大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

追入鑿 銘無し 5分

2018-02-01 20:55:27 | Weblog
これは 購入した二本目の鑿となる。 かなり酷い状態だった。 グラインダーで先端を削り刃を付け直した。 少し裏の調整の為に 槌で裏出ししていたら 誤って鑿の刃の先端部分を叩いて 少し欠けてしまった。 また欠けの部分まで削り落とすと 刃が短くなるので 当面そのままにして 研ぎに掛かった。 案外研ぎ易い鑿の様だ。 錆を落として銘を探したがどうも無い様だ。 この鑿もまだ十分に研いだ状態では無い。 今後少しつつ研ぎ直して行こう。 今回の鑿は 手入れすればまだ十分使える物と思う。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追入鑿 角打 銘 助正 一寸

2018-02-01 20:38:02 | Weblog
今週は寒い。 今日の夜から雪の予報が出ている。 まいったなー。 今日から2月が始まる。 今日は町田骨董市に行って来た。 午前中はまあまあの天気だった。 何時もの業者から 鑿2本を購入した。 一本100円だった。 多分先端部分が欠けていたからかも知れない。 それに随分錆びていた。 持ち帰って 錆を落として 欠けをグラインダーで落としてから 研ぎ直した。 まだ十分に研げて無いと思う。 銘の助正は何処で作られたか調べているが現状は不明。 柄は樫の木では無くて柘植の様に見える。 桂も良い物が付いて居るように思うが。 柄が太くて関西系の鑿の様にも思うが どうだろうか。 研ぎ味は悪くない。 今回は鉋刃の様に裏出ししてから 裏押しして見た。 結構上手く使って有る様に思う。 これからもう少し 研ぎ直しが必要だ。 似た鑿は他にも有るが それらよりも厚い作りの様に思う。

助正鑿を調べて見ると 新潟県与板に大久保貞助作の助正鑿が有った。 これは白紙らしいが はたして私の入手した助正が同じ鍛冶屋の物か 不明だがその可能性も有る。 取敢えず何となく出所が判った様で良かった。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする