鳴子から電車で松島へ周りの田園風景を見ながらのんびりと、ローカル列車もいいものですね。松島は地元のようなもの、仙台と松島は観光客のセット、今回は海沿いの豪華なホテル、洒落たベランダ付き、塩風と共に賑やかな声が目の下は遊覧船乗り場、右を見れば五大堂、左を見れば赤い福浦島・・懐かしい何時もの風景です。あれもみた、これもみたと・ホテルでのんびりと過ごしました。帰り塩釜の遊覧船に乗る前の少しの時間「円通院」には彼岸花が咲いているとの事、こりゃ・・見なければと300円の拝観料を支払いお庭は拝見と。
この円通院は伊達正宗と愛姫との間に生まれた忠宗と、徳川秀忠の子供振姫の間に生まれた子光宗を祀る寺院でもあります。彼は幼き頃より文武に優れ、その才能が徳川家にとって恐るべき存在で19歳の時毒殺されたといいます。その死を痛んで立てられたのが「円通院」、三陸三十三観音霊場第一札所でもあり、この石庭[天の庭」「地の庭」と題して松島湾に点在する七福神の島を表しているそうです。
忠宗公が息子の死を痛んで立てられた「大悲亭」コケの庭園でもあります。
そのコケの中から数本ずつ「彼岸花」、まだ満開には早いのでしょう。この花も紅葉と同じように後1~2週間と言う所でしょうか。今年の猛暑、コケにとっては地獄・・ところどころ枯れていました。見渡す限り「彼岸花」幼き頃のイメージでしたが、今はそんな場所もなくなったのでしょう。
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