今日は布田天神骨董市に行って来た。 道具類は余り無いので 珍しく蕎麦猪口を買って見た。 普通の猪口より小ぶりの物だ。 書いて有るのは龍の様に見える。 手書きらしい。多分それ程古い物では無いだろうと想像する。大正や明治まで遡れれば良い方だろう。 この絵は余り上手い方では無いと思う。 まあ良いとしよう。 500円で購入したが高いのか安いのか判らない。 蕎麦を食べても良いし これで少し酒を飲んでも良さそうだ。 安物には傷や割れや 色々有る物だが そう言う欠点は無さそうに見える。 当面これで 焼酎お湯割りを飲む事にしよう。 飲みながら 眺めていて何時か飽きるようなら 駄目な物なんだろう。
この鑿は二本目の物です。 この鑿は特に難点は無い様だ。 少し錆びているだけの様に見える。 桂はやはり 踊っている。 これは抜いて中をサライはめ直した。一光は初めて見る銘だと思う。調べているが 何処のどう言う鍛冶屋が製作した物か判らない。 この鑿も穂先が柄から抜けそうなので 角穴にパテを塗り 再度穂先を差し込んだ。 普通はこんな事はやらないだろう。 しかしこれで一応抜けない様に止まっている。 鑿も大分集まって来ている。 今回の鑿は まだそれ程使って無い物の様だ。
今日は何時もより 暖かい様だ。 天気も良いので調布の布田天神骨董市を覗いてみた。この市は 業者の数が少ない。 私の欲しい道具類は余り置いて無い。 しかしこれも運次第で道具類が 有る時もたまにあるので、取敢えず覗いてみるしか無い。 今日は鑿2本を購入した。 状態は良く無いので 一本100円だと言う。 2本購入した。 これは錆びているがそれだけで無く 鑿が曲がっている様だ。 無理して叩いたのかこじったのだろう。 口金も膨れている。 まあ100円なら余り文句も言えない。 持ち帰り まず鑿の穂を外して柄の口金の部分も金床の上で叩いて膨らみを修整する。 中子の部分の錆を落として 鑿の曲りを叩いて修正した。 これでもう一度戻すのだが やはりゆるくなっている。 そこで中子を挿入する柄の部分に 少しパテを塗ってから鑿の穂を挿入して叩き込んだ。 出来たら柄は作り直した方が良いだろうが 面倒なので今回は簡易修理だ。 更に桂が踊る状態なので抜いてやすりで 内側を擦り落としてから 再度はめ込んだ。 後は研ぎ直して修理完了となる。 今回はまだ十分研いで無い。 まあ一応使えそうだ。 村国の鑿は他にも持っている。 余り刃が厚く無いので 無理な使い方は駄目だろう。 5分は余り使う機会は無いかも知れない。