この鉋刃も同様に靖国神社骨董市で入手した物です。 この鉋はも刃の頭部分は鉄のめくれを綺麗に摺り取って有ります。 現状錆を落として 裏を出して有りますが、どうも三郎正富以外の表示は見当たりません。 以前は有ったが消えたのかも知れません。 刃幅65ミリ全長56ミリ とやはり相当使い込んで有ります。鋼の残りも10ミリ強でしょうか。 これは三木の鉋でしょうか? それを裏付ける資料は無く不明です。 この鉋刃も産地 作者共に不明となります。 研いで見ると切れそうな感じです。 台を打ち仕込んで試し削りするか悩む所です。 当面はこのまま刃単品で保管する予定です。 まだ使えそうな別の刃を仕込んで使って見ようと思います。 だけどそちらは余り切れそうじゃ無い。 まあ折角入手したのでもう少し研いで楽しむ事にしましょう。
先日靖国神社骨董市で手に入れた鉋刃の紹介です。この鉋刃は似た特徴が有り、同じ人が使った物かも知れません。 刃幅65ミリ全長60ミリ有ります。鋼の残りは13ミリ程度でしょう。 既に使い切った感じの物です。中央に大きく力作と有り その左に登録商標 千代?と有る様です。 残念ながらこの?の部分は研ぎ減って判らない。 相当ベタ裏だったのでグラインダーで少しすきとりしています。 ゴマの有る地金ですがこれが日本地かどうかは不明です。 頭の部分は叩かれて凹み気味ですが、めくれた鉄は綺麗に摺り取って有ります。台は付いて無かったが、相当使って有るので まあある程度切れた鉋刃だろうと思います。 裏の地紋は魚の鱗の様な物が有りますが、研ぎ減り一部しか残ってません。 このまま刃で保管するか 薄い台を作り 一度使って見るか思案中です。 まあ使うとしても相当後の事になるでしょう。 産地や作者に付いては現状は不明です。 少し残念ですね。