大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0472 栄代の削り

2017-04-09 22:50:11 | Weblog
これ程裏錆のひどい鉋も無い。 裏全体が錆びのニキビ面の様だ。 何度か研ぎ直して削りにチャレンジしたが思わしくない。 今回も裏出しして研ぎ直した。 状態は大分良くなって来た。 削って見ると一応削れる様だ。 この先もう少し研ぐとまた錆の部分に当たる。 今が一番ベストな状態かも知れない。 まともなら良い鉋だったかも知れないのに残念。
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胴付鋸 銘 中屋宗次郎 作

2017-04-09 22:36:39 | Weblog
今日は富岡八幡骨董市に行った。 雨は止むかと思ったが、段々ひどくなりそうだ。 業者も帰り支度する所もある。 ある所でこの胴付鋸を買った。 千円で安いのか 高いのか判らない。刃は欠けて無いと思ったが良く見ると3か所程欠けが有った。 余り切れない様なので目立ては必要だろう。 銘を見るが 何時もの様に読みにくい。 今回はこれを中屋宗次郎として見た。 宗次郎は会津の鋸鍛冶とどこかに載っていた。 会津なら会津と記述しても良さそうだが無いので 宗次郎では無いのかも知れない。 それ程古物では無さそうだ。 まあそれ程使い込んでも無い様だ。 使って見ると刃の先の方に切れない所が有る。 あるいは変な物でも挽いた可能性は有る。  そこで目立てに出す程の物かどうか考えたが 良く判らない。 こんな胴付は他にも有るから、この鋸が他に優先して目立てする価値が有るか無いか 悩む所だ。 金が有れば皆目立てすれば良いのだが、それも勿体ないだろう。 自分で鑢を当てて鋼質を見て判断しよう。
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ツルの絵の皿

2017-04-09 15:59:04 | Weblog
今日は富岡八幡骨董市に来た。 雨模様で業者も少ない。帰ろうかと思ったが、見ているとこの皿が出て居たので購入した。 直径15センチ弱で 使い易いサイズかも知れない。 見ると 割れが有る様だ。 だから安いんだ。 3百円だった。 真中に鶴が手書きして有る様だ。 江戸時代まであるかどうか判らない。 明治位の物かも知れない。 藍の色も余り良くないかも知れない。 割れと言っても ヒビが2か所有るだけだが、無理すると割れてしまう可能性も有る。 少し瞬間接着剤を流して補強した。 漆を塗って金粉を撒く修理も有る様だが そこまでは手を掛けない。 これで何か酒のつまみでも入れれば良いだろう。
これは一般には なます皿と呼ばれているが、結構深さも有るので 和食の盛りに良い。
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