大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0631 二枚刃平鉋 銘 廣貞 

2017-08-21 22:00:13 | Weblog
この鉋は高幡不動骨董市で入手した。 銘は廣貞だ。 どこかで聞いた名前なのでもっていたスマホで調べた。  最近スマホを持ち歩くので 記憶を確かめる時に便利だ。 後で買っとけばよかったと 悔しがる事は 余り無い。 これは小熊 寅三郎の物だと判ったので購入した。 これで千円だった。 見た所 殆ど使って無いが 色々いじくって有る様だ。 表馴染みには 廣貞之印と押して あった。 持ち帰り研いで見たが 残念ながら切れない。 私の研ぎが良くないのかも知れない。 まあこれじゃ前の持ち主も 諦めて放出したのかもと 思わせる。 裏刃は助国の銘が 有る物が付いていた。  当面 台を整備して 更に研ぎ直している。 少し研いでいれば もう少し切れる様になるかも知れない。 そう思いつつ 研ぎ進めている。 これで上手く切れる様になったら 状況を報告したい。 このままで終わらせたく無いと思うが、こう言う事も有るのかねー。

その後 台の修正と広すぎる刃口を詰めて見た。 更に長く中砥で研ぎ過ぎた砥石の平面を修正して もう一度研ぎ直して見た。 これで少し切れが戻って来た。 良かった。 駄目では無さそうだ。  普段軽くしか研がないのに、今回長く一気に研ぎすぎて、砥石が狂った様だ。 もう何度か研いでいれば何とかなりそうだ。(8月23日)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0630 二枚刃平鉋 銘 山サ

2017-08-21 20:45:46 | Weblog
8月の曇り空だが、むし暑い。 今日は高幡不動骨董市に来た。 結構人手は多い様だ。 しかし業者の数は何時もより少ないかな。 業者も夏休みかも知れない。 一回りしてこの鉋を購入した。 500円だった。 古い物の様だ。 しかしかなり錆びている。 持ち帰り刃を抜くと 馴染みの部分に年賀状が貼り付けて有った。 それを見るとこの賀状は昭和30年の スタンプが押してあった。 結構古い鉋の様だ。 台は相当乾燥で狂いが来ており、少し削って修正した。 刃を挿入する溝の位置を調べると 左と右で若干位置が違う。 だから刃の研ぎで調整していた様だ。 溝に薄板を貼り付けて調整して見た。 刃を研ぎ直したが研ぎはまだ不十分だ。 この状態で台を均して削って見ると上手く削れた。 もう少し刃を丁寧に研ぎ直してやれば 十分切れる鉋の様に思う。 刃幅 58ミリ 全長86ミリ程度有る。 小型んで扱い易いサイズの鉋だ。 銘は 山にサ その下は読めず 切味 請合とある。
登録商標は無い様だ。 一応裏刃も付いて居た。 これは鉄板を切って曲げたような作りだ。 台の狂いもすごいので 一応鉋で削り直した。 暫く使いながら研ぎ直していれば、もう少し 切れる様になると思う。 

この鉋は台が良くない。 どうしても片側が先に出て来る様だ。 いずれ台は作り直さないと駄目の様だ。 それに思った程切れない気もする。 もう一度刃を作り直して 研ぎ直した方が良いかも知れない。(8月23日)

暫く そのまま放置していた。 上手く削れない鉋だ。 今日は思い出してこの鉋の刃を抜いて研ぎ直した。 今まで研ぎが良く無かったと思う。 更に台ももう一度均して見た。 これで削って見ると普通に削れた。 駄目鉋では無い様だ。 しかしやはり台を打ち直さないとこれ以上に薄削りは無理な様だ。 しかし普通に削れれば十分だ。 (2018/2/4)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする