これは名倉砥石か？

この所　骨董市は暫くご無沙汰していた。　今日は天気も悪く雨が降りそうな　怪しい天気だが久し振りに富岡八幡骨董市に行った。　市の会場に到着すると　小雨模様だ。　業者は品物にビニールを掛けたり、箱に仕舞って帰り支度する人も居る。　今日は業者の数も少ない。　　今日は駄目かなと思いながら見回っていると、運良く雨は止んだ様だ。　そこで水屋の近くで店を出す業者の箱の中から　この砥石らしき物を引っ張り出した。上の小さい物は　３５ミリ角程度で　普通の砥石の欠片の様だ。　もう一つは何となく白名倉に見えるがはたしてそうかどうか不明。　　５５ミリ×３０ミリ程度かな。　

いずれも角は面取りして有る。　ある程度使われた物の様だ。　この類は　床屋から良く出て来ると業者は言っていた。　使えるかどうかわからないので　高ければ買わないが　２個で５００円なので買って来た。　これで自分の使う人造の仕上げ砥石にこすりつけて試して見ようと思っている。　上手く使えれば儲けものだし、使えなくても　がっかりする程の金額では無い。　

骨董市の砥石は　試して見る事が出来ないので、かなり経験が無いと高価な物は買えないが上手く当たれば　良い物が手に入りそうな気がする。　もっともそう思い買うのだが　良い物に当たった試しが無い。　　出来ればしかるべき道具屋で吟味して買うのが　本筋だろうと思う。　今回はどうだろうか？

先日　早速使って見ました。　名倉としては余り感心しない様です。　まあ右の上の小さい四角の物の方が良いかも知れない。　もう少し使って見ましょう。　小さいので摘まみにくい様なので何か取っ手を付けると使い易いかも知れない。（2019-6-26）