聖 トーラのハイクロス

このハイクロスは牧草地の中です。　クロスの周りには羊が群れをなして　草を食べて居ます。　何となく近付けない雰囲気で　こちらを見て警戒してますね。　今日は雨で靴がずぶ濡れだが　牧草の中をクロスに向うと　羊は後退して　離れて行きます。　近付いて記念の写真を撮ります。　　カメラの電池残量が少ない。　アラームが出るが何とか撮れた。

ここに来るなら　ゴート（Ｇｏｒｔ）と言う街が有るから　そこからの方が良いかも知れない。　多分タクシーも捕まえやすいでしょう。　貴重な体験だったが　運も良かったので何とか遺跡を見られて大変満足した。　アイルランドは聖者の島と言われた様です。教会はかなり裕福で栄えた様だが、それがバイキングに狙われる原因にもなったのでは無いかな。

ダイサート 教会入口のアーチ飾り

この教会は聖トーラにより建てられた物の様です。　既に破壊されて居ます。　入口のアーチが有名なロマネスク様式のアーチになって居ます。　ここに人面が装飾されて居ます。
これはなかなか良い状態で残って居るようです。　こう言うの好きな人が見れば喜ぶでしょう。　私もここに来るとは思わなかったので　嬉しいです。　記念に写真を残します。
あーもうカメラの電池が切れそうです。


教会の外にはハイクロスが有りました。　それは緑の牧草の中です。　そっちに行って見ましょう。

ダイサート・オディア城

やっと城に着きました。　城の前は広場で駐車場です。　車が2台から3台止まってます。ここまで来る日本人はまず居ないでしょう。　　　この城に入り受付で　一人€５払って　ガイドをもらいます。　　晴れて居たらフットパスで歩き回るに良い所の様です。

今日は雨なので　ぬかるむ所は歩けないので車で主要な所を廻ります。　この城のらせん階段を登り内部を見学しました。　屋上に出て外を見回します。　緑の大地が有るばかりです。　遺跡まで歩いて１０分以上掛かる様です。　天気の良い時に来たかったな。

この城は１４７０年から９０年に作られた。　しかし１６９１年にクロンウエル軍に寄り、その一部を破壊されたが１９８０年に再建されたと書いて有る様です。
ウイスコンシン州に住む　ジョン・オディアがこの城を買い取って再建したと説明が書いて有りました。　恐らくこの方はオディア家の末裔なのでしょう。　　古くてもう役に立たない城を再建するのは　特別の思いが有ったのだろうと思います。

　英国から来た奴らに破壊されたのでしょう。　　やはりアイルランドの人は英国を恨んでいるでしょう。　３００年経ってもその本質は変わらないと思います。　その想いを忘れず長く後世に伝えると言う事でしょうか。

道路標識を確認

さてクルシーンの街でタクシーが来るのを待ちながら、自分の居る位置を確認しました。
ルート４５８　ＧＯＲＴ　１６ｋｍ　　ルート４５８　ＥＮＮＩＳ　１３ｋｍ
ＴＵＬＬＡ　１８ｋｍ　と有る様です。　　ゴートは此処まで来る時に止まったバス停の
名前です。　　ここクルシーンよりは大きな街でした。　　エニスはガイドにも載っている大きな街の様です。　　ただテゥーラと言うのは何処なのか判りませんでした。　雨が降る中　心細くタクシーを待ってい居る所です。　　まったく知らない所ですが、そんなに違和感は無いです。　　但し人は殆ど歩いていません。　

クルシーンの街

今日はモハーの断崖ツワーに乗る予定だった。　しかし外は雨で海岸線は風も強いだろう。こんな日に行くのは止めよう。　似た景色はアラン諸島で既に見たから良いや　と言う事になった。　　そこで以前から少し調べていたダイサート・オディアの遺跡を見に行く事にした。　　しかし行き方が判らない。　ガイドブックには乗って無い。　ネットで調べてここクルシ－ンの街までバスで行き、そこからタクシーを捕まえる事にした。　

バスエーランのバスで街に付いたが　ここは田舎で何も無い。　唯一一軒あるスーパーーに入り　レジのおばちゃんに　タクシーを呼んでくれる様に頼んだ。　タクシーはなかなか来ない。　　３０分位待たされた。　やっと来て乗り込んだ。　

