大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

ジーニー・ジョンストン号

2019-06-08 17:34:57 | Weblog
ホテルの前のリフィ川にこの帆船が係留されていて、飢餓博物館になっている様だ。南岸側から船を見て写真に納めた。 1800年代の中頃発生した大飢饉で100万人の死者を出し、100万人以上が海外に移住したと言う。この船は16度の航海で2500人を米国に運んだと言う記念として、ここに復元された物だそうだ。 歴史上の事実を長く忘れず正しく伝えると言うのが、この国の信念なのだろう。 

この飢饉でイギリスは救済が上手く出来なかった様だが、それは宗教上の対立も有っての事だろう。 彼等の施しは嫌うと言う頑固な心情や裏切りや病気の発生も有ったのだろう。 船の中はガイド付きツアーで見られる様だが、説明してくれても、多分早口な英語で半分も理解できないので、止めて置いた。

この時の移民で先祖がアメリカに渡った人達の中には 米国大統領になった人も居る。ダブリンでは 英語 フランス語 スペイン語 ドイツ語が入り混じる。 単に観光で来る人も居るが 何らかの関係ある人も多い筈だ。 皆自分のルーツを大切にして居る。 欧州は混血は進んでいるが、それでも自分の出自を大切にしてこの国にやって来るのでは無いだろうか。 
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ダブリン市内の移動手段

2019-06-08 17:19:53 | Weblog
ダブリン市内の移動にはルアスと言う路面電車を使った。 共通の交通カードを購入すると便利だとは思うが それ程利用する機会は無いと思い、毎回乗る毎に切符を購入した。
頻繁に利用ずるゾーン1内では 確か€2.2だったと思う。 この券売機でスタンダードチケットを押して 乗るゾーンを選べばよい筈だ。 カードを挿入してPINコードを入れて買うと切符とレシートが出る仕組みだ。ガイドブックに載って無い路線が新設されていて結構便利。 バスは路線図が頭に入って無いので避けて、降りたら後は歩きで十分だった。
この路面電車の仕組みは良く判らないが、どうも750V直流を動力とする様だ。 道の狭い街では良い乗り物だと思う。 
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大飢饉のモニュメント

2019-06-08 16:09:23 | Weblog
ダブリンで宿泊したホテルの前の道を横切ると、そこはリフィ川の北岸になる。 川岸は遊歩道になっている。  その道を百メートルぐらい上流に歩いて行くと、この飢饉の像が何体か有る。  この都市のど真ん中に 良くこう言う記念碑を設置した物だ。 1845年から1852年アイルランドを襲った大飢饉で100万人の餓死者と100万人の移住を余儀なくされたと言う事件は 歴史に残る事実では有ろうが、それを 包み隠さず 随分リアルな像として 都市の真中に設置した物だと感心した。

道を足早に歩く人達は皆 勤め人だろうか。 誰も立ち止まり見る人も居ない。しかしこの事実は 記憶の中には残って居る事だろう。 近くには移民博物館も有る。  こうして歴史の事実を正しく長く後世に伝えようとしているのだろう。 ダブリニアもそうだが、当時事実を本物以上に本物らしく忠実に伝えようとする姿勢が感じ取れる。 
それはなかなか迫力有るな物だが、我々には少しやり過ぎでは無いのと思わせる、感性に違いを感じさせる。
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トリニティカレッジ図書館ガイド

2019-06-08 13:30:29 | Weblog
さて朝歩いてトリニティーカレッジに行った。 風が冷たい日だった。 事前に9時からで予約して有った。 だから並ばずに中に入れた。 はさすが観光客も多いのだろう日本語のガイドも置いて有った。 ケルズの書 闇を照らす灯り と書いて有る。 生き方ガイドと言う事だろうか。

このケルズの書はたいした物だ。 さすがに良いお宝を持っている。 これで世界中の観光客を呼べる。 それだけの価値は有るだろう。  拡大鏡で見ないと判らない位細かく書いて有る。 修道士は どう言う生き方をして居たのだろうか。 不思議だな。

有名なパンガー・バーンの一節をここに書いて見ようか。 訳は色々有るがこれは解説書。

  私と白猫パンガー・バーン
  どちらも自分の仕事を持つ
  猫はネズミを、そして私は
  夜通し座して言葉を追う

  人の称賛から離れ
  書物やペンと共にいることを私は好む
  パンガーは私に何らの悪意を持たず
  彼もまた、自らの技をひたすら磨く

  勇敢なるパンガー・バーンの網に
  鼠がかかる
  私の鋭い思考の網が
  言葉の意味を捕らえる ・・・・・

  (修道院にてアイルランド人修道士作)     
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旅行の目的と手段

