秋も深まった感が強い。 今日も天気は良く、比較的温かくて、湿度も低くさわやかだ。 少し多摩の散歩にも出かけた。 ススキは銀ネズ色に光り、青い空に向かいそよぐ。 気持ちよい一日だった。 今年始めてゆずを収穫してみた。 府中の植木市で購入して もう15年程たった。 植えた場所が悪いらしく 日当たりが悪いので 実の付が良くない。 それでも今年は何個か収穫できる見通しだ。 木は大きく成長したが、余り実が付かないのが残念だ。 それでもこれをしぼってサワーでも作り飲んで見ようか。
この鉋は多分 東郷神社骨董市が開催されていた かなり昔 纏めて買った鉋の中に有った物だと思う。 未だそれ程使われて無い刃だと思う。 刃が随分と鋭角に研がれていて、 それをもう少し起こしたいと思うのだが、 普通に研いでいては中々直らない。 その内の面倒になり、放置していた。 最近湯沢 鉋を譲って欲しいと言う人が現れ、気にも留めて居なかった、この鉋を思い起こさせるきっかけが出来た。 そこでこの鉋刃を抜き取り 写真におさめた。 銘は 湯正と有るので 多分湯沢 秀男氏の物では無いかと 推定するが 定かでは無い。 これ以外に 長台鉋が一丁と小鉋を一丁持っている。 この鋼は硬くて研ぐのに苦労している。 ネットで調べると 東京の鍛冶屋さんらしい。 既に故人ではあるが、探せば何処かにまだ有るかも知れない。 折角なので もう少し刃を起こして研ぎ直したら 使って見ようと思う。
我家の庭のボケに実が付いた。 今年はその数も多くて、8個もなっている。 そのままほって置いたが、実が黄色く色付いて来たので 収穫して見た。 手に取ると良い匂いがする。 笊に並べて記念写真を撮った。 ボケ酒を作る人も居ると聞くが、今の所 これと言う用途も無く そのまま置いてある。 何か良い使い道は無いものか調べて見ようと思う。 熱い夏が終わり 急に秋らしくなって来た。 このまま冬になるのは寂しい気もする。 1年は何と早い事か。
鉋を譲ってくれと言う人が現れた。 今この鉋は使って無いし、使って見たが どうも私の感覚には合わない。 そのまま仕舞って置いたが、欲しいと言うなら譲っても良いと考えた。 そこで此処に有る 鋸と鉋を譲った。 また譲って欲しいと言う人が現れても困るが、道具は使う為の物だし、私が納得すれば譲る事もある。 人手に渡る前に 記念の写真を撮り 記憶に留めた。
鋸はおまけだが、知り合いの大工が私のくれた物だ。 銘は中屋金次郎と有るが、どんな人か知らない。 使える鋸なら ガンガン使って欲しいと思う。
鋸はおまけだが、知り合いの大工が私のくれた物だ。 銘は中屋金次郎と有るが、どんな人か知らない。 使える鋸なら ガンガン使って欲しいと思う。
今日 調布布田天神骨董市を覗いて見た。 残念だが私の目指す物は無かった。 まあ仕方有るまい。 腕時計を売る業者が この丸砥石を持っていた。 見ると真中の穴は径が12.7ミリと思われる。 厚味は10ミリ程度だろうか。 余り見掛けない砥石だ。 私の持っている刃物砥ぎ専用のグラインダーに使えるかも知れないと思い買って来た。 400円だった。 真中の穴は 鉛で整えて有るので、簡単に15ミリ穴径に拡大できた。 若干変形しているが、何とか使えそうだ。 後からドレッサーですって形を整えた。 鉋のベタ裏を 削って整える時に使うとぐわいが良い。 前はGC#60が付いて居たが、使い過ぎて磨り減り 使えない状態だったが、今回やっと使える状態になった。 このダイダイ色の砥石は何と言うのか後で調べて見よう。
