大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

薪挽鋸 銘 三深 キ代次

2021-05-21 10:38:06 | Weblog
この鋸も2012年12月に 町田骨董市で買った鋸の一つだろうと思う。 相当錆びた酷い状態だった。 柄の部分が曲がった手曲り鋸の形だった。  柄は腐っていたので抜いて廃棄した。 替わりは自分で作った。 鋸は全長37センチ程度だが 歯の部分は24センチ程度しか無い。 先端部7センチ程度は自分で折り取って居る。 その理由は 鋸歯が欠けているのと、 その辺りが捻じれて修正出来ない為だ。 一応目立てして有るが余り切れない。歯はバラ目の様な形だったので それに従っている。  折角整備したので 使えなくても取敢えず形にして保管して置こうと思っている。  実際 どんな用途で使った物か判らないは かなり 使い込んだ物だろう。 銘の読みも少し怪しい。 キはヒを三つ重ねた文字を使って居る。  さて古い物だろうか。  それ程古くは無いだろうと思っている。  鋸は全身錆だらけでも 錆を落とすと結構真面の物が多い様だ。  それに骨董市でも割と安い。 買っても 目立て出来ないと 使い物にはならないし それが理由で安いんだろう。 でも最近は余り見掛けない。
コメント
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