写真はスーパーの店先です。　近所の人が買い物に来てます。　豚肉２０ｋｇ有る袋入りを買って行く様です。　雨で人は殆ど通りませんね。　　ここからダイサート・オディアまで
レンターカーが有っても　自分ではまず行けません。　細い田舎道です。　車もやっとすれ違える感じの狭い道を行きます。　めったに出来ない体験です。　こう言うのはまず行った人で無いとわからない感慨ですね。

ドン・エンガスに来た

フェリーに乗り　イニシュモア島に来た。　　外海は結構波が高くて揺れた。　しかし相当大きな船なので大丈夫だろう。　船酔いも無かった。　到着して　予定通りマイクロバスの呼び込みに乗ってバスで島内を移動した。　運転手は　うるさい位色々説明していた。　日本人も多く来るのだろう。　日本語も少ししゃべれる様だ。　ドン・エンガスにやって来た。　　ここは半円形の古代遺跡の様だ。　要するに砦の様な物だろう。　風が強い。　外海は大西洋になるのか。　波が岸壁に当り大きな音がする。　この崖から落ちたらまず助かるまい。　それでも手摺や鎖の様な物は無い。　　自己責任と言う事になる。　今回行く予定のモハーの断崖も恐らく同じような物だろう。　ここを見れば十分な気もする。

　　

ダブリンからゴールウェイに移動

今日はゴールウェイに移動する。　当初は電車で行く予定だったが、バスの方が便利と聞いており、　シティーリンクのバスを使った。　ホテルのWifiを使い　私の持って来たタブレットから予約を入れた。　世の中便利に出来ている物だ。　しかしこのホテルの無料Wifiもセキュリティーに問題有りそうな気もする。　注意が必要だ。　それで昼すぎにはゴールウェイに到着した。　ダブリンを９時４５分に出発してゴールウェイに１２時１５分
到着した。　電車と殆ど変わらない乗車時間だ。　これで一人€１３だったかな。

高速道路は交通量が少なく全く渋滞は無かった。　２階建バスは眺めも良くて快適。更にトイレも付いて居る。こちらのバスは市内を走るバスも含めてほとんどが２階建バスの様だ。それに意外と思うのは　どのバスも乗客が多い。　私が乗ったゴールウエイ行も　満席だった。　　日本では考えられない事だ。　

道路の周辺は緑の大地が延々と続く感じだ。　所々境界を示す石積と大きな木が有る。牛や羊を時々見掛ける。　見る限り季節の関係なのか　麦も野菜も栽培している様でも無い。
アイルランドのバス便は安くて便利だと思う。　余り渋滞は無く予定が立てやすい。

クロンフォート教会前庭のお墓

クロンフォート教会の前と脇にお墓が有る。　　まだ真新しい物も有り、花が飾って在る様だ。　それ以外にも相当古いと思われる物も有る。　墓碑が欠けたり　倒れたりした物も有る。　廻りは緑の生垣に囲まれる。　　明るい日差しが差し込みここは暗いイメージが無い。　なかなか良い雰囲気の所だ。　この教会の周辺には何件か民家が有るが、それ以外は総て農地の様だ。　　平日で訪れる人も居ない。　　静かで安らかで　うららかな感じがした。　もう来る事は無いかも知れないが　また来てノンビリしたいなと思わせる場所だ。タクシーの運転手も見学していた。　　初めて来た様だ。　

クロンフォート教会の入口脇の人魚の彫刻

印象に残る物をここに紹介して見よう。　クロンフォート教会の入口ドアを入り右側だったか忘れたが、柱のこの彫刻が有った。　皆が触るのかも　何となくつやつやと黒光りしている。　これは人魚と言うのだろうか。　教会建築の装飾としてどう云う意味を持っているのか私は知らない。　でもなかなか良い物だ。　　皆に愛される物なんだろう。

アスローン城とバイキング船乗り場

アスローンの駅からタクシーを走らせて、クロンマクノイズとクロフォート教会を見て廻った。　清算すると€１６５だと言う。　チップも含めて€１８０を払った。　当初の目論見
€２００を下回るので良しとしよう。　タクシーの運転手はお金使い過ぎじゃないのと心配してくれた。

アスローン城の近くで遅い昼食を食べた。　駅に向かう途中シャノン川に掛る橋の上から川
岸の係留されるバイキング船とアスローン城を眺める。　時間の都合でアスローン城には行かず。　目的の場所は見られたし天気も上々で良かった。　これから電車でダブリンに戻る。