大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

目立て鑢

2021-04-11 22:47:23 | Weblog
この鑢は 調布布田天神骨董市で入手した。  100円だった。 鑢は幾つか既に持っていて 目立てに使って居る。  だがどれも骨董市で入手した物だ。 既に使い込んで有り 何となく鉄の表面を滑る様な感触の切れない物が大半だ。  ならば新品を買えば良い訳だが 何となく、安く入手した鋸の目立てに 高い鑢を買うのはばかげていると思い、何時も骨董市の 錆た汚れ鑢を買って来て使って居る。  要するに根がケチなんだろうと思う。  さて今回も 業者のガラクタ箱の中のこの鑢を手に入れた。 先端部分に欠けが有る。 まあ大勢に影響無いと判断している。  手で触ると それ程 使い込んで無いように思われる。 但し一部に錆が出て居る。 でも削り落とせば多分OKだろう。  柄は短かったので これを付け替えた。 材は梅の枝を使って居る。  少し使って見たがまあまあ使えそうだ。 鑢は消耗品だし ある程度使ったら 交換せざると得ないだろう。 予備が有っても良いだろう。だから見掛けると買う事も有る。  まだ手入れして無い鋸が有るので この鑢も十分使い道は有る。  

鋸も 不十分ながら自分で目立てのまね事でも行って見ると やはり切れる様になる。 鋸は安く入手した物が殆どで、これを目立てに出しては 安く入手した意味が無い。 だからこうして目立てしながら手鋸を使って 作業する。 究極の手道具木工になるだろうか。

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