久し振りのオーディオ・フェアに行って来た。 昔のオーディオ・フェアの様な人手も熱気も無い様に思うが、それでも熱心なファンは居る物だ。 色々見て廻ったが、買いたいと思うものは 余り無かった。 真空管アンプは結構高いし、私の小使いでは ちょっと手が出ない。 調子の良くない CDプレーヤをまず買い換えたいが、新製品が出そうなので、それが出て音を聞いてからにしよう。 現状ネットワークオーディオが出て来ており、そちらに乗り換えようか悩む所だ。 オーディオ製品の自作は趣味としては、最高に良いが、真空管もトランスも値段が高くて、1台製作には、数万円のお金を準備しなければならず、年金生活者には辛い所だ。 まあ世の流れを知り、買ったつもりで、幸せな気分になるだけでも良い。 入場券 500円を載せて見た。
初日 午前中 クラフトフェアを覗いて見た。 あいにく小雨が降っていたが、昼には降り止んで、日が出て暑くなった。 午前中は雨だったので、湿気と濡れるのを嫌い 作品を持って来ない出展者が多かった。 見廻すと 長野や岐阜 京都 静岡の人が多い様だ。 こんな東京のはずれの小さな祭りを 知っていて他県の出展が多いとはすごい。 125のブースが有り、木工 金工、硝子、陶器、皮製品 等々色々有った。 これは買いたいと言う物は少ないが、見て廻ると面白い。 聞く所では出展依頼が多くて、抽選になる程だそうだ。 秋の1日を子供と公園に来て、色々面白い物を見て廻り、飽きずに楽しめるイベントだと思う。 多摩地区の出展が少ない様だが、希望する工房が少ないのか、その種の人が居ないのか。 多摩中央公園の池の廻りの出店配置を載せてみた。
刃物専用研磨機と言う物を持っている。 以前骨董市で手に入れた。 この機械は研磨砥石が比較的ゆっくり回転するので、刃物が発熱し難く 具合が良い。 これで骨董市で買って来た ベタ裏の鉋の裏面を若干すき取って 裏押しするとまこと具合が良い。 ずいぶん使ったので 柔らかい砥石が磨耗してしまった。 色々探したが 適当な交換砥石が見付からず ついに専門の機械屋に頼んで替え部品を探してもらっている。 古い物なので 無いかも知れないが、 無ければ適当な物を上手く改造してあげようと言ってくれた。 メーカはクレノートンとなっているが、今有るんだろうか。 暫く待って見よう。
先日 木工を勉強に行く 家具製作会社の工場の作業机の引き出しを開けると この鉋が入っていた。 暫く使って無かった様だ。 台には持主の名前が掘り込んで有った。 まだ十分使えるし、このまま放置して置くのは勿体無いと思い、持ち帰って台を直して刃を研ぎ直した。 結構良い刃だった。 小鉋で使い易いサイズだと思う。 廻りの職人さんに聞いて見ると 以前在籍した、塗装の職人だと言う。 今は止めた人だと言うので 木工を教える アシスタントの先生に渡して 使ってもらう事にした。 本当は自分も欲しかったが これ以上持っても 使う機会は無いので譲った。 その方がこの鉋の為だろう。
この所 子供椅子を作っている。 家族が食卓に一堂に会して楽しく食事するのは大切な事だ。 子供が食卓で 大人と顔を会わせて、会話出来る、座面を高くした椅子だ。 この椅子は明治の建築家 西村 伊作の子供椅子を リデザインした物。 華美な装飾を避けて、極簡素に堅牢に作ったつもり。 その姿は キリリとしていて、重々しくどっしりした物としたい。 凝ったデザインで、苦労して作る様な物でなくて、簡単に 作れて、 見て存在感の有る、物が出来たら嬉しい。 これに肘掛が付く。 今製作中なので、今月中には完成させたい。 座面の張りがあるから無理かも知れないが、早く仕上げて 別の子供椅子も作りたい。