大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0584 鉋刃 銘 東京山治

2016-06-28 11:00:51 | Weblog
この鉋刃は靖国神社骨董市でまとめて入手した鉋刃の一つです。 刃幅55ミリ 全長100ミリで 余り使って無い様です。 銘は東京の下に 山に治の刻印が有ります。登録商標その他は有りません。 多分前に紹介した物と出処は違うでしょう。普段使いの普通の鉋刃だと思います。 そんなに手を掛けて作った物では無いでしょう。 少し研いで見ましたが それ程研ぎ易くも無い様です。 まあ見ただけでは判らないのでいずれ 台を打って 使って見ようと思い材料を探しています。  いずれ台が出来たらまた紹介しましょう。   
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0472 一枚刃平鉋 銘 栄光 (台打ち換え)

2016-06-28 10:39:05 | Weblog
この鉋に付いて、今迄何度か話題にした。 全く不細工な鉋刃だが 見所が有ると思っていた。 そもそもこの鉋刃は大和骨董市で 他の買い物のついでにただでもらった物だ。 相当酷い状態で 使えないだろうとは思ったが試して居た。 裏出しして研ぎ直し錆を取って来た。 台も古台を何度か交換して削り試していた。 しかし 余り良い結果は出なかった。 今回は思い切ってこの刃の為に台を打った。 材はブビンガで 近くに有る銘木屋で安く手に入れた端材を使った。 この材は少し油気が有る様だ。 乾燥が悪いと割れが入る事も有る。結構硬くて耐摩耗性が有ると言う。 今回も裏刃無しの一枚刃台とした。 勾配は八分にしている。 午前中穴を掘り、刃を入れて 午後に台下端調整を行った。 その日の内に削り試験まで行って見た。 これが思いの他良い。 何処のどういう鍛冶屋の製作した物か判らないが杉の柾目材もすんなり上手く削れた。 まあこれだけ削れれば一応満足。 兎に角台に寄って切れ味も全く別物の様だ。 古くて弾力が無いガタツク台では 上手く削れないと言う事だ。それなら 古鉋の思わしく無い物は 総て台を交換しないといけない。 それは大変な事だ。入手したオリジナルを保ちたい気持ちも有るし、困った。 見所有りそうな鉋は台を交換して見る価値は有りそうだ。 出来れば樫を使いたいが 勿体ないのと乾燥待ちで材料不足だ。いずれ私の手を離れる時、汚い台では 打ち捨てられる可能性も有るから出来たら台を交換して綺麗な状態にして置きたいと、最近は思う様になった。 
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