これは東郷神社骨董市で大分昔手に入れた。 どうも桶屋の道具だったらしい。それらしい道具に混じってこれが有った。面白い格好だと思って買って見た。面取りに使い易い小型の一枚鉋で刃幅45ミリの物だ。 少し使って見たが、誤って釘に引っ掛かり、刃が欠けてしまった。研ぎ直すのは大変だし、刃も短くなる。仕方なく引退させた。多分薄刃の平鑿の柄を切って刃の部分だけを使った物だろう。台も自作と思われる。 使える物は何でも有効に活用するのが職人と言う物か。使いもしない物を持ってるだけと言うのは我ながら無駄な気もする。 いや申し訳無い気分だ。
これは高幡不動骨董市でまとめて買った鉋の一部だ。使えそうも無いと思ったが研いで見ると何とか使えそうなので、新たな台に入れて少し使って見た。結構切れた。刃幅は寸四分より小さいかも知れない。 台は何処で手に入れたか忘れたが前から持っていた。 この刃には丁度良い。刃口が開いているので、口埋めしている。 小型で軽くて使いやすく暫く使ったが、今は仕舞ってある。