つれづれなるままに  140 「ゴミから地球が見える」  2006/10/28

2006-10-28 13:12:07 | 雑記
今回は市環境保全アドバイザー東 龍夫氏の研修会に参加しました。
日本では、古紙リサイクルがおこなわれたのは、古く平安時代、千年の歴史があるそです。再生資源の質は世界一、ヨーロッパ、アメリカなどは、新聞紙、雑誌、ダンボール、紙パック等、全て分類せず工場に、同じ古紙でも、日本の古紙は、質の良いものとして、取引されているそうです。新聞紙は新聞紙に、雑誌はホッチキスで止められたものは、新聞紙、糊付けされたものは(糊がプラスチック吹きつけ)ダンボールの中じき、ダンボールはダンボール、紙パックはトイレットペーパへと、新聞紙がリサイクルされ、自分の手元には、3ヶ月で新聞なり、戻ってくるそうです。
アルミ缶はどうでしょう。
アルミ缶は電気の缶詰と言われ、350mlの缶で500Wの電力が必要だそうで、500Wと言えば、洗濯機で洗濯が3~4回も出来るそうです。
このアルミ缶はアマゾン川、アルミ缶を作る電力を確保する為、札幌市が二つも入る巨大なダムが建設され熱帯雨林、インデアン等の町が水没したと言われています。このアルミ缶は日本にも輸入され、私達が使用していますが、こんな所にも自然破壊をもたらしているのですね。もちろん、アルミ缶はアルミ缶に再生されますが、ふたの部分は再生が出来ず、新しいアルミニュームを使用、それとて15Wの電力を要します。
アルミ缶は環境ホルモン、アルツファイマーとの関連が取り立たされています。
アルミ缶のふたを開けたとき、アルミの粉が缶の中に、アルミニュームの摂取量は微々たるものですが、これが毎日となると、どうでしようか。
ペットボトルは再生しペットボトル、しかしドイツでは20~30回も使用するそうです。これは日本はリサイクルの為の費用、メーカー負担は二割、ドイツは全てメーカーでリサイクル費用を、そのため1本に付き60円が課せられ、持参すれば、その金額で引き取っていただけます。
日本とて一升ビンは7~8回、ビールビンは20回、口がだめになるまで使用とか、毎週何気なく出していた資源ゴミ、ゴミひとつにしても、色々問題を抱えているのだと、改めて思いました。今からでも遅くはありません、
   子供や孫達が安心して生きていける環境、
          ひとりひとりにかかっています。