります。
これはあり得ないだろう〜と思うシーンも満載ですが、
違和感なくどっぷりその世界に浸って見られるのは、
さすがBBCドラマ!
イギリス・ロンドンの街の風景も楽しく、
興味深いのは、
毎回イントロで出てくるロンドンの街の映像。
「SANYO」とか「TDK」とかのネオン広告が出てくるのですよ〜。
どちらもこの『シャーロック』が作られた2010年頃、
かなり揺れ動いていたメーカーですね。
時代を感じます。
また同じく街並みを見ていて、
新婚旅行で「ベーカー街221b」、
正確にいえば「シャーロック・ホームズミュージアム」に
行ったことを思い出してました。
旅行最後の日、
空港に行く直前の午前、
夫はどうしてもここに行きたくて、
わたしたちは荷物を抱えてあの黒タクシーに乗り、
ベーカー街に行きました。
ところが、
このミュージアムの開く時間が10時だったか11時だったか。
まだ開いていない時間で、
開く時間を待ってたら飛行機に間に合わないと言う状況。
夫がダメもとで、
事情を話して中を見せてもらえないか交渉したら、
ご親切にもいらしたスタッフさんが
なんとなんと開けてくださったのです。
短い時間でしたが、
わたしたちは2Fの部屋に入り、
その雰囲気を楽しめました。
土産物も買いました〜。
イギリスで受けた一番の親切がここででした。
しかしながら、今回の『シャーロック』のロケ地は
この場所ではないとのこと。
外観は、ユーストン・スクエア駅近くの
「SPEEDY`S SANDWICH BAR & CAFE」だそうですね。
こんなのをちょいちょい改めて調べてると、
再度ロンドンに行きたくなりました〜。
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いいですねー。私もシャーロック、楽しくみていました。
職場の人に当時オススメされて、想像がつかなくて、現代なのですか?どんな感じですか?と、聞き返した記憶があります。
そして、シャーロック・ホームズといえば、まんじゅう顔さまも同じですね。コロナ禍で、長年どうしようかなと思っていた、ジェレミー・ブレッド主演のシャーロック・ホームズ、Blu-rayを購入しました。
素敵なドラマの新作もたくさんですが、ジェレミー・ブラッドと、デビッド・スーシェのポワロは、特別枠です。今でもデジタルリマスター版がBSで定期的に放送されているので、やはり人気なのでしょうね。
シャーロック・ホームズ、私も大好きです。
BSプレミアムで放送されているのをその度に録画して観ています。
ブルーレイまで持ってらっしゃるとはさすがです!
カンバーバッチさんのホームズは難しくて熱心には観ていませんでしたが、いつか放送が有れば録画して観たいです。
それにしてもベイカー街221に行かれたなんて!
素晴らしいですね!
シャーロキアン(ホームズファンのことそう呼ぶんですってね)の聖地。
同じく子どもの頃に『四つの署名』とか『まだらの紐』とか、貸本屋さんで借りて読んでは友達とキャッキャ喜んいました。
懐かしい気持ちになりました。
今日も良き一日をお過ごしくださいね。
確かに、シャーロックはジェレミー・ブレット一択だと思います。
こちらはパックで持っていても決して損ではないですよね。
何度も見返したくなるドラマになってますね。だから、何度もBSで流れるのでしょうね。
シャーロックホームズに関しては、現代っぽいので他の人も演じてらっしゃいますが、わたし的にはあまりはまらなかったのです。が、こちらのカンバーバッチの分ははまってしまいました。
一度見ただけでは理解しきれず。長い台詞が速すぎてそれこそ凡人の頭のわたしにはついていけない・・・(笑)。
カンバーバッチのホームズに笑われているような気さえします(笑)。
はい!スーシェのポアロもやってますね〜。わたしはこの人のポアロ、大好きです!!
ああ、どちらの原作も読み返したくなりました〜。
わ、『まだらの紐』、わたしがホームズに最初に出会った本です〜〜。
本を手にして友達とキャッキャ喜ばれたとのこと、いろんな思い出が重なりますね〜。
さすが、ドラマの方もちゃんと録画して見てらっしゃる。
カンバーバッチのもチェック済み!
確かに展開がはやいのと、彼の喋り方が異常にはやいので、
わたしの頭ではついていけず、アマプラで
何度か戻ってチェックするような感じで理解しました。
そして、ようやくその面白さにはまったというか。
ジェレミーの分は、DVDだと思います。実弟がまたドラマ魔で、いいドラマはすぐにDVDパックで買ってしまうのですよ〜。
会えば、毎度面白いドラマについての講釈が始まります。その中で夫が大好きなのを知り、自分の分をプレゼントしてくれたというわけです。
そうなんです。今思えば、行っててよかったなと。
何十年かぶりに思い出しました。
思いがけない親切な対応で、そのこともあってホームズの印象はどんどんうなぎのぼりに良くなりました(笑)。
私も原作読みたくなったり、映像もみたくなったり、
考えただけでも楽しい一日でした。
楽しい話題をありがとうございました。
実は、シャーロックも一部パッケージで持っています。
海外ドラマは全部見続けることがあまりないので(挫折歴ばかりです。)シャーロックは本当に楽しかったんだなぁと改めて思い出しました。
余談ですが、Blu-ray購入のタイミングで書店でみかけた、小学校中学年向けの『名探偵シャーロック・ホームズ事典』(くもん出版)を購入しました。そのうちこどもも読むかなぁというのもあったのですが、私が映像みてはパラパラ読んでいます。ボリュームもけっこうあるのですよ、児童書コーナーにあることが多いと思いますが、よろしければみかけた際には、手に取ってみてください。
コメントを読んでビックリ!まんじゅう顔さんも『クローザー』をご覧になっていらしたのですね。その過去のblogも読ませて頂きました。
私はまだシーズン3の終わりごろの展開を楽しんでいます。今のところ可愛いブレンダが大好きなんですが、ライバルの女性刑事が登場するのですね。
楽しみ、楽しみ!うふふが止まりません。
大体こういうネタは、知ってたり見てたりしないと全く興味のないもの。
見て感動してる自分は、思いの丈をブログに書いちゃうのですが、
感動の押し付けになってしまうなあと申し訳なく思うことも。
でも、もし誰かがご覧になってて、同じ思いを持っておられるかもという薄い期待の中で、
こうやってももさんのように反応してくださると、わたしも気持ちが盛りがります。
今は夫に「見て」と言ってますが、病気なので無理強いはできないしね(笑)。
同じ話題、同じ興味で盛り上がれるのは、ブログだからこそと感動してます。
この「シャーロック」は、かなりの話題作だったのですね。
今頃知ったわたしはいつものように遅い人です。
パッケージまで持っておられるとのこと、ちょっと羨ましいです。
わたしもDVDを狙ってます(笑)。
『名探偵シャーロック・ホームズ事典』、探してみますね。
結構子供向けの方がわかりやすくて楽しいかもです。ラジャー!
そして、わたしはというと、それ関係の本も買ってしまいました。またいずれブログに書きますね!
そして、やま ももこさんと同じように思いましたので、思わず自分のブログのことも書いてしまいました。
ご覧いただきありがとうございます。
ブレンダ、なんなのでしょう、ほんと魅力的ですよね。
トリコになっちゃう感じです。
はい、ライバルが登場します。
ここからがまたさらに面白いです。
また、是非是非感想をご自身のブログでご紹介くださいね。
楽しみにしてます。