2019-06-08 11:57:59 | Weblog
さて今回の旅行の目的だが アイルランドロマネスク様式教会遺跡の見学が目的だ。 後は良く知られた観光地巡りかな。 行きはブリティッシュ エアウエーズの羽田便を利用した。 この飛行機には少なくも3組の旅行団体が居る様だ。 ツアーの旅行客を見ると、高齢夫婦者が多い様に思うが 単身の男性客も結構いる。 まあ旅の間に、友達が出来れば楽しい旅行が出来るし、気楽で良いと思う。 女性の友達連れも多い様に思う。 彼女等 は余りマナーは良くない様だ。 座席の脇の手摺に登り天井のトランクから荷物を取ろうとしてバランスを崩して ヒックリ返り大騒ぎだ。 頭に大きなコブが出来たらしい。 その程度で済んで不幸中の幸いだ。 まあツワーコンダクターの気苦労も大変だ。 日本も老人の多くが旅行を楽しむ時代なんだなー。

こ便はJALとの共同運航便らしい。 私が何故BA便を選ぶのかと言えば、それは事前に座席を指定できるからだ。 通常24時間前にはオンラインで指定はできると聞いて居るのでそれでも良いかも知れない。 しかし多少費用が掛かっても トイレに近い通路側の席を選ぶ様にして居る。 何故ならトイレが近いからだ。 安いツアーでも良いが 座席の指定は難しい様だ。

今回は自分で計画して行く旅行で事前の調査が必須だ。 ある程度計画を頭に入れて行くと見ても 良く理解できる。  一人で行く旅行は気楽で気ままで良いが、それは若ければの話だ。 老人には多少無理が有ると思う。 トイレに行く時、荷物の見張りをしてもらったり、予約の説明を二人で聞いて ミスが無いか確認し合ったりしながら旅する事が出来るからだ。 注意力が衰えているから 忘れやすくなるし、二人でダブルチェックするぐらいでちょうど良い。 

まあ そう言う相棒がいて、人並みの健康な体が有って、更にそれ程みすぼらしくない旅ができる蓄えがある事に感謝しいる。 旅すると言う目的を持ち、健康維持に注意して、気力を養う事が、健康寿命を延ばす事に繋がると信じている。 

写真はダブリン湾から市内方向に向かう飛行機の中から撮って見た。 
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ホテルの朝食

2019-06-08 09:54:54 | Weblog
朝食は朝7時半からだ。 早目に食堂に行く。 既に何人も食べていた。 ここはビジネスの人が多い様だ。 日本人は見掛けない。 朝から甘い小型パンを3個食べた。 朝は定番の食事で良い。 これだけ食べれば十分だ。 ヨーグルト食べたいが どうも腹を下す事が有るから避けた。 今日は9時に予約して有るトリニティーカレッジに行く予定。後は近くの市内観光だ。 何となく睡眠不足で頭が重く 首筋が痛い。 少し風邪気味なので風邪薬を持ち 市内観光開始しようか。 外は風が冷たい。
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ダブリン国際空港に到着(雨)

2019-06-08 09:23:04 | Weblog
しばらく旅行に行き ブログの更新を怠っていた。 旅から戻ったので その記録を残す事にしよう。 道具と関係ない話題で申し訳無いが、私の記録として残すブログなのでご容赦願いたい。

さて今回は羽田からブリティッシュエアウエーズでヒースローまで約12時間飛び そこからリンガス航空でダブリンに入った。
リンガスは初めて乗った。 米国や欧州にかなり広い空路を確保する航空会社の様だ。機材はエアバスだが 中は余り綺麗でない印象だ。 まあ移動の手段として、極事務的な感じだ。

外は生憎の雨模様だ。 時間は現地時間で7時頃だが まだ十分明るい。 雨なのでバスでダブリン市街には行かず タクシーを利用してホテルまで行った。 タクシーの運転手が楽しい曲を聴いていた。 それ何と聞くと、スペインの曲だと言っていた。 もう少し詳しく聞けば良かった。 雨で寒く気温は7度位だろうか。 ホテルは米国資本系列だろうが大きなベッドが一つの良い部屋だ。 ダブリン市街の真中を流れるリフィ川沿いの大きなホテルだ。 

ここまで来るのに17時間くらい掛っただろうか。 少し疲れた。 すぐに休みたいがそれ程眠くも無い。 食事してから寝る事にしよう。  
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