つれづれなるままに   422  真の友とは

2008-01-17 22:24:04 | 雑記
家族はいずれ去り一人になります、その後、残るのが友人、どんなに遠くに離れていようが、久しぶりで会っても、昨日分かれたばかりのように、直ちに旧友を温めることが出来る真の友、必要な時、駆けつけてくれ、慰めてくれ、話を聞いてくれ、気持ちを分かち合える友こそ、真の友なのではないでしょうか。

しかし、「一緒に居て楽しい]「話が面白い」と話題に豊富な人でも単なるおしゃべりだったり、他人の事を考えず、一方的に自分の話ばかりをする人は、一緒に居ても居心地が悪いものです。穏やかに、他人の話を良く聞いて要所でピタリと反応する、歳を取って世俗的な利害から離れ、これからは良い相手と良い時間を過ごすためにエネルギーを使いたい物ですね。限られた命ですもの。
本当の大切なことは自分の理解者だと思われる友人が、この世のどこかに居て、いつも手を振れば堪えてくれる、そう思える友がいたらどんなに幸せな事かとおもいます。

ご飯を食べる相手も、何を食べるかではなく、誰と食べるかが大事な事で、余り多い人数では、話が見えてこないし、話の話題が共有できません。皆で食事をする意味がない様に思います。せめて同じ話題になるような人数で行きたいものですね。

また、たまの女性だけの集まり「おしゃべり」には男性抜きの方がいい時もあります。男性が居ると話題が変わりますし、女は女同士、話が弾むこともあるのです。私ばかりでしょうか。
しかし、男性と食事をするときは、好きな人と差し向かえ、不純であろうが純粋であろうが、グループ交際の異性交友より、二人きりがいいのに決まっています。その時だけは相手はわたしの専属、一緒に向き合ってくれるような気がします。本当に大切なのは友人は沢山は要らない、真の理解者が欲しい。老いると言うことはこのようなことなのでしょうか。

 「おひとりさまの老後」から
        読んで痛感しました。